いよいよ2025年のエルムステークス(GIII)が、札幌ダート1700mで開催されます。
夏のダート重賞としてお馴染みのこの一戦は、秋以降のダート路線に向けた重要な一戦。
近年は好メンバーが揃うだけに、仕上がりの良し悪しが結果を左右します。
ここでは出走予定馬たちの最終追い切りを徹底分析。好調馬や注目ポイントを詳しく解説します。
エルムステークス2025における各馬の最終追い切り
エルムステークス2025における、各馬の最終追い切りを解説します。
ぜひ、予想を立てるうえで参考にしてみてください。
ベルダーイメル【評価:S】
今開催で最も注目されている仕上がり馬がベルダーイメルです。
7月31日に函館ダートコースで単走。5F66.8秒−1F11.5秒という好時計を叩き出しました。
特に終いの反応が素晴らしく、強めに追われた分しっかりと伸び切る動き。
陣営も「ここに向けてしっかり乗り込めた」とコメントしており、仕上がりはほぼ理想的。
夏の函館入りして十分な調整期間を取りながら、状態面はピークに持ってこれた印象です。
先行脚質の安定感もあり、展開面でも崩れにくそうです。
ナチュラルハイ【評価:A】
札幌ダートコースでの併せ馬追い切り(7月31日)が行われ、6F85.2秒−1F12.4秒という時計を馬なりでマーク。
無理せず余裕の手応えで併走馬と併入しており、順調そのものの内容です。
中3週での調整ということもあり、軽めながらも動きの柔らかさが目立ちました。
前走からの叩き2戦目という臨戦過程も理想的で、状態面の上積みは十分感じられます。
初重賞挑戦とはいえ、今の充実ぶりなら上位争いも可能でしょう。

ミトノオー【評価:A】
札幌ダートコースでの併せ馬(7月31日)。
5F69.1秒−1F12.6秒と派手な時計ではありませんが、全体的に無理なくまとめ、スムーズなフットワークが印象的でした。
併走馬との比較でも余裕ある手応えで、しっかりと体勢良くゴール板を通過しています。
先行してしぶとく粘るレーススタイルに合った調整ができており、仕上がりは文句なし。
展開次第では粘り込みも期待できます。
ドゥラエレーデ【評価:B】
海外帰り初戦という難しい条件の中で、7月31日に函館ウッドコースで単走追い。
5F69.2秒−1F12.7秒を一杯に追われてマークしています。
休み明けらしく、動きにまだ重さが残っており、反応面も完調とはいえません。
陣営も「叩き良化型」と慎重なコメントを出しており、今回は能力だけでどこまで通用するか注目です。
本来の力を出せればもちろん上位候補ですが、状態面ではまだ上積みの余地を残します。
プロミストウォリア【評価:C】
約1年1か月ぶりの復帰戦となるプロミストウォリア。
函館ウッドコースでの最終追い切り(7月31日)は4F53.6秒−1F12.9秒と軽めの内容。
動きそのものに大きな問題は見られないものの、長期休養明けということもあり、まだ体に緩さが残る印象です。
いきなりの仕上がりで全開とはいかない可能性が高く、今回は叩き良化を期待したい一戦となりそうです。

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エルムステークス2025の追い切り総合評価
今回の出走馬の中では、ベルダーイメルの仕上がりが特に際立っています。
終いのキレ・追われた時の反応・全体時計とどれを取っても高水準。
次いでナチュラルハイとミトノオーが安定した仕上がりで、充実期を迎えつつある印象。
ドゥラエレーデは海外帰りの初戦らしく仕上がり途上、プロミストウォリアは長期休養明けの影響がやや残る状況です。

エルムステークス2025のレース展開予想
今回のメンバー構成を考えると、ベルダーイメルとミトノオーが積極的に先行する展開が濃厚です。
ナチュラルハイは中団前めで脚を溜める競馬が理想。
ドゥラエレーデは本来の実力なら先行策も可能ですが、仕上がり具合を踏まえるとやや慎重な競馬になる可能性もあります。
プロミストウォリアは無理せず末脚に賭ける展開が理想かもしれません。
札幌ダート特有の前残り傾向も加味すると、先行勢を中心に組み立てたいレースです。

エルムステークス2025の追い切りまとめ
2025年のエルムステークスは、ベルダーイメルが最も仕上がり良好。
ナチュラルハイ・ミトノオーも順調で上積み十分。
ドゥラエレーデは地力上位ですが仕上がり途上、プロミストウォリアは復帰戦としてはやや慎重に見たい仕上がりです。
夏のダート重賞らしく、各馬の仕上がり差が明暗を分けそうです。
追い切り情報を活用し、ぜひ皆さんの予想に役立ててください。

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