【競馬】三連単の最高配当ランキングTOP5!高配当を得るコツも解説【G1あり】

【競馬】三連単の最高配当ランキングTOP5!高配当を得るコツも解説【G1あり】
馬の達人編集部 この記事の監修者 馬の達人編集部

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競馬の最高配当は、いくらかご存じですか?

競馬はオッズ次第では100円が100万円以上の万馬券になります。

それどころか、レースによっては1,000万円以上の高配当になることもありました。

滅多に高配当は飛び出しませんが、

もしも手にすることができれば…

そう考えると競馬に対する意欲も増すことでしょう。

今回は、過去にどれほどの最高配当が飛び出したのか、ランキング形式でまとめました。

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目次

【三連単】中央競馬の歴代最高配当ランキングTOP5

【三連単】中央競馬の歴代最高配当ランキングTOP5

中央競馬で三連単が発売されたのは、いまから20年前の2004年です。

当時は後半の4レースのみが対象となりましたが、好評だったため2008年から全レースで発売を開始しています。

日本で三連単が発売されてからまだ20年弱しか経っておらず、意外と発売期間は短いのがお判りでしょう。

しかしながら、20年の短い歴史の中で誰もが驚くような高配当が何度も飛び出ています。

ここからは、三連単が発売された2004年から2024年8月の内、歴代最高配当TOP5をランキング形式でまとめました。

1位:2,983万2,950円(2012年8月4日 2歳新馬)

着順馬名人気
1着ミナレット14番人気
2着ヘイハチピカチャン12番人気
2着ファイヤーヒース10番人気

三連単の歴代最高配当は2012年の8月に行われた新潟の新馬戦で飛び出しました。

17頭立てで行われましたが、勝利したのは14番人気のミナレットでした。

また、2着は同着でしたがどちらも10番人気以下の馬で、上位3頭すべて穴馬だったのです。

人気馬がそろって着外に敗れたこともあり、【ミナレット⇒ヘイハチピカチャン⇒ファイアーヒース】の三連単は驚愕の2,983万円となったのです。

なお、この新馬戦は同着だったためもう一方の的中パターンもあります。

【ミナレット⇒ファイアーヒース⇒ヘイハチピカチャン】の三連単の配当は1,491万円でした。

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2位:2,792万9,360円(2015年9月21日 2歳未勝利)

着順馬名人気
1着アリオンダンス11番人気
2着ロッジポールパイン9番人気
3着シゲルナガイワシ15番人気

三連単の歴代2番目の高配当は2015年に行われた中山の2歳未勝利で飛び出しています。

このレースは15頭立てのダートコースで行われましたが、勝利したのは最後方から早めのまくりを決めたアリオンダンスでした。

上がり最速39秒9が示すように相当時計のかかる馬場にもかかわらず、長く力強い脚色が見事はまって11番人気ながら勝利しています。

そして、2着には先行で粘ったロッジポールパインが入線し、3着には最低人気のシゲルナガイワシが末脚を伸ばして馬券内に飛び込みました。

上位3頭そろって不人気馬ということで、競馬史上2番目に高い2,792万馬券が飛び出したのです。

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3位:2,294万6,150円(2017年12月3日 3歳500万下)

着順馬名人気
1着ディスカバー15番人気
2着スズカフューラー6番人気
3着メイショウナンプウ14番人気

三連単の歴代3番目の高配当は2017年の中京競馬で飛び出しました。

16頭立てのレースでしたが、勝利したのは木幡初也騎手が騎乗したディスカバーで、直線では後方にいながらも長く脚を引き出して勝利を手にしています。

2着は6番人気のスズカフューラーでしたが、3着にはこれまで穴馬だった14番人気のメイショウナンプウが飛び込みました。

14番人気馬と15番人気馬が馬券に絡んだことで、三連単で2,294万円の高配当が出たのです。

ちなみに、ディスカバーとメイショウナンプウのワイドの配当は12万9,000円ですが、この払戻は歴代のワイド馬券でもっとも高い配当でした。

しかし、2022年の12月25日に記録が更新され、2024年8月時点で2番目に高い払戻となっています。

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4位:2,180万2,320円(2017年12月9日 3歳上500万下)

着順馬名人気
1着ランニングウインド16番人気
2着アドマイヤガスト12番人気
3着グレイスニコ6番人気

三連単の歴代4番目の高配当は2017年12月9日の中山で出ました。

歴代3番目の高配当が出たわずか1週間後に、またまた超高額配当が飛び出したのです。

舞台は中山の7レース、ダート1,800mで勝利したのは後方から差し脚をフルに伸ばしたランニングウインドです。

また、2着には最後方から上がり最速の末脚を使ったアドマイヤガストが入線したことで、史上4番目の高配当となったのでした。

ちなみに、ランニングウインドとアドマイヤガストの馬連配当は44万6,550円で、これは2024年8月の時点で2番目に高い配当です。

5位:2,073万8,890円(2021年2月20日 3歳1勝クラス)

着順馬名人気
1着ハコダテブショウ11番人気
2着マイグレーション15番人気
3着ユイノチャッキー9番人気

三連単の歴代5番目の高配当は2021年の2月に出ています。

東京競馬のダート1,400mで行われた3歳1勝クラスで、ほとんどノーマークだったハコダテブショウが果敢にハナに立ってそのまま押し切り、見事勝利を手にしました。

また、ハコダテブショウの2馬身半後に入線したマイグレーションは15番人気のブービー人気馬で、3着にも9番人気のユイノチャッキーが入線し、三連単2,073万円の高配当が出ています。

逃げ候補のスズカビーチの二の足が悪くて先頭に立った2頭がそのままワンツー入線した一戦で、穴馬の単騎逃げがさく裂したレースといえるでしょう。

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競馬のG1レースにおける最高配当ランキングTOP5

競馬のG1レースにおける最高配当ランキングTOP5

これまでの三連単歴代最高配当ランキングTOP5は未勝利戦やクラス戦、新馬など、知名度の少ないレースから飛び出ていました。

三連単上位ランキングを見る限り、知名度の高いレースでは高配当は出づらいと感じるかもしれませんが、安心してください。

競馬の花形といえるG1でも高配当は何度も飛び出ていますよ。

ここからは、三連単の歴代最高配当をG1に絞ってランキング形式でまとめました。

1位:2,070万5,810円(2015年5月17日 ヴィクトリアマイル)

着順馬名人気
1着ストレイトガール5番人気
2着ケイアイエレガント12番人気
3着ミナレット18番人気

G1レースの三連単の歴代最高配当は2015年のヴィクトリアマイルで飛び出しました。

この年のヴィクトリアマイルはマイル色の強い牝馬が少なく、混戦模様となりました。

そして、波乱の立会者となったのが、3着に入線したミナレットです。

ミナレットは18番人気でしたが大外18番に入ったことで全くマークされることはなくなりました。

騎乗した江田照男騎手はテン乗りでしたが、無警戒を逆手に取った逃げを打ち、最後の直線でも粘りに粘って3着を死守したのです。

連対した2頭がそこまで人気していなかった馬ということもあって三連単2,070万円の超高額配当が飛び出したのでした。

G1レースにおける三連単2,000万越えは2024年8月の時点でこのレースしか出ていません。

余談ですが、ミナレットは新馬戦でも三連単2,792万円の高配当を叩き出し、2024年8月時点でも三連単歴代最高配当の記録保持者です。

そして、ヴィクトリアマイルで初騎乗した江田照男騎手は、これまでに手にした重賞タイトル29勝のうち、単勝二桁人気は9頭もいる穴騎手でした。

穴コンビが魅せた、名バイプレーといえるでしょう。

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2位:1,098万2,020円(2008年10月19日 秋華賞)

着順馬名人気
1着ブラックエンブレム11番人気
2着ムードインディゴ8番人気
3着プロヴィナージュ16番人気

史上2番目の高配当は2008年の秋華賞で出ました。

この年の秋華賞は桜花賞馬レジネッタやオークス馬のトールポピーが出走しましたが、なんと勝利したのは11番人気のブラックエンブレムだったのです。

ブラックエンブレムは桜花賞こそ10着でしたが、オークスは4着だったので着順だけ見たらもっと人気してもおかしくありませんでした。

ところが、秋華賞トライアルのローズステークスで15着に敗れたことで一気に人気を落としてしまいました。

全くの穴馬でしたが、最内の空いたところから岩田騎手お得意のイン突きが見事炸裂し、最後の一冠を手にしたのです。

なお、2着には8着のムードインディゴが、3着は16番人気のプロヴィナージュが入線し、1,000万円を超える大波乱となりました。

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3位:973万9,870円(2007年5月6日 NHKマイルカップ)

着順馬名人気
1着ピンクカメオ17番人気
2着ローレルゲレイロ1番人気
3着ムラマサノヨートー18番人気

史上3番目の高配当は2007年のNHKマイルカップで飛び出しました。

NHKマイルカップは各路線から有力馬が参戦し、例年混戦模様となりますが、この年も例外ではありません。

骨のある馬がそろったレースを制したのが牝馬のピンクカメオでした。

前走の桜花賞で14着に敗れたため、17番人気のブービー人気でしたが、直線一気の競馬で見事ごぼう抜きを決めて優勝しています。

2着には1番人気のローレルゲレイロが入線していますが、3着は最低人気のムラマサノヨートーが入線したことで、三連単973万円の配当が出ました。

余談ですが、4着のシベリアンバードは15番人気でした。

もしもローレルゲレイロが着外に沈んでシベリアンバードが3着に入線していたら、三連単の払戻は2,289万3,710円となり、2015年のヴィクトリアマイルの記録に勝っていたのです。

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4位:700万2,920円(2008年4月13日 桜花賞)

着順馬名人気
1着レジネッタ12番人気
2着エフティマイア15番人気
3着ソーマジック14番人気

歴代4番目の高配当は2008年の桜花賞で出ました。

この年の1番人気馬は前走クイーンカップを勝利したリトルアマポーラで、2番人気はチューリップ賞の勝ち馬トールポピーでした。

しかし、レースを制したのは12番人気のレジネッタで、後方から上がり34秒5の末脚を使って見事桜の女王となったのです。

レジネッタは前走フィリーズレビューで3着入りしたものの、目立った活躍がなかったことから人気を落としていましたが、見事優勝を果たしました。

このとき騎乗していた小牧太騎手にとっても嬉しいG1制覇となったのです。

ちなみに、この年の秋華賞では三連単1,000万円を超える超高額配当が出ています。

歴代G1高配当第2位と4位がこの年の牝馬三冠競走でした。

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5位:449万7,470円(2019年3月24日 高松宮記念)

着順馬名人気
1着ミスターメロディ3番人気
2着セイウンコウセイ12番人気
3着ショウナンアンセム17番人気

歴代5番目の高配当は2019年の高松宮記念で出ています。

勝利したミスターメロディこそ3番人気の馬でしたが、2着のセイウンコウセイはなんと12着、そしてショウナンアンセムに至っては17番人気の馬でした。

セイウンコウセイは一昨年の高松宮記念を制したG1馬にも関わらず、近走二桁着順が続いていたことで人気を落としていましたが、得意レースで渾身の走りを見せました。

3着のショウナンアンセムに至っては、前年までクラス戦の馬で重賞タイトルすら手にしていませんでしたが。差しの競馬が見事フィットして3着にもつれ込んだのです。

相手候補に二桁人気の馬が入線したことで、400万円を超える配当で決着付きました。

競馬の歴代最強ランキングも参考にしてみてください。

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競馬で最高配当を得るためのコツ2選

競馬で最高配当を得るためのコツ2選

これまで誰もが目を疑うような高配当をまとめました。

競馬は100円が100万円どころか1,000万円になります。

わずか数分のレースで人生がガラリと変わることを考えれば、一獲千金を目指したくなる気持ちも湧くでしょう。

競馬は簡単に最高配当を得られるほど甘くありませんが、それでも高配当を得たい人に向けた馬券の買い方のコツをまとめました。

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資金力を十分に用意する

大前提として、高配当を得るには資金力が必要不可欠です。

これまで紹介した高配当を見たら一目瞭然ですが、いずれもとんでもない大穴が2頭以上入線していました。

実は、競馬で穴馬が複数等絡むケースは意外と多くありません。

また、仮に穴馬が入線するとしてもどの穴馬が馬券に絡むか読みづらいのです。

そこで、穴党の人は予め多くの資金を手元に確保したうえでレースを行っています。

なぜ、資金が必要かというと、幅広い多点買いで予想し、少しでも的中率を高めたいからです。

競馬は100円から購入できますが、フルゲート18頭立てのレースにおける三連単の組み合わせは4,896通りもあり、全通り購入するとなると48万9,600円も必要です。

さすがにフルゲートの全通り買いは非現実的ですが、高配当を小数点買いで仕留めるのは至難の業なので、穴馬予想の前に資金確保に尽力を注いでください。

▼ほかにも競馬の必勝法はあります!チェックしてみましょう。

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人気馬が飛ぶ傾向を見極める

高配当が飛び出すレースはとんでもない穴馬が馬券に絡むだけではなく、人気馬が馬券外に飛ぶことも条件です。

今回三連単の最高配当ランキングで10のレースを取り上げましたが、1番人気馬が馬券に絡んだレースは2007年のNHKマイルカップにおけるローレルゲレイロのみでした。

それ以外のレースはすべて1番人気が馬券外に沈んでいます。

競馬は人気する馬が馬券に絡まなかったら途端に配当が跳ね上がります。

そのため、高配当を得るには穴馬を見つけるのはもちろんのこと、人気馬が馬券に沈む条件を探すことも大切なのです。

ちなみに、上位人気が着外に沈む条件は、いかに人気馬の不安要素が挙げられるかに尽きるでしょう。

例えば、人気している馬でも、コース適性が未知数だったり、明らかに苦手とする要素がいくつもあれば、馬券外に沈む可能性は高くなります。

過去のデータを分析しながら人気馬の不安要素を探してみてください。

▼競馬においては、4番人気を買い続けるのも良いそうですよ。

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競馬の最高配当ランキング:まとめ

競馬の最高配当ランキング:まとめ

今回は競馬の最高配当ランキングを三連単に絞ってまとめました。

平場のレースもG1競走でも1,000万円を超える配当が飛び出していましたね。

たった100円が1,000万円以上になると考えたら競馬は夢のある公営競技といえるでしょう。

高配当は簡単に手にできるものではありませんが、一獲千金を夢見て馬券を買うのも競馬の醍醐味です。

当記事の過去の事例を参考に、今後飛び出すであろう高配当をその手で掴んでみてください!

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この記事を書いた人

競馬は奥深いギャンブルであり、楽しみ方は人それぞれです。私は、競馬ファン一人ひとりの楽しみ方に寄り添い、競馬の魅力を伝える記事を執筆していきたいと思っています。

<略歴>
・地方競馬新聞記者として10年間勤務
・競馬情報サイトの編集長として5年間勤務
・フリーランスライターとして独立し、競馬関連の執筆活動を開始
・現在は、競馬情報サイトや雑誌への寄稿、競馬関連書籍の執筆などを行っている

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