競馬の的中率の平均値や回収率との違い・おすすめの買い方等を解説【プロ直伝】

競馬の的中率の平均値や回収率との違い・おすすめの買い方等を解説【プロ直伝】
山田 健太郎 この記事の監修者 山田 健太郎
   

競馬歴30年。地方競馬新聞記者として10年間勤務。競馬情報サイトの編集長として5年間勤務。その後、フリーランスライターとして独立し、競馬関連の執筆活動を開始。

現在は、競馬情報サイトや雑誌への寄稿、競馬関連書籍の執筆などを行っている。

競馬の馬券でなかなか的中しなくて、困っている競馬初心者の人も少なくありません。

馬券で儲けるには予想が的中しないといけないため、的中率がとても重要です

回収率との違いは払戻金が関係していますが、競馬初心者にとっては、まず馬券が的中する確率を上げることが楽しみにつながるものです。

この記事では、競馬の的中率とはどのようなものなのか、回収率との違いや的中率の高い買い方を解説していきます。

パチンコが24時間スマホで打ち放題!

パチンコバナー画像2

新クイーンカジノでは、CR機や現行のP機が24時間、ネット経由で現金遊戯可能です。

パチンコ・パチスロは、現在では約300機種以上が設置されており、毎週新台を導入しています。

まずは、会員登録で「入金不要ボーナス88$&フリースピン88回」をゲットしましょう。

パチンコだけでなく、競馬やスポーツに賭けたり、カジノゲームを遊ぶこともできます。

\出玉規制前の爆裂機が遊べる!/

目次

競馬の的中率とは?平均値はどれくらい?

競馬の的中率とは?平均値はどれくらい?

競馬の馬券データには、的中率と回収率があります。

的中率とは、馬券がどれだけ的中しているのかを指しており、1日12レースを全部購入した場合、平均で2~3レース的中すればいいほうです。

この場合、的中率が16%~25%前後となり、20%程度が平均値といえます。

的中率には2通りの考え方があるので、回収率との違いも合わせてみていきましょう。

的中率は2通り

競馬の的中率は2通りあります。

  1. レース単位の的中率
  2. 買い目単位の的中率

 どちらも的中率に変わりませんが、それぞれ違いがあります。

①レース単位の的中率

こちらは買い目に関係なく、馬券が1つでも的中すればOKです。

たとえば、1レースの買い目が10通りある場合、その内の1通りでも的中すれば的中率は100%となります。

単純に何レース的中したかを算出するためのものであり、最も分かりやすい計算といえます。

ちなみに100円を10通りで1,000円分の馬券を購入し、払戻金が400円でマイナス600円としても的中率は変わりません。

②買い目単位の的中率

こちらは、レースでの買い目に合わせて的中率を計算します。

たとえば、1レースの買い目が10通りある場合、その内1通りの的中ならば、的中率は10%となります。

2通りの買い目が的中すると20%で、買い目が増えるほど的中率は下がる傾向にあります。

こちらも的中率は、払戻金に関係ありませんが、計算が面倒なのであまり使用することはないでしょう。

どちらかというと、自分の予想がどれほど的中したのかを計算するためのものであり、予想に自信のある人が使う的中率といえます。

パチンコバナー画像2

\パチンコ・パチスロ・競馬・スポーツ・カジノゲームなど盛りだくさん!/

回収率との違い

回収率は、馬券の収支を計算しています。

払戻金÷購入金額=回収率

となります。

それだけに馬券でどれだけ儲けているのか、損をしているのかが一目瞭然です。

回収率100%をキープしていれば競馬で負けることはないでしょうが、競馬はギャンブルなので、なかなか難しいのが現状です。

回収率が70%もあれば、競馬が上手ともいえます。

これは、馬券の控除率が25%前後あるからといえるでしょう。

この控除率は、レースの賞金やJRAの運営費などに使われています。

競馬ファンの間では、一般的に的中率よりも回収率を重要視する傾向が、多く見られます。

あわせて読みたい
【競馬初心者向け】当て方のコツや回収率を重視した馬券の買い方を解説 競馬は、馬の全力疾走を見るだけでも楽しいですが、やはり馬券が当たった方が嬉しいですよね。 競馬初心者の方は、とにかく馬券を当てたいと思っていることでしょう。 ...

競馬の的中率を上げるための考え方

競馬の的中率を上げるための考え方

競馬は、ギャンブルですので的中しないと意味がありません。

いくら回収率が大事とはいえ、1レースも的中しないと本末転倒です。 

特に初心者は回収率にこだわると、大穴ばかりを狙ってしまいます。

そこで的中率を上げることが大事となるので、その考え方をみていきましょう。

レースを絞って買い目を広げない

購入するレース数は、絞るのが基本です。

JRAのレースは週末にありますが、東西12レースでローカル開催を含めると、土日で24~36レースあります。

的中率は、購入するレース数が多いほど下がる傾向になるので、レースは厳選することが大事です。

また、1レースあたりの買い目も広げるのはやめましょう。

1レース分の買い目を多くするほど的中しやすくもなりますが、回収率も極端に下がってしまいます。

的中率を上げることで回収率が下がることは避けるようにし、両者のバランスが大事なポイントといえます。

あわせて読みたい
競馬の500円馬券の買い方!500円から増やすことはできるのか検証 競馬を始めたばかりの人は、あまり高額な馬券を買うことはないと思います。 そして、できれば少ない投資で、ある程度の配当が得られたらと考えていることでしょう。 こ...

小頭数のレースを狙う

競馬は、出走頭数が少ないほど勝つ確率はあがります。

JRAのレースはフルゲート18頭で行われ、競馬場やレースの規模によって16頭立てや14頭立てと異なります。

もちろん、フルゲートに満たないレースも多くあり、これはG1レースでも変わりません。

小頭数のレースに絞ると、的中率も上がりやすくなります。

たとえば、1着を当てる単勝馬券を例に見ると、馬券が的中する確率は18頭立てでは5.5%、10頭立てで10%、8頭立てで12.5%です。

逆にいえば8頭立ての場合でもわずか12%程度の確率であり、多頭数のレースになる分だけ的中するのは、難しいといえるでしょう。

できれば8〜10頭立てのレースが理想的です。

あわせて読みたい
競馬を見る方法!スマホ・テレビで簡単にライブ中継を視聴できる 競馬初心者にとって、現地以外でレースを見る方法というのが分からない人も多いものです。 実際にスマホ1つで、簡単に視聴する方法があります。 レースを見れば次の予想...

予想を徹底する

競馬の的中率を上げるには、予想を徹底することも大切です。

特にデータの収集と解析が重要となり、出走馬の

  • 近走成績
  • コース適正
  • 血統
  • 追切
  • 馬体重
  • 馬場状態
  • 枠順
  • 騎手 など

多くの情報が必要といえます。

また、内枠先行馬が有利といえる競馬のレースでも、内側の馬場が荒れていれば直線で先行馬の脚が止まりやすく、外から追い込んだ馬のほうが有利の場合もあります。 

この予想を徹底するのは、G1レースや平場のレースでも変わりません。

予想が難しい場合だと、競馬新聞や予想サイトを参考にすることもできますし、勝率のいい騎手から流すのも一つの手法です。

近年、リーディングジョッキーの常連であるルメール騎手は、毎年複勝率が50%を超えており、年間を通して2レースに1回は3着以内に入っている計算になります。

 軸馬を決める

競馬の的中率は、軸馬を決めることでも上がりやすくなります。

軸馬を決めることで買い目を絞るようになり、手を広げ過ぎないようになるでしょう。

確固たる軸馬がいないと、あれもこれもと予想してしまい、買い目が増えて回収率が下がってしまいがちです。

小頭数の場合だと、軸馬の単勝オッズが1倍台ということも珍しくありません。

それでも的中しやすくなりますので、軸馬を決めて買い目を絞るようにしましょう。

あわせて読みたい
競馬の予想印の意味とは?見方や印の付け方・買い方を解説【競馬新聞情報あり】 競馬新聞やアプリの中で「◎」や「△」、「×」などの印を見て 「印の意味はなんだろう」 「印は馬券を購入するときどのように役立てればいいのだろう」 と疑問に思った方...

競馬の的中率を上げる買い方

競馬の的中率を上げる買い方

競馬の的中率を上げる考え方が分かれば、次は馬券の買い方が重要といえます。

小頭数で軸馬を決めれば何でもいい、という訳ではありません。

券種(馬券の種類)も、限られたものに絞っていくようにします。

複勝

複勝馬券は、1着から3着に入れば的中するので、競馬では一番的中しやすい馬券といえます。

18頭立てでも16.7%の確率であり、8頭立てになると37.5%にまで上がります。

7頭以下の場合は、2着までが対象となるので注意が必要です。 

ただ、複勝は単勝よりもオッズが低いのが難点といえ、購入資金が少ない場合にはなかなか手が出ない券種といえるでしょう。

それでも複勝馬券を買い続けていれば、月間トータルでプラスになるケースも十分あり得ます。

一発逆転がない分、コツコツと稼げるのが魅力といえます。

あわせて読みたい
競馬の楽しみ方を初心者向けに解説!女子でも全力で楽しめるコツ 競馬を知らない方にとって、競馬とはどのようなイメージを持つでしょうか? 競馬と聞くと複雑で難しいイメージを持つかもしれませんが、楽しみ方さえ理解すれば、とても...

枠連

競馬の枠連は、購入した2つの枠番で1着と2着の順番が入れ替わっても的中となります。

8頭以下のレースでは、発売がありません。

競馬の枠番は、9頭以上になると外枠から2頭入りしていきます。

レースは、毎回本命が勝つとは限りません。

人気のない馬が激走することは珍しくないので、人気馬と穴馬が同枠に入った場合、人気馬が沈んでも助かるケースがあります。

枠連は、小頭数で威力を発揮します。

10頭立てだと6枠まで2頭入りし、外枠を中心に購入するのが基本戦略です。

馬連と比較してオッズが下がるのを嫌がる人もいるでしょうが、的中することが大事といえます。

小頭数の場合だと、馬連より枠連のオッズが高いこともあります。

これは、馬連のほうがたくさん購入されているから起きる現象であり、オッズに注目するようにしましょう

ワイド

ワイドは、選んだ2頭が3着までに入れば的中です。

馬連よりも的中率が3倍に上がり、高い的中率を誇ります。

18頭立てだと1.96%、8頭立てになると10.7%の確率で的中しやすくなります。 

出走頭数が4頭以上だと発売されますので、軸馬が2着までに入るか不安な場合は、ワイドがおすすめです。

「1着-3着」や「2着-3着」の組み合わせで的中したときは、何か嬉しくなるのがワイドの特徴といえるでしょう。

あわせて読みたい
単複とは?意味や馬券の買い方・メリット等を解説【競馬初心者向け】 単複ってどういう意味なの? 競馬場ではどうやって購入すればいいの? 単複を選ぶメリットやリスクが知りたい。 このような悩みをお持ちではないでしょうか。 本記事で...

競馬の的中率UPで儲けるには

競馬の的中率UPで儲けるには

競馬の的中率UPで儲けるには、回収率とのバランスが大切です。

せっかく予想して馬券を購入するのですから、的中率は上がっても儲けを出したいものといえるでしょう。

そこで、競馬の的中率UPで儲ける方法を紹介します。

トリガミに気を付ける

競馬にはトリガミという言葉があり、これは払戻金が馬券購入代金を下回ることを指しています。

要は赤字という訳で、的中しても儲からないのがトリガミです。

たとえ1レースでもトリガミがあるのは避けたいところなので、オッズの低い複勝を買うなら買い目は広げずに、1点か2点買いに絞りましょう。

購入したレースが毎回的中すればいいのですが、1日3レースに限定しても3つ勝つのは至難の業です。

外れ馬券となったレースも当然あるはずなので、的中したレースがトリガミになった時点で1日の負け(回収率が100%未満)が決まってしまいます。

オッズを参考に軸馬を選定

トリガミにならないようにするためには、オッズを参考に軸馬を選定することが重要です。

小頭数のレースになると、オッズは下がりやすいので、複勝でいくのか、枠連やワイドでいくのか慎重に決める必要があります。

購入資金と相談しながら、きっちりと儲けがでるように軸馬を選定しましょう。

もしも、オッズを参考にして儲けが出なさそうだったら、そのレースは見送るという決断をするのも大切です。 

的中率は、レースを賭けるほど下がります。

レースが儲からないと判断したら、止める勇気を持つようにしてください。

あわせて読みたい
競馬の上がりとは?基準や見方・活かし方・爆速の上がりタイムまとめ 競馬をやっていると、「上がり」という言葉を良く聞きます。 競馬中継では、レース終了後に「勝ち時計は1分32秒5、上がり3ハロン33秒8でした」などとアナウンスされます...

まとめ:競馬の的中率の平均値や回収率との違い

まとめ:競馬の的中率の平均値や回収率との違い

競馬の的中率について解説してきました。

競馬の的中率の平均値は20%前後で、基本はレース単位でどれだけ的中したかを算出しており、収支を計算する回収率とは異なります。

小頭数のレースに絞って、買い目を広げないようにすることが大事です。

オッズを参考に軸馬を選定しておき、回収率を下げないように的中率UPを目指しましょう。

パチンコバナー画像2

\パチンコ・パチスロ・競馬・スポーツ・カジノゲームなど盛りだくさん!/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

競馬は奥深いギャンブルであり、楽しみ方は人それぞれです。私は、競馬ファン一人ひとりの楽しみ方に寄り添い、競馬の魅力を伝える記事を執筆していきたいと思っています。

<略歴>
・地方競馬新聞記者として10年間勤務
・競馬情報サイトの編集長として5年間勤務
・フリーランスライターとして独立し、競馬関連の執筆活動を開始
・現在は、競馬情報サイトや雑誌への寄稿、競馬関連書籍の執筆などを行っている

目次