桜花賞は3歳牝馬、3冠レースの第1弾で、2025年は4月13日に阪神競馬場芝コース1,600mで争われます。
過去にはアーモンドアイやグランアレグリアなど、歴史的名馬もこのレースを制しました。
2025年の桜花賞は例年以上に混戦が予想されていて、馬券を的中させるのが難しい状況です。
そこで桜花賞の過去10年の傾向を洗い出し、それを元に2025年の有力各馬を比較します。
桜花賞出走予定馬の力関係が見えてきて、予想しやすくなるのではないでしょうか。
また各界の有名人が様々なレースを予想していますが、その予想スタイルが桜花賞攻略の参考になるのかも気になりますね。
桜花賞(2025年)のデータに基づいた予想を、有力馬を中心に徹底解説します。
桜花賞(2025年)有力馬ランキングTOP20【動画あり】

桜花賞はどの馬でも出られるものではなく、賞金を加算して上位になるか、トライアルレースで出走権を得る必要があります。
予選ともいえる冬の各レースで上位になった馬だけに、桜花賞馬になるチャンスが与えられるのです。
そんな各レースで活躍している有力馬を、ランキング形式で紹介します。
第1位:アルマヴェローチェ
第1位は唯一のGⅠ馬アルマヴェローチェです。
アルマヴェローチェは新馬戦を逃げ切りで勝利すると、2戦目はGⅢの札幌2歳ステークスに出走します。
このレースは強力な牡馬との対戦でありながら、上がり3ハロンを最速のタイムで2着と健闘しました。
その後は2歳時の最大目標である、阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)に直行します。
これまで1,800m戦を使ってきたので、1,600mの同レースは少し忙しい印象です。
レースではこれまでのように先行せず中団のやや後ろでレースを進め、4コーナーは大きく外を回らされる苦しい展開となりました。
しかしそこからアルマヴェローチェは真価を発揮し、上がり最速の34.3で差し切り勝ちを収めます。
休み明けということもあり5番人気でしたが、終わってみれば1:33.4の好タイムでの優勝でした。
前半のスピード対応に課題を残しますが強烈な末脚は最高位で、桜花賞に最も近い馬と言っていいでしょう。
第2位:ビップデイジー
阪神ジュベナイルフィリーズで、優勝したアルマヴェローチェに最も迫ったのがビップデイジーです。
道中はアルマヴェローチェのやや後ろに待機し直線勝負にかけますが、届かずに2着となりました。
賞金が加算され桜花賞の出走には十分足りていましたが、3月のステップレースであるチューリップ賞にも出走します。
1番人気になったビップデイジーは、これまでとは一転して2番手でレースを進める先行策を取りました。
結果として末脚が伸びずに3着に敗れますが、打倒アルマヴェローチェに向けて先行策を試せたのは収穫ではないでしょうか。
桜花賞本番はどの位置取りでレースを進めるのか楽しみです。
第3位:エリカエクスプレス
新馬戦、フェアリーステークス(GⅢ)と連勝しているのがエリカエクスプレスです。
特に明け3歳初戦、1月のフェアリーステークスは圧巻のパフォーマンスでした。
先行して2〜3番手につけ、第4コーナーを回ると馬なりで先頭、鞍上の戸崎騎手が少し気合をつけただけで3馬身差の圧勝です。
勝ちタイムは1:32.8と優秀で、上がり3ハロンタイムも最速タイでした。
まだまだ底を見せておらず、不気味な存在といっていいでしょう。
成長力によっては、上位2頭をあっさりと逆転するポテンシャルを持っている馬です。
今後の調教などの動向に目が離せません。
第4位:ショウナンザナドゥ
阪神ジュベナイルフィリーズ4着、アルテミスステークス(GⅢ)3着と堅実な走りを見せるのがショウナンザナドゥです。
どのレースも1分33秒台で走れているのですが、決め手に欠けるのが難点でした。
そんなショウナンザナドゥは、フィリーズレビュー(GⅡ)で華麗に変身します。
小柄な馬ながらプラス10kgの442kgで出走、これまでとは体つきから違っていました。
レースはいつもと違い、後方からやや追い出しながら追走します。
そして第4コーナーは外に進路を取りますが、ここから上がり最速タイの末脚で各馬をごぼう抜きし、1着でゴールしたのです。
ショウナンザナドゥが体重増と共にパワーアップしたのは明らかで、桜花賞でも楽しみな1頭となりました。
第5位:テリオスララ
逃げてしぶとく粘るのがテリオスララの特徴になります。
これまで2勝を挙げていますが、未勝利戦、萩ステークス(L)共に逃げ切り勝ちです。
阪神ジュベナイルフィリーズでは、5番手追走から最後は流れ込んで3着を確保しました。
これまでのレースと違う一面を発揮し、本番が期待されます。
しかしテリオスララは萩ステークスで見せたような、逃げの戦法が合う印象です。
道中は気分良さそうに首をうまく使って走っていますし、直線で迫られても突き放す勝負根性があります。
桜花賞本番では末脚鋭い有力馬が多く、それをかわして優勝するには何かに特化することが大事です。
同型馬との兼ね合いがありますが、逃げてこそ面白い1頭ではないでしょうか。
第6位:ブラウンラチェット
ブラウンラチェットは阪神ジュベナイルフィリーズで16着と大敗しましたが、力はあって侮れない1頭です。
2戦目のアルテミスステークス(GⅢ)は先行して流れに乗り、直線で先頭に立って差し馬の猛追をしのぎます。
1:33.8の走破タイムで横綱相撲と言ってよく、このようなレースができればまだまだ勝ち星を伸ばすことが可能です。
阪神ジュベナイルフィリーズの大敗について陣営は、馬体重がマイナス12kgでの出走だったこと、進路が狭くなってリズムを崩しパニックになってしまったことが要因と分析しています。
先行してもまれないようにすることが最大の対応策かと考えますが、陣営がどう立て直してくるのか注目しましょう。
第7位:エンブロイダリー
年を越して一気に力をつけてきたのが、クイーンカップ(GⅢ)を勝利したエンブロイダリーです。
それまでの4戦は中団につけて直線抜け出すという競馬が多く、4戦全てで上がり最速を記録していました。
クイーンカップはスタートを決めると、やや押しながら2番手をキープする先行策で、スムーズに力強く第4コーナーを回ってきます。
この力強さはこれまでになかったことで、パワーアップを図ってきたことがよくわかる走りです。
直線で気合をつけるとじわじわと加速、差し馬に迫られるどころか逆に差をつけてゴール板を駆け抜けます。
勝ちタイムの1:32.2はレースレコードで、前週に行われた古馬重賞の東京新聞杯(GⅢ)より0秒4も速い数字です。
鞍上のルメール騎手は、「切れ味はないが加速してからのスピードをゴールまでキープできる」とコメントしています。
桜花賞では先行していち早くスパートできたら、そのまま押し切ってしまうかもしれません。
第8位:ルージュラナキラ
本当に強い馬は、レースで勝つ時に何か余裕のようなものを感じさせます。
ルージュラナキラはまだまだ未知数ですが、そんなことを思わせる1頭です。
新馬戦は上手に逃げて力をため、先頭のままゴールしました。
しかし2戦目のつわぶき賞(1勝クラス)ではゲートのタイミングが合わず、出遅れて最後方からの追走です。
もうこの時点であきらめそうな感じですが、岩田康誠騎手は冷静に直線一気にかけます。
第4コーナーを回っても最後方のルージュラナキラでしたが、外から一気に加速、ゴール前はきっちりと差し切って1着となりました。
2着馬が後のチューリップ賞5着となったナムラクララですから、ルージュラナキラの豪脚は価値があります。
まだまだ荒削りでレースの型も決まっていませんが、人気薄の1発があるとすれば、ルージュラナキラは怖い存在です。
第9位:クリノメイ
3歳馬は人間の年齢でいうと16歳前後で、桜花賞を目指す3歳牝馬は成長期にあると言えます。
そんな年齢なので気分的に走りたくなかったり、何かのきっかけで才能が開花したりするものです。
父が金色の暴君オルフェーヴルであるクリノメイは、元々持っていた素質がチューリップ賞で開花したと言ってもいいでしょう。
新馬戦・1勝クラスのサフラン賞を連勝しますが、一気にクラスを越えて挑んだ阪神ジュベナイルフィリーズで14着と大敗してしまいます。
テンションが上がりすぎてゲート内で立ち上がり、外枠発走になったことも要因の一つで、父親のうるさい部分が顔を出してしまったようです。
そこから陣営は時間をかけて立て直し、桜花賞出走へ向けて最後のチャンスとしてチューリップ賞を選択します。
チューリップ賞は良馬場の発表でしたが、天気は小雨模様でやや湿った馬場でした。
それがパワーを兼ね備えたオルフェーヴル産駒に味方し、クリノメイは先行策から長く良い脚を使って1着でゴールしたのです。
本番で馬場が渋れば優位で、おもしろい競馬が期待できます。
第10位:ウォーターガーベラ
クリノメイが勝ったチューリップ賞で、インから2着に突っ込んできたのがウォーターガーベラです。
このチューリップ賞が7戦目で、約1ヶ月に1回レースに出走しているタフな馬でもあります。
好走したかと思えば大敗しリズムに乗れない印象ですが、その要因の一つにテンションの高さがあるようです。
きさらぎ賞(GⅢ)ではその良くない方のウォーターガーベラで、先行してもチグハグな走りで10着に敗れてしまいました。
しかし牡馬の強敵相手との対戦となったシンザン記念(GⅢ)では、後方を落ち着いて追走し3着まで追い上げます。
このように重賞で戦う力は十分にある馬なので、桜花賞の馬券に絡めるかは当日のテンションを確認して決めたいですね。
第11位:ティラトーレ
ティラトーレはスタート直後が速く、前につけられる先行力が魅力です。
競馬では先行すると不利を受けることが少なく、後方にいる馬よりも有利と言われています。
全5レースで先行したティラトーレですが、その中でもフェアリーステークス(GⅢ)の2着は高い評価です。
この時の勝ち馬エリカエクスプレスが強すぎたため2着でしたが、先行して一旦は先頭に立つレースは今後につながるものでした。
桜花賞までにもう少し粘りを発揮できるようになると、おもしろい1頭になるでしょう。
第12位:ナムラクララ
もし桜花賞の距離が1,600mではなく1,400mだったら、ナムラクララの評価はもっと上になることでしょう。
デビューから4戦は1,400m戦を走り、1戦ごとにタイムを縮めてきました。
忙しい1,400m戦でも先行力があり、それでいて上がりタイムは3位以内とキレがあります。
チューリップ賞は同じように先行しましたが、200mの距離延長が響いたのか直線で後退して5着となりました。
しかし5着とはいえ勝ち馬から0秒3と差がないことから、この距離でも十分に戦えることがわかります。
持続力を身につけたら、桜花賞でも怖い存在です。
第13位:マピュース
マピュースはクイーンカップ(GⅢ)2着馬で、まだ底を見せていない1頭です。
4戦全てが左回りの新潟・東京1,600m戦で、桜花賞というよりはNHKマイルカップ(GⅠ)が合うように感じます。
上がり3ハロンタイムは33秒台を連発し、クイーンカップは1:32.6という優秀な時計で2着となりました。
桜花賞は初めての右回りがカギとなりますが、こればかりは走ってみないとわかりません。
そもそも父のマインドユアビスケッツは、ダートの短距離で活躍した馬でした。
その仔であるマピュースが、芝コースで活躍しているというのも競馬の面白いところです。
このように予測不能な馬なので、もしかしたら右回り芝コースで激走するかもしれませんね。
第14位:コートアリシアン
上がりの勝負になったら上位の可能性があるのがコートアリシアンです。
新潟2歳ステークス(GⅢ)を2着、阪神ジュベナイルフィリーズが6着、クイーンカップは4着と常に安定した走りを見せています。
4戦全てで上がり3ハロンタイム3位以内で、この堅実な末脚が成績に繋がっているのでしょう。
しかしその末脚も他の一流馬の中に入ると影が薄れてしまいます。
桜花賞でより上位に食い込むには、インを突く器用さとか、長く良い脚を使えるとかの武器が必要です。
もう少し成長するのを待つ必要がありますね。
第15位:エストゥペンダ
エストゥペンダの父は皐月賞馬のサートゥルナーリアです。
特徴は父親譲りの強烈な末脚で、上がり3ハロンタイムは過去4戦最速を記録しています。
後方待機から直線勝負の1発逆転に賭けるようなレースぶりですが、その分ペースや馬場状態に左右されやすいというのが弱点です。
それでもフェアリーステークス・クイーンカップ共に3着という結果は、その存在を十分に知らしめました。
本番では最後方待機から運が味方すれば、大外強襲が決まるシーンが見られるかもしれません。
第16位:ミストレス
ミストレスは、ミステリアスなローテーションを歩んでいます。
キズナ産駒で王道のローテーションになるかと思いきや、全く別路線に進んでいきました。
新馬戦1着、アルテミスステークス2着とここまでは王道でしたが、阪神ジュベナイルフィリーズで8着に敗れると、突如芝から離れます。
地方の船橋競馬場のブルーバードカップ(4着)、海外のサウジダービー(4着)とダート路線に進んだのです。
海外の経験は今後に活かせると考えますが、桜花賞となると微妙になります。
しかし陣営は桜花賞出走も前向きに検討しているようで、出走してきたらどんなレースをしてくれるか楽しみですね。
第17位:ヴーレヴー
ヴーレヴーは4戦目で1勝クラスをようやく勝ち上がったようにぱっとしない馬でしたが、2025年に入り成長が窺えます。
2月に行われたエルフィンステークス(L)は、4番人気ながら先行策から押し切って優勝しました。
その際の馬体重がプラス18kgの474kgでしたが、太め感は全く感じません。
レースで第4コーナーを回ってくるヴーレヴーは、たくましい重厚感がありました。
一気に成長したヴーレヴーが、上位馬たちにどこまで迫れるのか注目です。
第18位:ダンツエラン
不良馬場でも活躍できるのがダンツエランです。
2024年11月に行われたファンタジーステークス(GⅢ)は、京都競馬場芝1,400mのコース、不良馬場で行われました。
水はけの良い京都競馬場の芝コースで不良馬場はめずらしく、レースは多くの馬が力を温存するためスローペースとなります。
ダンツエランは6番手追走から直線で抜け出し、ゴール前の熾烈な争いを制して優勝しました。
その後の阪神ジュベナイルフィリーズは17着と惨敗しましたが、これは距離適性が1,400mまでということが理由の一つです。
桜花賞の1,600mは200m長いですが、馬場が渋れば先行力を活かして抜け出せる可能性もあります。
当日の馬場状態によっては加えてみたい1頭です。
第19位:モズナナスター
モズナナスターは、ダンツエランに続きファンタジーステークスで2着になりました。
不良馬場を逃げ粘りますが、最後はダンツエランに鼻差かわされてしまいます。
その後は阪神ジュベナイルフィリーズ9着で、積極策が決まる場合もありますが、他の有力馬との力の差は大きい印象です。
ダンツエラン同様に馬場が渋った際の単騎逃げが、上位に入る唯一の方法ではないでしょうか。
良馬場では難しい1頭と言えます。
第20位:ラージギャラリー
ラージギャラリーは逃げてしぶとく粘るのが持ち味です。
未勝利を脱出するのに4戦かかりましたがその後は積極的に参戦し、シンザン記念(8着)、エルフィンステークス(3着)と健闘します。
父はケンタッキーダービーなど、GⅠレース8勝のアメリカンファラオです。
ラージギャラリーも将来的にはダート路線を進みそうですが、力の要る馬場の適性が高い感じを受けます。
桜花賞では馬場が渋った場合の先行力に注意が必要です。
予想に役立つ桜花賞(2025年)のコース特徴

2025年の桜花賞は、阪神競馬場芝コース1,600mで行われます。
阪神競馬場の1,600m戦は外回りコースのワンターンで、第3・第4コーナーを大きく回るのが特徴です。

向正面からスタートし、第3コーナーのカーブまで約444mもあります。
そのためどうしても逃げたい馬以外は、お互いの出方を見ながらレースを進め、ペースはそれほど速くなりません。
最後の直線は約473m(Aコース使用時)で、右回りの競馬場として最長というのもスローペースになる要因の一つです。
ゴールまで約200m地点には高低差1.8mの急坂が待ち構えていて、力を残していないと脱落してしまいます。
1,600mのスピード絶対値と、坂を上るスタミナとパワーも必要なコースと言えるでしょう。
桜花賞(2025年)の予想に必要な過去データ10選

桜花賞は3歳牝馬の戦いのため、予想が難しいレースとして知られています。
それでも過去のデータをしっかりと検討すれば、何らかのヒントが見えてくるはずです。
桜花賞の過去10年(2015年〜2024年)のデータを元に、どのようなタイプの馬が勝ちやすいのかを探っていきます。
脚質は先行有利だが追い込みも決まる
阪神競馬場芝1,600mのコースは差し馬が有利な傾向ですが、桜花賞においては先行馬が上位(3着以内)に入ることが多いです。
第3・第4コーナーを5番手以内で回る先行馬と、6番手以下で回る差し・追い込み馬では、上位に入る頭数はほぼ同じになります。
しかし逃げ馬は逃げ粘ることが難しく、過去10年で3着以内に入ったことがありません。
逆に第4コーナーを10番手以下で回る追い込み馬は、1着になることもある侮れない存在です。
そのような強烈な追い込みで勝つ馬は、リバティアイランド・デアリングタクト・アーモンドアイなどその後も活躍する超一流馬になっています。
2025年も同様の傾向が考えられるため、先行馬と差し馬、強烈な末脚のある馬と幅広く検討しましょう。
枠順は中枠が有利
最初のコーナーまでが長い桜花賞のコースは、枠順はあまり気にしなくていいようです。
1枠や8枠といった極端な枠であっても上位に入っており、過去10年で1枠は4回、8枠は3回が3着以内になっています。
しかし1着となると話は別で、1枠8枠とも過去10年は1度も勝っていません。
内に包まれることなく、距離のロスもない中枠が走りやすい印象です。
1枠8枠に入った馬は、単勝や3連単の1着に選ぶのはリスクがあるため、2着・3着に設定した馬券を買うようにしましょう。
馬体重460kg以下は勝てない
成長途上にある桜花賞時の各馬ですが、当日の馬体重は予想の大きなヒントになります。
過去10年の桜花賞馬の中に、460kg以下の馬は1頭もいないのです。
優勝馬の9頭が460kg〜480kgの間で、これが桜花賞時のベスト体重なのではないでしょうか。
長い直線やゴール前の急坂に対応するには、このくらいは成長していないと難しいのです。
有力馬の中で460kg以下の馬は多数いますが、当日の馬体重に十分注意するようにしましょう。
当日2番人気馬の勝率が良い
過去10年の桜花賞で、1番人気馬は1回しか勝っていません。
中央競馬全体の1番人気馬の勝率は約30%なので、桜花賞の10%の勝率がいかに低いかがわかります。
実績馬が調子を崩したり、急成長した馬がいたりと、3歳牝馬のレースを予想するのは難しいのです。
予想に役立つデータとしては、2番人気馬が強いことが挙げられます。
2024年のステレンボッシュを含めて5頭、50%の勝率で桜花賞馬になっているのです。
桜花賞後も大活躍した、ソダシやグランアレグリアも2番人気でした。
そんなことから桜花賞は、将来の活躍も見据えた予想が必要と言えます。
桜花賞当時は1番人気にならなくても、後に活躍しそうな馬を狙うことが大事なのです。
当日の人気に注意して、予想を見直してみましょう。
前走1番人気でなければほぼ勝てない
前走の着順はともかく、前走が1番人気でない馬は桜花賞でほぼ勝てないというデータがあります。
過去10年の桜花賞馬で、前走が1番人気だった馬は7頭にもなるのです。
高校野球などを見ていてもわかりますが、甲子園の全国大会で優勝するチームは、地方大会でも最有力候補になっています。
それと同じようなことが桜花賞にも言えるのです。
しかしデアリングタクト(前走3番人気)のように例外もあるので、特に出走数の少ない馬については注意してみていきましょう。
ドゥラメンテ・エピファネイア産駒が狙い目
一時代を築いたディープインパクト産駒の勢いが落ちて、近年はキズナ・ロードカナロア産駒が活躍しています。
そして桜花賞においては、エピファネイア・ドゥラメンテ産駒が好成績です。
エピファネイア産駒は2024年のステレンボッシュ、2020年のデアリングタクトが優勝しています。
またドゥラメンテ産駒は2023年のリバティアイランド、2022年のスターズオンアースが桜花賞馬です。
2025年の有力馬の中では、エリカエクスプレスがエピファネイア産駒になります。
連勝中のエリカエクスプレスが、桜花賞でどのような走りを見せるのか注目です。
キャリア3・4戦の馬が好成績
桜花賞に出走する馬の中では、キャリア3戦の馬が1番成績が良く、次いで4戦の馬という順になっています。
6戦以上の馬はほとんど上位に入れず、2戦の馬はデアリングタクトが優勝しましたが、これは非常にレアなケースです。
3戦で出走というと、どのレースも上位に入って賞金を加算する必要があり、それだけ強い馬であるということが言えます。
キャリア3戦目・4戦目の馬を中心に予想を組み立てるというのは、桜花賞攻略の優れた戦略の一つですね。
前走から2ヶ月以上空けた馬が好走
昔の桜花賞は、3月に行われるトライアル競走に出走して本番を迎える馬がほとんどでした。
しかし近年は間隔を空けた上で馬をしっかりと仕上げ、桜花賞に出走するケースが多いです。
過去10年の桜花賞馬を見ても、前走から2ヶ月以上空けた馬が半分の5頭もいます。
トライアルレースの出走で力を消耗するより、本番まで成長を促すということが主力になっているのです。
2018年以降の桜花賞馬は、スターズオンアースの中7週を除き全てが2ヶ月以上の間隔を空けていることから、2025年はそこを考慮して予想するようにしましょう。
前走阪神ジュベナイルフィリーズからの直行組が強い
前走が阪神ジュベナイルフィリーズだった馬が、桜花賞でも好走するというデータがあります。
阪神ジュベナイルフィリーズは12月、桜花賞は4月ですから両レースの間はなんと4ヶ月もあるのです。
それでも強い馬は強いということなのでしょう。
ステレンボッシュ・リバティアイランド・ソダシがこのローテーションで優勝しています。
この傾向は2025年にも当てはまりそうで、阪神ジュベナイルフィリーズからの直行馬は高く評価した方がいいですね。
前走着順4着以下は厳しい
過去10年の桜花賞の上位馬を見てみると、前走の着順が4着以下の馬は厳しい結果になるということがわかります。
前走が4着以下で、桜花賞で3着以内に入った馬はわずか3頭しかいません。
激しいサバイバル競走の中では、順調度が上位に入る大事な要素となるようです。
前走の着順が4着以下の馬は、はじめから馬券の対象外にしてしまっていいかもしれないですね。
桜花賞(2025年)の優先出走権がかかるトライアルレース3選

桜花賞の行われる阪神競馬場芝コース1,600m戦は、フルゲートが18頭になります。
つまり桜花賞へは最大18頭しか出走できないことになり、各馬はそれをかけて様々なレースで賞金を上積みしていくのです。
その中で毎年3月に行われる3つのレースについて、JRAは桜花賞のトライアルレースと位置づけし、上位入賞馬に桜花賞の優先出走権を与えています。
桜花賞の成績にも直結する重要なレースばかりで、これらのレースを分析することで精度の高い予想につながるのです。
桜花賞の3つのトライアルレースを紹介します。
チューリップ賞
チューリップ賞(GⅡ)は阪神競馬場芝コース1,600mの一戦で、3着までの馬に桜花賞の優先出走権が与えられます。
桜花賞と同じコースのため、ここでの成績が本番へと直結しやすいのが特徴です。
阪神ジュベナイルフィリーズからの直行など、レース間隔を空けた馬が好走する近年の桜花賞ですが、チューリップ賞組も善戦しています。
過去10年の桜花賞で3着までに入った計30頭の中で、前走がチューリップ賞だった馬が半分の15頭です。
2015年は優勝したレッツゴードンキ以下、1着から3着までがチューリップ賞組でした。
また2023年においては、2着のコナコースト・3着のペリファーニアがチューリップ賞2着・3着からそのままの勢いでの活躍です。
チューリップ賞組が桜花賞で活躍する要因は同じコースということの他、本番1ヶ月前という開催時期にもあります。
1ヶ月あれば各陣営は本番に向けて不足していることへの対応が可能で、またチューリップ賞での疲労もそれほど残りません。
このようなことから桜花賞の予想は間隔を空けた直行組と、チューリップ賞組との比較が大事になります。
フィリーズレビュー
フィリーズレビュー(GⅡ)はチューリップ賞の1週間後に行われ、同じく3着までに桜花賞の優先出走権が与えられます。
阪神競馬場芝コース1,400m戦になり、スピードに長けた馬が強いレースです。
しかしフィリーズレビューに出走した馬は、本番の桜花賞ではあまり活躍できません。
2017年にフィリーズレビューを2着だったレーヌミノルが桜花賞馬になりましたが、過去10年の桜花賞で3着以内に入った馬はレーヌミノルを含めてわずか3頭です。
これはフィリーズレビューの距離が、桜花賞より200m短い1,400mというのが要因と考えられます。
さらに阪神競馬場芝コース1,400m戦は内回りとなっていて、外を大きく回る桜花賞とは全く違うものです。
フィリーズレビュー組を桜花賞で予想する際は、余程の条件の好転がない限り、2着3着までに留めておくのが無難でしょう。
アネモネステークス
アネモネステークス(L)は、中山競馬場芝コース1,600mで行われ、2着までに桜花賞の優先出走権が与えられます。
しかし桜花賞では全く活躍できず、過去10年の3着以内率は0%です。
桜花賞出走へ最後のチャンスですが、トライアルレース出走の有力馬はチューリップ賞を選択します。
そのためアネモネステークスは「桜花賞に参加することに意義がある」というレースになっているようです。
強烈な差し脚で勝ったとか、タイムが優秀などの特筆する点がない限り、アネモネステークス組は予想から外すことをおすすめします。
桜花賞(2025年)の予想に役立つレース10選

2歳でデビューした牝馬たちは、その多くが桜花賞の出走を目指します。
桜花賞の出走は様々なレースで賞金を加算するか、トライアルレースで上位に入ることが条件です。
そして馬券の予想をする際は、各馬がどのレースでどんな成績を残してきたのかが重要になります。
桜花賞の予想に役立つレースについて見ていきましょう。
阪神ジュベナイルフィリーズ
2歳の牝馬戦で唯一のGⅠレースが阪神ジュベナイルフィリーズで、2歳女王決定戦と位置づけられています。
過去の優勝馬はラッキーライラック・ソダシ・リバティアイランドなど、その後も重賞で活躍する馬が多いです。
また近年は同レースから桜花賞に直行する馬も多く、本番でも概ね好成績を残しています。
コースは阪神競馬場の芝1,600mと、桜花賞と同じ舞台というのも心強いデータです。
そのコースを1度走っているということは、経験の少ない3歳牝馬にとっては大きなアドバンテージとなります。
2024年の同レースの勝ち馬はアルマヴェローチェで、桜花賞では上位の人気になることでしょう。
しかし今回に限っては少し状況が異なります。
2024年は阪神競馬場が改修工事中で、阪神ジュベナイルフィリーズは京都競馬場で行われたのです。
アルマヴェローチェが上位ということに変わりありませんが、阪神競馬場は桜花賞で初めて走るということに注意しましょう。
フラワーカップ
フラワーカップ(GⅢ)は、関東地区における3歳牝馬クラシックへの前哨戦と捉えられているレースです。
毎年3月の中旬に、中山競馬場芝コース1,800mで行われます。
桜花賞まで間がないことから、フラワーカップ上位馬はオークスへ直行するケースが多く、桜花賞ではあまり活躍できません。
しかし1800mから距離を短縮して力を発揮する馬もいるので、距離の適性を考慮して予想しましょう。
シンザン記念
シンザン記念(GⅢ)は、毎年1月に行われる牡馬も走るレースで、過去にはジェンティルドンナや、アーモンドアイといったスーパーホースが優勝しています。
シンザン記念に牝馬が出走するのは、距離が1,600mということと、相手が楽であることが理由です。
この時期の有力な牡馬は皐月賞(2,000m)やダービー(2,400m)を目指すため、多くが1,800m以上のレースを選択します。
つまりシンザン記念にはそれほど強力ではない牡馬が出走することになり、スタミナで劣る牝馬でも十分勝つチャンスがあるレースなのです。
また1月開催なので、桜花賞へ向けてこのあとのローテーションが組みやすいということもあります。
牡馬と戦ったという経験は大きいので、シンザン記念に出走した牝馬は注意してみていきましょう。
ホープフルステークス
ホープフルステークス(GⅠ)は、毎年12月の末に中山競馬場芝コース2,000mで行われます。
12月に行われる2歳GⅠレースは、朝日杯フューチュリティステークスと阪神ジュベナイルフィリーズがありますが、どちらも1,600m戦です。
そのため早い段階からクラシックを見据えた馬は、ホープフルステークスに出走します。
レイデオロやコントレイルといった一流馬も、このレースをステップとしてダービー馬となったのです。
牝馬では2023年にレガレイラが初めて優勝し、牝馬3冠レースではなく、皐月賞・ダービーに向かいました。
このようにホープフルステークスは、桜花賞との関連性が低いレースと言えますね。
紅梅ステークス
紅梅ステークスは、明け3歳牝馬限定のリステッド競走です。
1月の開催ということで、ここを足がかりにして2月・3月のレースに臨む馬が多くいます。
京都競馬場の芝1,400m戦(2025年は中京競馬場)で、明け3歳牝馬が走りやすい距離といっていいでしょう。
2021年の優勝馬ソングラインは、後に安田記念(GⅠ)を連覇しますが、桜花賞は休み明けが響いたのか15着と大敗します。
紅梅ステークスを使った馬の桜花賞直行は難しく、チューリップ賞などのトライアルレースを挟むのがいいようです。
エルフィンステークス
リステッド競走ながら、出世レースと言われているのがエルフィンステークスです。
京都競馬場の芝コース1,600m戦で、毎年2月の初旬に行われます。
ウオッカ・レッドディザイア・デアリングタクトなどが優勝しており、後に活躍する馬が多いのが特徴です。
デアリングタクトは同レースからの直行で桜花賞馬になりました。
このレースの2025年の勝ち馬はヴーレヴーで、間隔を空けて出走したことが好走につながったようです。
デアリングタクト同様に桜花賞に直行しますが、ヴーレヴーが出世レースを勝利した幸運を活かせるか、本番に期待しましょう。
ファルコンステークス
ファルコンステークス(GⅢ)は、中京競馬場の芝コース1,400mの一戦です。
3月中旬に行われる牡馬と共に走るレースで、牝馬では2020年にシャインガーネットが優勝しています。
しかし桜花賞との間隔が短いこともあり、シャインガーネットは桜花賞ではなくNHKマイルカップへ向かいました。
このようにファルコンステークスと桜花賞の関連度はあまり高くないので、急成長した馬が出てこない限り考えなくてもいいでしょう。
ファンタジーステークス
2歳時の能力比較となるレースがファンタジーステークス(GⅢ)で、11月初旬に京都競馬場の芝コース1,400mで行われます。
夏のローカル競馬でデビューした各馬のその時点の能力が比較できて、約5ヶ月後の桜花賞の予想に役立つのです。
また同レースで好成績の馬のほとんどが、12月の阪神ジュベナイルフィリーズに向かいます。
ファンタジーステークスで注目したいのはスピードです。
この時期の2歳牝馬が、1分21秒台前半で走れたら絶対能力が高いと言えます。
2019年の勝ち馬レシステンシアは、同レースを1:20.7の好タイムで走り、桜花賞では2着と好走しました。
2024年の覇者ダンツエランは、不良馬場でも1:22.8のタイムで走っているため、桜花賞での走りが期待されます。
アルテミスステークス
真っ向勝負の東京競馬場で行われる重賞レースが、アルテミスステークス(GⅢ)です。
阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦として2012年に新設、優勝馬は錚々たるメンバーが揃っています。
桜花賞2着・有馬記念優勝のリスグラシューや、阪神ジュベナイルフィリーズ1着・桜花賞2着のラッキーライラック、さらにはソダシやチェルヴィニアまでがこのレースの優勝馬となっていてすごいレースです。
これは東京競馬場の芝コース1,600m戦のため紛れが少なく、馬の能力の高さがそのまま結果に反映されやすいことによります。
スピードの絶対能力と長い直線を克服する瞬発力、さらにスタミナも必要でこのレースに勝つ馬は総合力に優れているのです。
2024年の勝ち馬ブラウンラチェットはその才能を見せてくれましたが、阪神ジュベナイルフィリーズは16着大敗となりました。
桜花賞で巻き返せるか、総合力の高さに期待しましょう。
フェアリーステークス
フェアリーステークス(GⅢ)は中山競馬場の芝コース1,600m戦で、毎年1月に行われます。
同レースから2月・3月のレースを経て桜花賞に向かう馬が多く、ここで力関係を測って今後のレースを選択していくのです。
2020年優勝のスマイルカナと2021年優勝のファインルージュは、桜花賞で共に3着と健闘しましたが、その後の優勝馬3頭は本番の桜花賞では二桁着順となっています。
2025年の優勝馬エリカエクスプレスは、1:32.8のレースレコードで駆け抜けており、桜花賞での走りに注目です。
桜花賞(2025年)に対する有名人・芸能人の予想

大きなレースが近くなるとテレビや新聞、Youtubeなどで多くの有名人の予想が公開されます。
納得できるものからこれはちょっとというものまで様々ですが、エンタメの一つと考えると楽しいですよね。
そんな予想の中でも特に人気がある、7人の有名人の予想スタイルを紹介します。
自分の予想に取り入れられるものがあるかどうか、楽しみながら探してみてください。
霜降り明星・粗品
「粗品の呪い」と競馬ファンの中でも恐れられているのが、霜降り明星の粗品さんです。
粗品さんの予想はYoutubeの「粗品Official Channel」で公開されていて、その中で自身を「生涯収支マイナス4億円君」と名のっています。
粗品さんの予想は至ってオーソドックス、そんなに奇をてらっているわけではないのですが、彼が本命とする馬はことごとく馬券圏外に沈むのです。
これを「粗品の呪い」と言い、自分が本命にしようとしていた馬と粗品さんの本命馬が被ると、ファンは頭を抱えてしまいます。
自分を信じてそのまま買うか、呪いを恐れて予想を変えるか迷うところです。
しかしたまに3連単をどかんと当てることがあり、そこがまた信じるか信じないかを難しくさせています。
粗品さんの桜花賞の予想が、自分の予想とかぶらないことを願うばかりです。
インスタントジョンソン・じゃい
インスタントジョンソンのじゃいさんの予想はまさに正統派、競馬の全てに精通していて理論的です。
指定された5つのレースの単勝を全て当てるWIN5で、何度も数千万円単位の大万馬券を的中させています。
じゃいさんは3連単を主体に勝負していて、ここぞというレースには多額の投資をするため、一般の競馬ファンがそれをまねるのは難しい印象です。
多くの競馬ファンは1日に使う馬券代はほぼ同じで、その金額内で馬券戦術を考えています。
じゃいさんの多額投資が前提で考える3連単の買い目と、一般の競馬ファンの戦術が合致するはずがないのです。
じゃいさんの予想は、馬券に対する考え方のみを参考にするのがいいですね。
鈴木淑子
パドックの映像で、大きくて派手な帽子を被った女性がいたことを思い出す競馬ファンは多いことでしょう。
鈴木淑子さんはフジテレビの「スーパー競馬」のコメンテーターとして活躍、その出演時の帽子がトレードマークとなりました。
コメントや文章から、競馬をこよなく愛しているのが伝わってきてとても好感が持てます。
ラジオNIKKEIの自身の番組などで予想討論をしていますが、鈴木さんの予想は参考程度に留めておくのがいいようです。
DAIGO
そもそもはミュージシャンであるDAIGOさんですが、あたりの柔らかさやさわやかなルックスからタレントとしても活躍しています。
そして2019年には、フジテレビ系列で毎週日曜に放送されている「みんなのKEIBA」のキャスターに抜擢されました。
DAIGOさんの予想スタイルはワイドを中心としたもので、番組内で予想する「DAIGOのワイド」はすっかり定着しています。
2024年の有馬記念は、ワイドならではの優れた買い方で見事的中させました。
単勝10番人気だったシャフリヤールを選択し、結果は2着16番シャフリヤール、3着1番のダノンデザイルとなり、1-16のワイドは1,900円の払い戻しです。
このようにDAIGOさんの予想は、3着なら入る可能性があるかもという馬を選ぶので、3連複や3連単の穴の1頭を加える際に役立ちます。
細江純子
細江純子さんは女性騎手の先駆け的存在で、DAIGOさん同様に「みんなのKEIBA」に出演しています。
細江さんの予想はオーソドックスなデータ重視ですが、最大の魅力はパドック解説です。
元騎手の鋭い観察眼を活かしてイチオシの馬を提示したり、人気馬が良くないとみるとなぜ良くないのかをきちんと説明してくれます。
2023年の天皇賞・春(GⅠ)は、前走日経賞(GⅡ)を圧勝したタイトルホルダーが、単勝1.7倍の圧倒的1番人気でした。
そんな馬の不具合をレース直前のテレビで指摘するのは、とても勇気の要ることだと思います。
しかしこの時の細江さんははっきりと「歩様がおかしい」と指摘したのです。
レースはいつものように先行したタイトルホルダーですが、2周目の第3コーナーで異常を感じた横山和生騎手が競走を中止します。
細江さんが気付いたわずかな異変は、こんな形で幕をおろすことになったのです。
桜花賞は体調管理が難しい3歳牝馬の戦いだけに、直前の状態を見極めることが大事になります。
細江さんのパドック解説が大いに参考になりそうですね。
安藤勝己
安藤勝己さんは笠松競馬場でデビューして活躍した元騎手で、JRAに移籍後も多くのGⅠレースを勝ちました。
騎手の目線からレースを振り返るコメントは、次走以降に大変役立ちます。
安藤さんの予想はYoutubeの「アンカッちゃんねる」がおすすめです。
有力馬を1頭づつS・A・B・Cで評価し、なぜそう考えたかの根拠を明確に示してくれます。
これが自分で予想を組み立てる際にとても参考になるのです。
忖度なしの有力馬ジャッジ、ぜひ観てみてください。
徳光和夫
芸能界一のギャンブル好きと言っても過言ではないのが、日本テレビのアナウンサーとして長く活躍した徳光和夫さんです。
競艇が特にお好きなようで、「競馬は遊び、競艇は勝負」とコメントしています。
そのため競馬では大穴を狙った予想が多く、その馬券はおもしろいように当たりません。
徳光さんの競馬予想は、考え方の参考程度に見ておくのがいいですね。
桜花賞とはどんなレースか?

桜花賞は3歳牝馬3冠レースの第1弾で、毎年4月に阪神競馬場で行われます。
第1回が行われたのは1939年、2025年は第85回の開催となる歴史ある一戦です。
当初は「中山四歳牝馬特別」というレース名で、中山競馬場の芝1,800mで行われていました。
その後東京・京都でも行われ、阪神競馬場での現在の形になったのは第10回からです。
レースレコードは第81回でソダシが記録した1:31.1で、最多優勝は武豊騎手の5勝となっています。
出走資格は3歳牝馬でJRA所属馬はもちろん、地方競馬所属馬でもトライアルレース等の条件を満たせば出走可能です。
また外国調教馬にも門が開かれています。
桜花賞に出られるのはトライアルレースで優先出走権を得た8頭と、その他は収得賞金の多い順となり、最大で18頭が出走可能です。
また桜花賞で5着までに入ると、オークスの優先出走権が得られます。
桜花賞(2025年)のボーダー変更について

競馬でいうボーダーとは、そのレースに出走可能なそれまでに加算された収得賞金のことです。
近年の桜花賞のボーダーは1,000万円と言われていて、新馬戦や未勝利戦を勝っただけではだめで、リステッド競走に勝つか重賞の2着以内を確保しないと出走が難しくなっています。
そしてJRAは、2025年の春季GⅠより出走馬選定方法を変更しました。
これにより、桜花賞のボーダーが低く見える可能性があるので注意が必要です。
変更前は「通算の収得賞金」だったものから、「芝コースにおいて行う、中央競馬のオープン競走、1勝クラス競走およびパートⅠに定める外国の競馬の競走で獲得した収得賞金」となりました。
つまり新馬戦・未勝利戦の賞金とダートのレース賞金は加算対象にならないということです。
ダートが得意な馬は出走が難しくなり、新馬戦・未勝利戦の賞金を対象にしないということで、ボーダーがこれまでより低く見えるということになります。
実際はボーダーが下がったとしても全体が下がるだけで、ダート馬で出走を検討している馬以外はほとんどの馬に影響はありません。
あまり深く考える必要はないようですね。
過去データを参考に2025年の桜花賞を予想しよう

2025年の桜花賞を、有力馬やレース比較を元に検証しました。
近年の傾向から、レース間隔を空けても十分に能力を発揮できるので、阪神ジュベナイルフィリーズの上位馬はそのまま桜花賞でも上位となります。
これに対抗できるのは、その他のレースで優れたパフォーマンスをした馬か、急成長をしている馬です。
3歳牝馬は心身ともに成長途上で、そのため当日の気配の確認が古馬のレース以上に大事になります。
過去の出走データだけでなく、直前の追い切りや当日の馬場状態、パドック・返し馬をもれなくチェックしましょう。
牝馬3冠レースの一つである桜花賞、2025年はどんなレースになるのか今から楽しみですね。