競馬の鞭は痛い?鞭の長さや名前・効果と回数のルールを解説【レプリカの探し方あり】

競馬の鞭は痛い?鞭の長さや名前・効果と回数のルールを解説【レプリカの探し方あり】

競馬において鞭(ムチ)の存在は欠かせません。

なぜなら、勝つために競走馬をコントロールしたり、スパートを仕掛ける際の合図に必要だからです。

しかし、実際に鞭を打たれると相当痛いですし、競走馬がかわいそう、動物虐待という意見も少なくありません。

そこで、今回は競馬における鞭の役割や痛みに関する真相についてお話します。

競馬の鞭について気になる方はぜひ最後まで当記事をご覧ください。

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目次

なぜ競馬で鞭を使用するのか?意味と効果を解説

なぜ競馬で鞭を使用するのか?意味と効果を解説

どうして競馬で鞭を使用するのか、気になった方もいるでしょう。

競馬において、鞭はどのような意味や効果があるのか大きく分けて2つ存在しているので最初に解説します。

馬にラストスパートの合図を送る意味がある

鞭には競走馬に合図を送る意味があります。

特に、レース終盤になって競走馬に全力で走ってほしいタイミングで鞭を入れると、馬にも伝わり、スパートを仕掛けてくれます。

逆にいうと、鞭がなければ馬はどこで本気を出せばいいのか分からないため、鞭は合図を送る意味で重要な役割があるのです。

馬をコントロールする効果がある

鞭には競走馬をコントロールする効果があります。

レース終盤で騎手が鞭を両手で入れ替えながら追うシーンを見たことがあるかもしれません。

実は、全ての競走馬は必ずしもまっすぐ走れるわけではなく、追えば追うほど斜行する場合があります。

そこで、騎手は鞭を競走馬の右腹もしくは左腹に入れることで、馬をまっすぐ走れるように強制しているのです。

ちなみに、右腹に鞭を入れると左方向に、左腹に鞭を入れると右後方向に向かう傾向があります。

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競馬の鞭は痛い?痛くない?かわいそうという声について

競馬の鞭は痛い?痛くない?かわいそうという声について

競馬の鞭に関する疑問の中で特に大きいのが、

  • 「叩かれる競走馬は痛いのでは?」
  • 「かわいそう」

という声です。

ここでは実際に鞭で叩かれる馬に痛みがあるのか、解説します。

かわいそうという声

確かに、人間が鞭で叩かれたらとても痛いです。

競走馬も同様の痛みがあるようでしたら動物虐待と言われてもおかしくありませんし、「馬がかわいそうだ」と動物愛護団体が活動している理由にも頷けます。

しかし、人によっては競走馬はそこまで鞭の痛みは感じていないという声も上がっていました。

また後ほど解説しますが、

  • 肩よりも高い位置から鞭を振り下ろしてはいけない
  • 鞭で馬を怪我させてはいけない

などのルール・制約が存在するのも事実なので、決して競走馬に配慮されていないわけではありません。

実際に痛みがあるのかは、次で解説します。

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多少の痛みは感じている

競走馬は鞭で叩かれたら痛いのか、それとも痛くないのか、実は諸説あります。

人間が鞭で叩かれたら痛いから、馬も同様の苦痛を味わっているという意見もあります。

しかし、病理学者のリディア・トン氏曰く、

「競走馬は厚い皮膚に覆われているので人間ほど痛みは感じていない」

という報告を提出していました。

ただし、そのあとには

「痛みを保護できるわけではない。人ほど痛みはないとしても痛いことは変わりない」

という一文があります。

結論からいうと、人間ほどの痛みは感じないかもしれませんが、鞭の使い方次第では赤く腫れることもあるので、痛みは感じている可能性が高いです。

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騎手は鞭打つ力をコントロールしている

鞭を使用する騎手もむやみやたらに鞭を使っているわけではありません。

また、思い切りひっぱたくことも基本的にはなく、あくまでも加減しながら使用しています。

鞭の役割は、合図を送ることと、走りをコントロールすることです。

この2点が競走馬に伝わりさえすれば、無理にひっぱたく必要は全くないことは騎手自身が承知しています。

そのため、競走馬の性格に合わせながら、肩鞭や見せ鞭などで合図を送って競馬を行うケースも存在しています。

肩鞭や見せ鞭に関しては、後ほど解説します。

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競馬における鞭の使用ルール2選

競馬における鞭の使用ルール2選

競馬において鞭は欠かせない道具です。

しかし、鞭の使用に関してもルールが設定されており、破ってしまえば何らかの罰則が下されます。

ここからは、日本の中央競馬における鞭の使用ルールを2つ紹介します。

回数は5回まで

2024年6月現在、中央競馬における鞭の使用は1レース5回までとなっています。

やはり、あまりにも鞭を多用すると競走馬が傷ついてしまうこと、そして動物愛護の兼ね合いから使用制限が設けられているのです。

ちなみに、2023年以前は1回のレースで10回まででしたが、2024年以降は半分の5回に制限されました。

鞭の使用が以前よりも厳しくなったので、ピンポイントで鞭を使う必要があり、騎手の器量が問われやすくなっています。

悪質な鞭の使用には罰則あり

鞭の使用に関するルールは回数制限以外にもいくつか存在しています。

詳細は下記の通りです。

  • 競走馬がケガするほど鞭を使用
  • 肩よりも高い位置から鞭を振り下ろす
  • 反応のない馬に対して過度に鞭を使う
  • 勝敗が決まった場面やゴール後の鞭の使用
  • わき腹や頭部へ鞭を使う短期間の鞭連打

このように、力いっぱい鞭を使用する行為や乱暴な使い方を行うと制裁対象となります。

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2024年からルールを破った時の罰則が強化された

鞭を正しく使用しなかった際の罰則は、下記の通りです。

違反回数罰則
1回目戒告
2回目過怠金1万円
3回目過怠金3万円
4回目過怠金5万円
5回目過怠金7万円
6回目過怠金10万円
7回目騎乗停止1日
8回以降騎乗停止2日

罰則内容は主に過怠金の支払いがメインですが、7回違反すると1日の騎乗停止、8回以降は1回違反するたびに2日の騎乗停止となります。

実は、以前は7回目以降の罰則は10万円の過怠金支払いのみとなっていましたが、2024年以降のルール改正で新たに騎乗停止の制裁が加わりました。

騎手はレースに出走できないと賞金(=給料)が得られないため、騎乗停止は死活問題といえるでしょう。

以前よりもはるかに鞭の使用に関するルールは厳しくなっています。

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競馬における鞭の長さと素材

競馬における鞭の長さと素材

これまで、競馬における鞭の使用に関する道徳的な話や、使用ルールについて紹介しました。

ここからは、競馬で使用される鞭そのものはどういった長さや形をしているのか、また、使われている素材についても解説していきます。

長さは77cm未満

競馬で使用できる鞭の長さは77cm未満と決まっています。

これは、ルールが設けられており、それ以上長い鞭は使用できません。

考えてみれば、あまりにも長い鞭が使用できたとしても他の馬や騎手に当たる可能性が高いです。

また、長すぎると競走馬の脚に絡まって転倒するリスクもあるため、長すぎる鞭が使用できないのは妥当といえるでしょう。

素材にも規定あり

競馬で使用できる鞭は素材にも規定があり、衝撃吸収素材を用いたパッドを装着したものしか使用できません。

衝撃吸収素材とは、その名の通り衝撃を吸収するゴムの素材のことで、痛みの軽減につながります。

ちなみに、鞭自体は以前まではシロナガスクジラの髭を使用していました。

しかし、現在は捕鯨禁止の条約の関係で、グラスファイバーを用いて作られており、そのうえから緩衝パッドを装着しています。

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競馬における鞭の打ち方とその名前

競馬における鞭の打ち方とその名前

競馬において、鞭の存在は欠かせませんが、実は鞭の打ち方にもいくつかのパターン、そして名称が存在しています。

競馬の鞭の打ち方と名前についていくつか紹介します。

見せ鞭

見せ鞭とは、馬の視界に入るように鞭を振るうことで合図を送る方法で、最大のポイントは鞭で馬を叩かないことです。

見せ鞭は主に鞭を打たれることで走る意欲をなくす馬に対し、合図を送るときに使用します。

競走馬からしたら、鞭の使用が視界に入ることで、騎手のサインを理解できるので無理に叩かなくても合図を送ることができます。

肩鞭

肩鞭は競走馬の肩に軽く鞭を入れることです。

鞭は競走馬の尻に入れるのが一般的です。

しかし、競走馬の中には尻に鞭を入れられることを嫌う馬も少なくありません。

そのような馬には尻ではなく肩を叩くように鞭を入れることで合図を送ることができます。

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手鞭

手鞭は鞭の代わりに手で馬を叩くことで競走馬に合図を送る方法です。

レース中、何らかの理由で鞭を落としてしまった時の代替手段として使われることが多いですが、ルール上、手鞭の使用は問題ありません。

また、ちょっとした合図を送る際は例え鞭が手元にあっても手鞭で合図を送るケースもあります。

出鞭

出鞭はスタート直後に使用する鞭のことで、主にスタートで出遅れた馬を促す際や、スタートを切って前に行ってほしいときに使います。

逃げ馬や先行馬など、序盤に前のほうで競馬したい馬に使用されることが多いです。

逆に、差し馬や追込馬は無理に前に行く必要がないため、出鞭が使われることはほとんどありません。

風車鞭

風車鞭とは、風車のように鞭をぐるぐる回しながら打つ方法で、外国人騎手が良く使用しています。

ちなみに、元中央競馬に所属していた安藤勝己氏も風車鞭が得意でした。

風車鞭は馬を叩いて合図を送るだけではなく、馬の視界にも入りやすいので見せ鞭のような効果もあり、うまく使用すれば大きな効果が得られます。

ただし、現在は鞭の使用制限が厳しくなったため、中央競馬で使用する騎手はほとんどいません。

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競馬の鞭のレプリカを探すには

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競馬で使用されている鞭が一般人の手に届くことは、基本的にありません。

ただし、鞭のレプリカならメルカリなどのフリマアプリやAmazonなどの通販サイトで販売されています。

レプリカの価格はAmazonで大体3,000円ほどあれば購入可能です。

興味のある方は、ぜひフリマアプリや通販サイトを覗いてみてください。

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おまけ:競馬の鞭を落とすとどうなるのか

おまけ:競馬の鞭を落とすとどうなるのか

最後に、レース中に鞭を落とすとどうなるのか、解説します。

騎手は片手に鞭を持ちながらレースを行っているので、時々鞭を落とす騎手は存在しています。

仮に鞭を落としても罰則等はありません。

ただし、馬に合図を送る手段が手鞭のみとなるため、不利になってしまいます。

ちなみに、有名な話では1998年の日本ダービーで武豊騎手はスペシャルウィークに騎乗していましたが、直線で鞭を落としてしまいました。

万事休すに思われましたが、武豊騎手が必死に手を動かしたことで優勝し、自身初のダービー制覇を成し遂げています。

その他、最近の話だと、2023年の宝塚記念でジャスティンパレスに騎乗した鮫島克駿騎手も直線で鞭を落としてしまいました。

それでも、手綱を動かして3着入りしているのでポテンシャルの高さがうかがえます。

鞭を落とした際の罰則は特にありませんが、不利になることは間違いないため鞭は競馬で欠かせない馬具といえるでしょう。

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この記事を書いた人

競馬は奥深いギャンブルであり、楽しみ方は人それぞれです。私は、競馬ファン一人ひとりの楽しみ方に寄り添い、競馬の魅力を伝える記事を執筆していきたいと思っています。

<略歴>
・地方競馬新聞記者として10年間勤務
・競馬情報サイトの編集長として5年間勤務
・フリーランスライターとして独立し、競馬関連の執筆活動を開始
・現在は、競馬情報サイトや雑誌への寄稿、競馬関連書籍の執筆などを行っている

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