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山田 健太郎 (編集長)
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競馬は、「100円で購入した馬券が1,000万円オーバーに！」「WIN5で史上最高配当！」といったような夢のある話題に事欠きません。
実際に馬券を購入している方の中にも、一攫千金を狙っている方は少なくないでしょう。
そこで気になるのは、競馬で購入できる各券種ではどれくらいの配当が狙えるのか、ということです。
本記事では、WIN5を含む全馬券の最高配当ランキングのTOP3を紹介します。
購入する馬券によって最大でどれくらいの配当が狙えるかがわかりますので、これから馬券を購入してみようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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単勝の最高配当ランキングTOP3
まずは、単勝の最高配当ランキングTOP3を紹介します。
競馬のもっとも基本的な馬券ですが、どれくらいの配当が狙えるのでしょうか。
1位：56,940円
単勝の配当ランキング1位は56,940円で、オッズにすると驚きの「569.4倍」です。
2014年4月26日に福島競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝16番人気だったリバティーホールが勝った際に、払い戻しとなった記録です。
的中させた人はホクホクだったこと間違いありません。
2位：55,870円
単勝の配当ランキング2位は55,870円で、1位の56,940円とかなり僅差です。
1995年の10月22日に阪神競馬場で行われた8頭立てのレースで、単勝8番人気だったタチバナヒメが勝った際に、樹立された記録です。
かなり昔の記録ですが、未だにTOP3に残り続けているのは驚きといえるでしょう。
3位：54,940円
単勝の配当ランキング3位は、54,940円です。
2022年2月12日に東京競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝16番人気だったヤマメが勝った際に記録されました。
2位の記録とは一転してかなり新しい記録ですが、配当が驚きの高さであることには変わりありません。
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複勝の最高配当ランキングTOP3
続いて、複勝の最高配当ランキングTOP3を紹介します。
発売されている券種の中でもっとも的中率の高い馬券ですが、どれくらいの配当が狙えるのでしょうか。
1位：18,020円
複勝の配当ランキング1位は18,020円で、3着まで的中となる複勝という馬券の特徴から考えると、かなりの高配当です。
2023年5月13日に京都競馬場で行われた11頭立てのレースで、単勝11番人気だったニホンピロパークスが2着に入った際に記録されました。
ちなみにこの馬の単勝オッズは「540.7倍」だったので、もし勝っていたら単勝の最高配当ランキング第4位になっていました。
2位：16,110円
複勝の配当ランキング2位は16,110円です。
2010年6月26日に福島競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝16番人気だったヴィヴィアンが3着に入った際に記録されました。
レースでは後方から追い上げる展開だったので、この馬の複勝を買っていた方は「何とか届いてくれ！」と必死だったことでしょう。
3位：14,390円
複勝の配当ランキング3位は14,390円です。
2012年7月28日に小倉競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝15番人気だったクリーンイメージが3着に入った際に記録されました。
単勝最下位人気でない馬でもこれだけの配当が付くわけですから、夢があります。
枠連の最高配当ランキングTOP3
枠連は、馬を指定して馬券を購入するのではなく、馬がゲートで入っている「枠」を指定して購入する馬券です。
比較的当たりやすい券種ですが、どれくらいの配当が狙えるのでしょうか。
1位：149,110円
枠連の配当ランキング1位は149,110円で、単勝や複勝のランキング1位と比べるとケタが1つ上がっています。
2023年7月9日に福島競馬場で行われた15頭立てのレースで、単勝13番人気だったボールドトップが1着、単勝10番人気だったダズリングダンスが2着に入った際に記録されました。
2位：123,410円
枠連の配当ランキング2位は、123,410円です。
1970年2月2日に小倉競馬場で行われた8頭立てのレースで飛び出した配当ですが、古い記録なので1,2着に入った馬を確認することはできませんでした。
3位：106,440円
枠連の配当ランキング3位は、106,440円です。
1997年3月29日に中山競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝9番人気だったナンヨーアマゾネスが1着、単勝15番人気だったブランドスリムが2着に入った際に記録されました。
馬連の最高配当ランキングTOP3
馬連は、1着と2着の馬をどちらも当てることで的中となる馬券です。
ここまで紹介した券種と比べると的中難易度はグッと上がりますが、どれくらいの配当が狙えるのでしょうか。
1位：502,590円
馬連の配当ランキング1位は502,590円で、枠連の配当ランキング1位と比べても金額がかなり上がっています。
2006年9月9日に中京競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝13番人気だったメイショウギリーが1着、単勝12番人気だったデンコウグリーンが2着に入った際に記録されました。
なお、このレースでは当初1番人気のホブノブが2着で入線していましたが、審議で着順が下がった結果、馬連の配当ランキング1位となるような大番狂わせになった経緯があります。
2位：446,550円
馬連の配当ランキング2位は、446,550円です。
2017年12月9日に中山競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝16番人気だったランニングウインドが1着、単勝12番人気だったアドマイヤガストが2着に入った際に記録されました。
3位：442,370円
馬連の配当ランキング3位は、442,370円です。
2018年3月18日に中京競馬場で行われた13頭立てのレースで、単勝11番人気だったカイトチャンが1着、単勝12番人気だったサウンドコラードが2着に入った際に記録されました。
馬単の最高配当ランキングTOP3
馬単は、1着と2着の馬を順番まで含めて当てることで的中となる馬券です。
順番が関わる分、馬連よりも的中難易度が高いですが、どれくらいの配当が狙えるのでしょうか。
1位：1,498,660円
馬単の配当ランキング1位は1,498,660円で、100万円の大台を突破しています。
2006年9月9日に中京競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝13番人気だったメイショウギリーが1着、単勝12番人気だったデンコウグリーンが2着に入った際に記録されました。
実は、馬単の配当ランキング1位と馬連の配当ランキング1位は、同じレースで記録されています。
2位：1,087,490円
馬単の配当ランキング2位は、1,087,490円です。
2018年3月18日に中京競馬場で行われた13頭立てのレースで、単勝11番人気だったカイトチャンが1着、単勝12番人気だったサウンドコラードが2着に入った際に記録されました。
馬単の配当ランキング2位に関しても、馬連の配当ランキング3位と同じレースで記録されています。
3位：1,025,570円
馬単の配当ランキング3位は、1,025,570円です。
2019年9月1日に小倉競馬場で行われた18頭立てのレースで、単勝17番人気だったイルマタルが1着、単勝16番人気だったディオーネプリンスが2着に入った際に記録されました。
ワイドの最高配当ランキングTOP3
ワイドは、「1着-2着」「1着-3着」「2着-3着」のいずれかの馬の組み合わせを当てることで的中となる馬券です。
2頭の組み合わせを当てる馬券の中ではもっとも的中率が高いですが、どれくらいの配当が狙えるのでしょうか。
1位：160,620円
ワイドの配当ランキング1位は160,620円で、3着まで的中対象となるワイドという馬券の特徴から考えると、かなりの高配当です。
2022年12月25日に中山競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝12番人気だったトロワシャルムが1着、単勝16番人気だったヴォーグマチネが3着に入った際に記録されました。
このとき2着だった馬も6番人気とあまり人気がなかったことも、ワイドの配当が跳ねた要因のひとつと考えられます。
2位：129,000円
ワイドの配当ランキング2位は、129,000円です。
2017年12月3日に中京競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝15番人気だったディスカバーが1着、単勝14番人気だったメイショウナンプウが3着に入った際に記録されました。
3位：124,860円
ワイドの配当ランキング3位は、124,860円です。
2017年12月9日に中山競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝16番人気だったランニングウインドが1着、単勝12番人気だったアドマイヤガストが2着に入った際に記録されました。
ワイドの配当ランキング3位は、馬連の配当ランキング2位と同じレースで記録されています。
三連複の最高配当ランキングTOP3
三連複は、1着～3着の馬をすべて当てることで的中となる馬券です。
これまで紹介してきた馬券の中ではかなり的中難易度が高いですが、どれくらいの配当が狙えるのでしょうか。
1位：6,952,600円
三連複の配当ランキング1位は6,952,600円で、的中難易度の高さも相まって、他の券種のランキング1位よりもかなり高い配当です。
2006年9月9日に中京競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝13番人気だったメイショウギリーが1着、単勝12番人気だったデンコウグリーンが2着、単勝8番人気だったシャリバンが3着に入った際に記録されました。
三連複の配当ランキング1位は、馬連・馬単の配当ランキング1位と同じレースで記録されています。
2位：5,508,830円
三連複の配当ランキング2位は、5,508,830円です。
2017年12月3日に中京競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝15番人気だったディスカバーが1着、単勝6番人気だったスズカフューラーが2着、単勝14番人気だったメイショウナンプウが3着に入った際に記録されました。
三連複の配当ランキング2位は、ワイドの配当ランキング2位と同じレースで記録されています。
3位：3,345,390円
三連複の配当ランキング2位は、3,345,390円です。
2012年4月7日に中山競馬場で行われた15頭立てのレースで、単勝11番人気だったアードバークが1着、単勝14番人気だったデルマビシャモンが2着、単勝6番人気だったサニースペシャルが3着に入った際に記録されました。
三連単の最高配当ランキングTOP3
三連単は、1着～3着の馬を順番まで含めて当てることで的中となる馬券です。
WIN5を除いた通常馬券ではもっとも的中難易度が高いですが、どれくらいの配当が狙えるのでしょうか。
1位：29,832,950円
三連単の配当ランキング1位は29,832,950円で、もっとも的中難易度が高い馬券だけあって、配当の高さも驚異的です。
2012年8月4日に新潟競馬場で行われた17頭立てのレースで、単勝14番人気だったミナレットが1着、単勝12番人気だったヘイハチピカチャンと単勝10番人気だったファイヤーヒースが同着の2着に入った際に記録されました。
同着になった際、3連単の配当は半分になるので、ヘイハチピカチャンがファイヤーヒースを少しでも追い抜いて単独の2着になっていた場合、三連単の配当は驚異の59,665,900円でした。
2位：27,929,360円
三連単の配当ランキング2位は、27,929,360円です。
2015年9月21日に中山競馬場で行われた15頭立てのレースで、単勝11番人気だったアリオンダンスが1着、単勝9番人気だったロッジポールパインが2着、単勝15番人気だったシゲルナガイワシが3着に入った際に記録されました。
3位：22,946,150円
三連単の配当ランキング3位は、22,946,150円です。
2017年12月3日に中京競馬場で行われた16頭立てのレースで、単勝15番人気だったディスカバーが1着、単勝6番人気だったスズカフューラーが2着、単勝14番人気だったメイショウナンプウが3着に入った際に記録されました。
三連単の配当ランキング3位は、三連複とワイドの配当ランキング2位と同じレースで記録されています。
WIN5の最高配当ランキングTOP3
WIN5は、指定された5つのレースの1着馬をすべて当てることで的中となる馬券です。
ほかの馬券と比べると少し特殊、かつ的中難易度がとても高い馬券ですが、どれくらいの配当が狙えるのでしょうか。
1位：554,446,060円
WIN5の配当ランキング1位は554,446,060円で、他の馬券のランキングでは届いていない「1億円」を優に超えています。
2021年3月14日に記録されており、対象となる5レースで勝利した馬の人気は順に4番人気、4番人気、10番人気、8番人気、3番人気で、的中票数は1票でした。
3つ目のレースでは、10頭立てでシンガリ人気である10番人気の馬が勝ったことも、高配当を演出した一因といえるでしょう。
2位：481,783,190円
WIN5の配当ランキング2位は481,783,190円です。
2021年1月11日に記録されており、対象となる5レースで勝利した馬の人気は順に4番人気、5番人気、14番人気、3番人気、5番人気で、的中票数は1票でした。
3位：471,809,030円
WIN5の配当ランキング2位は471,809,030円です。
2019年2月24日に記録されており、対象となる5レースで勝利した馬の人気は順に2番人気、15番人気、12番人気、11番人気、5番人気で、的中票数は1票でした。
結論：最高配当を狙うなら三連単！
高額配当を受け取れる可能性があるのは、馬券を購入することの大きなメリットのひとつです。
とくに3連単やWIN5なら、100円で購入した馬券が1,000万円や1億円以上に化ける可能性があるわけですから、まさに一攫千金というほかないでしょう。
人気馬が実力どおりに勝つ可能性が高いので、高額配当はそう簡単に出るわけではありませんが、狙わなければ当たる馬券も当たりません。
人気馬が実力を発揮できなさそうだと感じられるレースがあれば、積極的に穴狙いをして高配当を勝ち取りましょう。
個人的には、最高配当・高額配当狙いならやはり三連単が最もリスクとリターンのバランスが良いと考えています！
それではみなさん、良い競馬ライフを。
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