2025年の皐月賞がいよいよ開催を迎えようとしています。
今年の皐月賞も例年通り各路線からハイレベルな素質馬が参戦し、混戦漂う一戦となるでしょう。
本記事では、今年の有力馬を紹介したうえで、過去10年のデータや傾向から導き出した好走のポイント、さらには危険なデータまで解説します。
少しでも多くの人に役立つ情報をまとめましたので、皐月賞を当てたいという方はぜひ参考にしてください。
皐月賞2025の有力馬とオッズ予想

皐月賞はクラシック最初のレースということで、これまで各路線で実績を積んだ馬が多数参戦します。
今年もこれまでの重賞競走を経て賞金を加算した馬が、クラシックの舞台に踏み入れようとしていますよ。
最初に、出馬を表明している馬の中から、特に注目株になりそうな馬を、5頭紹介します。
クロワデュノール(想定オッズ2.2倍)
性齢 | 牡3 |
---|---|
父 | キタサンブラック |
母 | ライジングクロス |
母の父 | Cape Cross |
生涯成績 | 3戦3勝 |
主な重賞勝ち鞍 | ホープフルステークス(GⅠ) 2024年 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ) 2024年 |
今年の注目株は3戦3勝のクロワデュノールです。
デビュー戦は3番人気でしたが、好位から突き抜けて優勝し、続く東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)は超スロー展開で前有利でした。
前走から半年ぶりで馬体重もプラス24キロと大幅に増加させながらも、上がり最速33秒3の末脚を使って優勝しました。
前走ホープフルステークス(GⅠ)においては、中団外目に位置を付けながら脚を溜め、3コーナー辺りでペースを引き上げ、最後まで脚を伸ばして勝利しています。
このホープフルステークスは早めにペースが引きあがりましたが、早くに動いたほかの馬が総じて失速する中、1頭だけ突き抜けていたのは、ポテンシャルの高さの表れでしょう。
また、ホープフルステークスは皐月賞と全く同じ中山芝2,000mの舞台なので、同コースを勝利しているのも心強いです。
今回はぶっつけとなりますが、東京スポーツ杯2歳ステークスも休み明けで勝利していることから鉄砲も利きますし、ここでのパフォーマンスにも期待したいです。

サトノシャイニング(想定オッズ7.9倍)
性齢 | 牡3 |
---|---|
父 | キズナ |
母 | スウィーティーガール |
母の父 | Star Dabbler |
生涯成績 | 3戦2勝 |
主な重賞勝ち鞍 | きさらぎ賞(GⅢ) 2025年 |
サトノシャイニングは今年のきさらぎ賞(GⅢ)の勝ち馬です。
クロワデュノールが勝利した東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)で2着入りしたこともあって、きさらぎ賞では1番人気で出走しました。
道中は行きたがりながらも上手く折り合って中団で脚を溜め、3コーナー通過辺りで大外に回しながら、直線では1頭だけ突き抜けて2着のリンクスティップに3馬身差の圧勝だったのです。
この日のきさらぎ賞は稍重の京都で開催されましたが、上がり3ハロンタイムを個別に見てみると、「3F12秒3-2F11秒2-1F11秒6」で、タフな馬場でもスパートを決めて勝ち切りました。
皐月賞の舞台である中山芝2,000mは初めての挑戦となりますが、終いの伸びは見事でしたし、直線の短い中山でかみ合う可能性も高いです。
今年の有力株であるクロワデュノールには東京スポーツ杯2歳ステークスで敗れましたが、きさらぎ賞の内容を見る限りポテンシャルには期待できるので、リベンジできるか注目したいです。

エリキング(想定オッズ9.0倍)
性齢 | 牡3 |
---|---|
父 | キズナ |
母 | ヤングスター |
母の父 | High Chaparral |
生涯成績 | 3戦3勝 |
主な重賞勝ち鞍 | 京都2歳ステークス(GⅢ) 2024年 |
昨年の京都2歳ステークス(GⅢ)を勝利したエリキングもクロワデュノールと同じく、3戦3勝の無敗馬です。
デビューから3戦はいずれも先行競馬で結果を残しており、特に芝2,000mも2回走って2勝しています。
勝利した前走の京都2歳ステークスはスローペースで前有利の展開でした。
そして、終い3ハロンタイムが「3F11秒6-2F11秒5-1F11秒4」なので、端的にいうとスローからの上がり3F勝負です。
その中で中団の外目を付けながら促されて、残り1ハロンで一気に初めて勝利しました。
加速に時間がかかったものの、最高速度に達してからのキレは見事でしたし、力強い走りを見せています。
今回は皐月賞へぶっつけとなりますが、これまで間隔を空けて使われているので休み明けも問題ないでしょう。
ただ、この3戦はすべて10頭以下の開催だったので、間違いなく多頭数開催(18頭立て)となる今回、混戦でどこまでやれるかがポイントとなりそうです。
ファウストラーゼン(想定オッズ12.4倍)
性齢 | 牡3 |
---|---|
父 | モズアスコット |
母 | ペイシャフェリス |
母の父 | スペシャルウィーク |
生涯成績 | 4戦2勝 |
主な重賞勝ち鞍 | 弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ) 2025年 |
今年の弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)でまくりから突き抜けたのがファウストラーゼンです。
昨年のホープフルステークス(GⅠ)は17番人気の低評価で、しかも後ろからの競馬となりました。
しかし前半1,000m通過タイム61秒4のスローを見抜いた杉原誠人騎手が早めにまくり、そのまま粘って3着入りしました。
前走弥生賞ディープインパクト記念は平均ペースでしたが、ここでもまくりを決めて一気にペースが速くなります。
上がり3ハロン37秒2が示しているように、消耗戦で苦しくなってもおかしくない中、最後まで粘り切って優勝しました。
弥生賞ディープインパクト記念はタフな舞台でしたが、その中でロングスプリントを決め、他馬を蓋するように前に付けながら押し切っており、人馬ともに非常に強い競馬を見せています。
また、好走したホープフルステークスと弥生賞ディープインパクト記念はどちらも皐月賞と同じ中山芝2,000mなので、コース適性も証明することができました。
クラシックの舞台で、3度目のまくりが成功するのか、注目したいです。
ピコチャンブラック(想定オッズ14.0倍)
性齢 | 牡3 |
---|---|
父 | キタサンブラック |
母 | トランプクイーン |
母の父 | ネオユニヴァース |
生涯成績 | 4戦2勝 |
主な重賞勝ち鞍 | スプリングステークス(GⅡ) 2025年 |
キタサンブラック産駒であるピコチャンブラックは今年のスプリングステークス(GⅡ)の勝ち馬です。
可愛らしいネーミングに反して、新馬戦から力のある競馬を見せていたこともあり、昨年のホープフルステークス(GⅠ)では3番人気に支持されていました。
にもかかわらず、仕掛けるタイミングが遅れてスピードに乗ることができず、13着に沈んでしまいました。
前走のスプリングステークスは雨の重馬場条件下の中、好スタートを切って3番手の位置を確保します。
向こう正面で他馬がペースを引き上げると同時にピコチャンブラックもペースを引き上げ、その後も勢いを落とすことなくゴールまで突き抜けました。
ホープフルステークスの時とは違って、要所で動くことができましたし、一度スピードに乗ってしまえばあとは持ち前のポテンシャルをフルに発揮して力強い競馬で勝利しています。
この勝利により、父キタサンブラック、祖母ブラックタイドと並んで、親子3代スプリングステークス制覇を成し遂げました。
皐月賞は現段階でトップクラスの馬が集結しますが、出し切れればピコチャンブラックも太刀打ちできるだけの力を秘めているので、仕掛けどころに集中して競馬を行ってもらいたいです。

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皐月賞2025の出走馬・騎手情報

皐月賞2025を予想するにあたり、出走馬と騎手情報も、知っておきましょう。
出走予定馬 | 想定騎手 |
---|---|
アスクシュタイン | 未定 |
アロヒアリイ | 横山和生 |
エリキング | 未定 |
カラマティアノス | 未定 |
キングスコール | 未定 |
クロワデュノール | 北村友一 |
サトノシャイニング | 西村淳也 |
ジュタ | 未定 |
ジョバンニ | 松山弘平 |
ジーティーアダマン | 未定 |
ドラゴンブースト | 丹内祐次 |
ニシノエージェント | 津村明秀 |
ピコチャンブラック | 未定 |
ファウストラーゼン | 杉原誠人 |
フクノブルーレイク | 松岡正海 |
マジックサンズ | 佐々木大輔 |
マスカレードボール | 未定 |
ミュージアムマイル | 未定 |
ローランドバローズ | 未定 |
皐月賞2025の開催情報

皐月賞2025の開催情報は、以下の通りです。
開催日 | 4月20日(日) |
---|---|
開催時間 | 15時40分 |
開催レース | 11レース |
開催場所 | 中山競馬場 |
格付け | GⅠ |
出走条件 | 3歳牡・牝 |
負担重量 | 定量(牡馬57kg・牝馬55kg) |
1着賞金 | 2億円 |
皐月賞2025の概要
皐月賞は、毎年4月に中山競馬場の芝2,000mで開催されるクラシックレースです。
日本のクラシックレースは「皐月賞・日本ダービー・菊花賞・桜花賞・オークス」の5競走がありますが、このうち牡馬が出走できるのは皐月賞と日本ダービー、そして菊花賞です。
3歳牡馬クラシック三冠の初戦に位置付けられているレースで、これまで各重賞で実績を重ねた馬が集結します。
なお、皐月賞は昔から「最も速い馬が勝つ」と言われていますが、舞台となる中山芝2,000mはスタンド前の急な上り坂を2度駆け上がるため、スピードだけではなく、スタミナやパワーも問われやすいです。
多彩な能力が求められる舞台となっているため、4月の段階でどこまで仕上がりつつあるかが重要です。
なお、皐月賞で結果を残した馬はクラシック2戦目にあたる日本ダービーでも有力紙される傾向があるため、未来のスターホースを選定する上でも重要なレースといえるでしょう。
全ての競馬関係者のみならず、競馬ファンにとっても重要なレースなのです。
S皐月賞2025のコース「中山芝2,000m」の特徴
中山芝2,000mは皐月賞だけではなく、ホープフルステークス(GⅠ)や弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)、京成杯(GⅢ)など、2~3歳馬限定競走の舞台で使用されるコースです。
スタート地点は4コーナーの出口付近で、最初の1コーナーまでは、約405mと長いです。
中山競馬場は小回りコースなので、先行争いが激しくなりそうですが、直線にある上り坂を駆け上がる構造上、そこまでペースは速くなりません。
スタンド前直線半ばから2コーナー入り口まで急な上り傾斜を駆け上がり、そこから向こう正面半ばまで一気に下り傾斜となるため、折り合いが難しいです。
残り3ハロンの標識は3コーナーに存在し、最後の直線は約310mです。
直線上にある急坂を再び駆け上がり、各馬はゴールを目指します。

中山芝2,000mは小回りで高低差が大きなコースなので、非常に癖が強いです。
そのため、どれだけ実力があったとしても、適性がなければ崩れてしまう傾向も珍しくありません。
直線上の急坂を2度駆け上がるため、スピードだけではなく、中~長距離実績やスタミナ、パワーが求められます。
皐月賞過去10年の結果と配当

過去10年間のレース結果と配当は、以下の通りです。
年度 | 馬番 | 着順 | 馬名 | 人気 |
---|---|---|---|---|
2024 良 | 13 | 1 | ジャスティンミラノ | 2 |
12 | 2 | コスモキュランダ | 7 | |
8 | 3 | ジャンタルマンタル | 3 | |
2023 重 | 1 | 1 | ソールオリエンス | 2 |
14 | 2 | タスティエーラ | 5 | |
7 | 3 | ファントムシーフ | 1 | |
2022 良 | 14 | 1 | ジオグリフ | 5 |
18 | 2 | イクイノックス | 3 | |
12 | 3 | ドウデュース | 1 | |
2021 稍重 | 7 | 1 | エフフォーリア | 2 |
13 | 2 | タイトルホルダー | 8 | |
3 | 3 | ステラヴェローチェ | 6 | |
2020 稍重 | 1 | 1 | コントレイル | 1 |
7 | 2 | サリオス | 3 | |
16 | 3 | ガロアクリーク | 8 | |
2019 良 | 12 | 1 | サートゥルナーリア | 1 |
7 | 2 | ヴェロックス | 4 | |
4 | 3 | ダノンキングリー | 3 | |
2018 稍重 | 7 | 1 | エポカドーロ | 7 |
14 | 2 | サンリヴァル | 9 | |
10 | 3 | ジェネラーレウーノ | 8 | |
2017 良 | 11 | 1 | アルアイン | 9 |
7 | 2 | ペルシアンナイト | 4 | |
10 | 3 | ダンビュライト | 12 | |
2016 良 | 18 | 1 | ディーマジェスティ | 8 |
3 | 2 | マカヒキ | 3 | |
11 | 3 | サトノダイヤモンド | 1 | |
2015 良 | 2 | 1 | ドゥラメンテ | 3 |
5 | 2 | リアルスティール | 2 | |
7 | 3 | キタサンブラック | 4 |
皐月賞2025 過去10年の勝ち馬
年度 | 勝ち馬 | 全成績 | 主な重賞実績 | 騎手 | タイム |
---|---|---|---|---|---|
2024 | ジャスティンミラノ | 2-0-0-0 | 共同通信杯(GⅢ) | 戸崎圭太 | 1:57.1 |
2023 | ソールオリエンス | 2-0-0-0 | 京成杯(GⅢ) | 横山武史 | 2:00.6 |
2022 | ジオグリフ | 2-1-0-1 | 札幌2歳S(GⅢ) | 福永祐一 | 1:59.7 |
2021 | エフフォーリア | 3-0-0-0 | 共同通信杯(GⅢ) | 横山武史 | 2:00.6 |
2020 | コントレイル | 3-0-0-0 | ホープフルS(GⅠ) | 福永祐一 | 2:00.7 |
2019 | サートゥルナーリア | 3-0-0-0 | ホープフルS(GⅠ) | C.ルメール | 1:58.1 |
2018 | エポカドーロ | 2-1-1-0 | スプリングS(GⅡ)/2着 | 戸崎圭太 | 2:00.8 |
2017 | アルアイン | 3-0-0-1 | 毎日杯(GⅢ) | 松山弘平 | 1:57.8 |
2016 | ディーマジェスティ | 2-2-0-0 | 共同通信杯(GⅢ) | 蛯名正義 | 1:57.9 |
2015 | ドゥラメンテ | 2-2-0-0 | 共同通信杯(GⅢ)/2着 | M.デムーロ | 1:58.2 |
皐月賞2025 過去10年の配当
年度 | 単勝 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 |
---|---|---|---|---|---|
2024 | 480 | 3,550 | 5,570 | 5,940 | 29,240 |
2023 | 520 | 3,510 | 5,520 | 3,770 | 24,780 |
2022 | 910 | 3,570 | 7,540 | 4,190 | 32,840 |
2021 | 370 | 4,300 | 5,510 | 20,000 | 82,320 |
2020 | 270 | 660 | 1,120 | 9,150 | 26,310 |
2019 | 170 | 950 | 1,140 | 1,480 | 4,390 |
2018 | 1,450 | 12,880 | 23,570 | 53,410 | 372,080 |
2017 | 2,240 | 8,710 | 20,720 | 176,030 | 1,064,360 |
2016 | 3,090 | 6,220 | 17,680 | 6,000 | 70,390 |
2015 | 460 | 790 | 1,530 | 3,110 | 12,360 |

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皐月賞過去10年のデータと傾向

皐月賞は古くから開催されているレースなので、過去の蓄積データも豊富です。
2015年から2024年の過去10開催の皐月賞のデータから、傾向をまとめました。
皐月賞2025の脚質別成績
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 0-1-0-12/13 | 0.0% | 7.7% | 7.7% |
先行 | 4-5-4-24/37 | 10.8% | 24.3% | 35.1% |
差し | 5-3-5-58/71 | 7.0% | 11.3% | 18.3% |
追込 | 1-1-1-47/50 | 2.0% | 4.0% | 6.0% |
まくり | 0-0-0-1/1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
もっとも好走率が高いのは先行馬で、次いで差し馬の活躍が目立っています。
逃げ馬はこれまで13頭が出走しましたが、馬券に絡んだのはのちの菊花賞馬であるタイトルホルダーのみでした。
追込も複勝率は6%しかないため、基本的には、先行馬と差し馬中心となりそうです。
皐月賞2025の人気別成績
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2-0-3-5/10 | 20.0% | 20.0% | 50.0% |
2番人気 | 3-1-0-6/10 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
3番人気 | 1-3-2-4/10 | 10.0% | 40.0% | 60.0% |
4~6番人気 | 1-3-2-24/30 | 3.3% | 13.3% | 20.0% |
7~9番人気 | 3-3-2-22/30 | 10.0% | 20.0% | 26.7% |
10番人気以下 | 0-0-1-81/82 | 0.0% | 0.0% | 1.2% |
馬券に絡んだ30頭のうちの15頭が1~3番人気なので上位人気馬優勢ですが、4~6番人気や7~9番人気の馬もたびたび馬券に絡んでいるため、穴馬にも警戒したいです。
ただし、10番人気以下で馬券に絡んだのは2017年のダンビュライトだけなので、あまりにも人気を落としている馬は、度外視してしまっても良いかもしれません。
皐月賞2025の枠番別成績
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 2-0-0-17/19 | 10.5% | 10.5% | 10.5% |
2枠 | 1-1-2-16/20 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
3枠 | 0-1-0-19/20 | 0.0% | 5.0% | 5.0% |
4枠 | 2-3-3-12/20 | 10.0% | 25.0% | 40.0% |
5枠 | 0-0-2-18/20 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
6枠 | 2-1-2-15/20 | 10.0% | 15.0% | 25.0% |
7枠 | 2-3-0-22/27 | 7.4% | 18.5% | 18.5% |
8枠 | 1-1-1-23/26 | 3.8% | 7.7% | 11.5% |
4枠だけとびぬけて複勝率が高いです。
それ以外のは内枠も外枠も好走しており、大きな差はありませんでした。
4枠に入った馬は当たりと見て良いでしょう。
皐月賞2025の血統別成績
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 3-2-2-21/28 | 10.7% | 17.9% | 25.0% |
キタサンブラック | 1-1-0-0/2 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
ロードカナロア | 1-0-0-6/7 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
キングカメハメハ | 1-0-0-7/8 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
キズナ | 1-0-0-5/6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
エピファネイア | 1-0-0-4/5 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
オルフェーヴル | 1-0-0-3/4 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
ドレフォン | 1-0-0-2/3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
ハーツクライ | 0-1-1-14/16 | 0.0% | 6.3% | 12.5% |
ハービンジャー | 0-1-1-6/8 | 0.0% | 12.5% | 25.0% |
配当妙味が最も高い種牡馬は、キタサンブラック産駒です。
これまで2頭が出走し、連対率100%の安定感がありました。今年の出走予定馬の中ではクロワデュノールやピコチャンブラックが該当しています。
それ以外の産駒の中ではオルフェーヴル産駒やドレフォン産駒といったパワータイプの活躍も見られました。
皐月賞2025のステップ別成績
ステップ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
共同通信杯 | 5-0-4-12/21 | 23.8% | 23.8% | 42.9% |
ホープフルS | 2-0-0-3/5 | 40.0% | 40.0% | 40.0% |
スプリングS | 1-1-2-32/36 | 2.8% | 5.6% | 11.1% |
京成杯 | 1-0-1-5/7 | 14.3% | 14.3% | 28.6% |
毎日杯 | 1-0-0-6/7 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
弥生賞DI記念 | 0-5-2-32/39 | 0.0% | 12.8% | 17.9% |
若葉S | 0-1-0-9/10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
朝日杯FS | 0-1-0-2/3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
東スポ杯2歳S | 0-1-0-0/1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
アーリントンC | 0-1-0-0/1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
最も優勢だったのは前走が共同通信杯の馬でした。
共同通信杯組は過去10年で5頭の勝ち馬が出ており、非常に優秀です。今年の出走予定馬でみると、マスカレードボールやカラマティアノスが該当します。
また、ホープフルステークスからぶっつけで挑んだ馬も2頭の勝ち馬が出ていました。有力候補のクロワデュノールが該当しています。
皐月賞2025を予想する際に重視すべきポイント

皐月賞を的中する上で大切なのは、過去の傾向や好走条件を理解することです。
ここからは、過去10年の皐月賞の結果から、予想で役立つポイントを7つ紹介します。
重賞馬が中心
過去10年の皐月賞で馬券に絡んだ25頭がこれまでに重賞レースを勝利していました。
特に2020年以降の5開催で馬券に絡んだ15頭はすべて重賞馬です。
皐月賞は世代最初の頂上決戦ということで、実績のある馬が多数参戦しますが、その中でもこれまでに重賞の舞台で強い相手に勝利した馬が優勢傾向にありました。
皐月賞では、重賞馬を評価したいです。
鞍上にクラシック勝利経験がある
年度 | 勝ち馬 | 騎手 | 過去のクラシック勝利実績 |
---|---|---|---|
2024 | ジャスティンミラノ | 戸崎圭太 | 皐月賞2018 |
2023 | ソールオリエンス | 横山武史 | 皐月賞2023 |
2022 | ジオグリフ | 福永祐一 | 日本ダービー2018 |
2021 | エフフォーリア | 横山武史 | なし |
2020 | コントレイル | 福永祐一 | 菊花賞2013 |
2019 | サートゥルナーリア | C.ルメール | 日本ダービー2017 |
2018 | エポカドーロ | 戸崎圭太 | なし |
2017 | アルアイン | 松山弘平 | なし |
2016 | ディーマジェスティ | 蛯名正義 | 菊花賞2001 |
2015 | ドゥラメンテ | M.デムーロ | 日本ダービー2003 |
過去10年の皐月賞の勝利騎手7名が、これまでにクラシックレース(皐月賞・日本ダービー・菊花賞・桜花賞・オークス)を勝利していました。
皐月賞を勝利するには鞍上のクラシック実績が問われやすいです。
なお、2023年の横山武史騎手と2024年の戸崎圭太騎手は過去10年内の皐月賞で初めてのクラシックタイトルを手にしています。
前走2着以内に入線している馬
前走着順 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1~2着 | 10-9-8-85/112 | 8.9% | 17.0% | 24.1% |
3着以下 | 0-1-2-57 | 0.0% | 1.7% | 5.0% |
過去10年の皐月賞で馬券に絡んだ27頭が前走レースで1~2着に入線していました。
前走3着以下だった馬は、これまで60頭が出走していましたが、勝利はなく、2着までとなっています。
前走3着馬は複勝率も5%しかないので好走は厳しいものがありました。
皐月賞は抜けた馬が不在になりがちなので予想が難しいですが、予想で悩んだときは前走着順を参考にしてみるのも良いかもしれません。
キャリア2~5戦馬
キャリア | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
2戦 | 2-1-0-8/11 | 18.2% | 27.3% | 27.3% |
3戦 | 3-4-3-21/31 | 9.7% | 22.6% | 32.3% |
4戦 | 4-2-6-42/54 | 7.4% | 11.1% | 22.2% |
5戦 | 1-2-1-28/32 | 3.1% | 9.4% | 12.5% |
6戦以上 | 0-1-0-41/42 | 0.0% | 2.4% | 2.4% |
過去10年の皐月賞で馬券に絡んだ29頭がキャリア2~5戦の馬でした。
キャリア6戦以上の馬はこれまで42頭が出走しましたが、馬券に絡んだ馬は1頭しかいません。
この時期の3歳馬は、少ない戦績で重賞を制覇した馬もおれば、キャリアを重ねて収得賞金を積み重ねた馬もいます。
しかしながら、少ないキャリアで実績を残した馬のほうが圧倒的に結果を残していたので、あまりにもレース数が多い馬は評価を下げても良いでしょう。
前走重賞レースで1番人気に支持された馬
過去10年の皐月賞の好走馬を見てみると、前走重賞レースで1番人気に支持された馬の活躍が目立ちました。
また、前走重賞で1番人気であれば、皐月賞で人気を落としていても好走事例が目立っています。
例えば、2017年に2着入線したペルシアンナイト(4番人気)や2018年のジェネラーレウーノ(8番人気)、2020年のガロアクリーク(8番人気)が該当していました。
穴馬を予想する際は前走レースのグレードと人気にも注目してみると良いでしょう。
弥生賞ディープインパクト記念出走の上位人気馬
年度 | 馬名 | 前走着順 | 皐月賞の人気 | 皐月賞の着順 |
---|---|---|---|---|
2022 | ドウデュース | 2 | 1 | 3 |
2020 | サトノフラッグ | 1 | 2 | 5 |
2018 | ワグネリアン | 2 | 1 | 7 |
2016 | リオンディーズ | 2 | 2 | 5 |
2016 | マカヒキ | 1 | 3 | 2 |
2015 | サトノクラウン | 1 | 1 | 6 |
過去10年の皐月賞で前走弥生賞ディープインパクト記念に出走し、1~3番人気に支持された馬は8頭いましたが、成績は【0-1-1-6】でした。
馬券に絡んだ2頭はのちのダービー馬である2016年のマカヒキと2022年のドウデュースでしたが、皐月賞では人気以上に着順を落としています。
それ以外の馬を見ても、弥生賞ディープインパクト記念で結果を残し、皐月賞で人気を集めたサトノクラウンやワグネリアンはそろって皐月賞で崩れていました。
前走が、弥生賞ディープインパクト記念の馬で人気を集めるようでしたら、疑ったほうが良いかもしれないです。
きさらぎ賞出走馬
過去10年の皐月賞で前走がきさらぎ賞だった馬はこれまでに8頭が出走していましたが、馬券に絡んだのは2016年のサトノダイヤモンドだけでした。
全体の数が少ないものの、ほとんどの馬が馬券外に沈んでいることから、きさらぎ賞組は皐月賞と相性が悪いです。
今年は有力視されているサトノシャイニングがきさらぎ賞から直行しますが、サトノダイヤモンドのように善戦できるか、注目したいです。
皐月賞2025の予想に使える動画【芸能人あり】

皐月賞の予想を行う上で、過去データだけではなく、YouTubeで活躍している芸能人や元騎手の予想動画も意外と参考になります。
競馬好きの著名人の予想は意外と参考になるものが多いですよ。
ここからは、競馬YouTuberの中から特に知名度の高い人を3名紹介します。
粗品
お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんは、競馬好き芸人として知られています。
これまで、自身のYouTubeチャンネルでは重賞レースを中心に、真剣かつ独特な切り口で予想を展開していました。
ただし、粗品さんが本命にした馬はことごとく馬券外に沈むため、巷では「粗品の呪い」と呼ばれるようになりました。
造語ができるほどなので、なかなか馬券的中はありませんが、本命馬が着外に沈むことから、粗品さんが本命にした馬を切ることができる逆神として知名度を上げています。
アンカツ
元騎手の安藤勝己さん、通称アンカツさんは、引退後も競馬界で高い注目を集めています。
自身のYouTubeやXでは、現役時代の豊富な経験をもとに鋭い視点でレースを分析しており、GⅠレースを中心に展開の読みや馬場状態の影響など、プロならではの予想が魅力です。
皐月賞に限らず、どのレースでも「なるほど」と思わせる解説が多く、初心者にも理解しやすいと好評ですよ。
なお、アンカツさんの予想は自身のYouTubeチャンネルだけではなく、大手競馬情報サイトの「競馬ラボ」でも公開しているのでぜひ参考にしてみてください。
細江純子
JRAの初代女性騎手であり、現在は競馬評論家としても活動している細江純子さんは、テレビやYouTubeなどでレース展望をわかりやすく解説しています。
特に注目馬の調教やパドックの見方など、一般の予想家とは違う元騎手ならではの予想が見どころです。
過去には桜花賞や天皇賞などのG1予想も行っており、皐月賞に関する見解が投稿される可能性も高いです。
細江さんの解説は初心者にも分かりやすく、競馬をより深く楽しみたい方におすすめですよ。
なお、細江さんは自身のYouTubeチャンネルを持っていません。フジテレビ系列で日曜日の15時から放送する「みんなのKEIBA」のレギュラーメンバーなので、放送が見れる方はテレビで細江さんの予想をチェックしてみてください。
【皐月賞予想2025】馬の達人が推奨する馬はクロワデュノール

今回は皐月賞2025について解説しました。
これまでの情報を踏まえた上で、馬の達人が推奨したいのはズバリ「クロワデュノール」です!
これまで3戦3勝の無敗馬で、ホープフルステークスでも極めて高いパフォーマンスで優勝しました。
レースセンスも抜群ですし、いかにもクラシック向きの馬といえるでしょう。
北村友一騎手とのコンビで、人馬ともに初クラシック制覇を成し遂げてほしいです。

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