- 「競馬が全く当たらない…」
- 「あまりにも当たらなすぎて競馬がつまらなくなってきた…」
競馬初心者～中級者の方で、そのような悩みを持たれている方は多いのではないでしょうか。
そんな競馬が当たらない人は、共通する特徴が何点か存在します。
それらは、みなさんが無意識にやっている可能性があるかもしれません。
しかし、「競馬が当たらない」という悩みを解決する方法もあります。
その方法を知ることで、自身の競馬に対する行動や心持ちを変えることが可能です。
この記事では、競馬初心者～中級者向けに、競馬が当たらない人に共通する特徴と、当たるようになるための対策について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
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競馬が当たらないのは当たり前
競馬で馬券を買って、「当たらない…」と嘆いている方は、
- 「全部当ててやる…」
- 「馬券で生活費を担いたい」
などと考えていらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、競馬で勝ち続けている人は、ほんの一握りです。
よく高配当を当てて話題となっている芸人のじゃいさんも、高配当狙いというスタイルのため、10分の9以上の確率で馬券を外しています。
そう、競馬が当たらないのは普通のことで、あなたが特別馬券を当てる才能がないわけではなく、皆が同じように当たらないのです。
そういったことを知れば、「馬券が当たらないしつまらない」と嘆く必要もなくなります。
競馬が当たらないからつまらない！そんな人は控除率を理解しよう
そもそも、競馬で勝てない、つまらないと感じていらっしゃる方は、控除率を理解できていない可能性があります。
JRAでは、馬券により控除率が設定されており、20％は確実に控除される仕組みとなっています（JRAプレミアム除く）。
下記の表をご覧ください。
| 券種 | 払戻率 | 控除率 |
| 単勝 | 80% | 20％ |
| 複勝 | ||
| 枠連 | 77.5% | 22.5％ |
| 馬連 | ||
| ワイド | ||
| 馬連 | 75% | 25％ |
| 3連複 | ||
| 3連単 | 72.5% | 27.5％ |
| Win5 | 70% | 30％ |
この「払戻率」と「控除率」とは何なのでしょうか。
例として、あるレースで10億円の単勝売上があったとしましょう。
単勝であれば、10億円のうち8億円は当たった人たちに分配され、2億円はJRAの取り分となります。
これが3連単ならば、7億2500万円しか分配されず、2億7500万円はJRAの取り分です。
つまり、競馬とは、買った時点で胴元のJRAから搾取されていることになります。
この表を見れば、単複と3連単とでは、7.5％も控除率と払戻率が違うことがわかるでしょう。
つまり、3連単やWIN5は、控除率と払戻率を考えれば、最終的に負ける可能性が高い勝負に挑んでいると言えます。
「じゃあ全部当てればいいじゃないか？」と思われるかもしれませんが、それは「無理」な話です。
世界一の投資家で、10兆円近くの総資産を持つウォーレン・バフェット氏も、競馬でボロボロにやられたというエピソードを持っています。
そんな天才的投資家でも負けるのが競馬です。
競馬がつまらないと感じる前に、控除率と払戻率を理解し、「競馬で生活をする」などと考えず、自身の財布と相談して馬券を購入することが得策ではないでしょうか。
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「なぜか競馬が当たらない人」に共通する6つの特徴
競馬が当たらない人には、ある共通する特徴がいくつかあります。
ここで紹介する当たらない人に見られる行為は、当たらなくて当たり前といった行為のオンパレードですが、それらの行為が良くないと理解していても、やってしまう人もいるのではないでしょうか。
まず、競馬が当たらない、つまらないと感じていらっしゃる方は、自身の行為が紹介する特徴に当てはまっていないか、自身の行動を振り返ってみましょう。
人気馬を常に軽視して穴ばかり買う
1つ目の競馬が当たらない人の特徴は、1番人気の馬には目もくれず、穴馬ばかり追いかけていることです。
穴馬を狙ってその馬券が当たり、万馬券をゲットしたことのある方が、この行為をしがちです。
2023年のジャパンカップを例に挙げると、イクイノックスのような馬がいたとしても、人気だからといい◎をつけず、配当が跳ねそうといって、明らかにピークを過ぎたディープボンドに◎をつけていては、当たるものも当たりません。
穴馬は、人気がないから穴馬と言われており、実際には凡走する可能性が高いのです。
1番人気の勝率は30％を超えており、連対率は50％超え、複勝率は60％を超えています。
つまり、1番人気だからといって馬券から外すのは、非常に無謀な行動であると言えるでしょう。
三連単など難しい馬券ばかり買っている
2つ目の競馬が当たらない人の特徴は、難易度の高い馬券ばかり買っていることです。
難易度の高い馬券というのは、馬単や、3連単、WIN5といった馬券です。
こういった難易度の高い馬券というのは、穴馬を絡めて当てたならば、一発で高配当が見込め、非常に夢のある馬券といえます。
しかし、難易度の高い馬券は、当たらないからこそ難易度が高いのです。
上記の記事でも解説しているように、3連単の当たる確率は、0.02％です。
18頭立てならば、4896分の1です。
普通に考えれば、まず起きる確率の少ない確率であると言えます。
ただ、競馬が当たらない人は、そういった確率や、先程紹介した控除率を完全に無視して馬券を買ってしまいます。
また、3連複の当たる確率は0.122％、比較的難易度が低いと言われている馬連ですら0.65％です。
馬連ですら当たる確率は、0.65％なのです。
そう考えると、難しい券種ばかり買っていても、当たらないのは当然と言えるでしょう。
予想したレースを見返さない
3つ目の競馬が当たらない人の特徴は、自分が当たらなかったレースを振り返らないことです。
自分が当たったレースは何度も見て、自分が外したレースは一切見ないという方は、意外と多いのではないでしょうか。
当たらなかったレースを見ることは、馬券を外した気持ちが蘇ってしまうでしょうから、その気持ちは理解できます。
しかし、自分が外してしまったレースは、情報の宝庫です。
自身が本命にした馬は、
- スタートは良かったのか
- 不利は受けていないか
- 引っかかっていないか
- 距離は適切だったか
- 今後も買えそうか
などと、色々なことがわかります。
受験勉強においても、「復習が大事」と言われるように、競馬においても復習は大事なのです。
なんとなくで馬券を購入する
4つ目の競馬が当たらない人の特徴は、なんとなくで馬券を購入することです。
何となく競馬新聞やJRAのHPを見ていて、知っている馬や好きな血統の馬が出ている事を知り、なんとなく買ってみたら外れてしまった…というのは、競馬あるあるだと思われます。
しかし、その「なんとなくで馬券を購入する」ことが、競馬が当たらない、つまらないと悩ませる原因となります。
なんとなくで馬券を購入してしまえば、もちろん当たることもありますが、圧倒的に外す可能性の方が高いです。
そして、馬券を外すと、感情が高ぶります。
この「高ぶり」が厄介で、他の買う予定のなかったレースにまで手を出してしまい、さらにハズレ馬券を積み重ねてしまうことになるのです。
この、「なんとなく馬券」の連鎖は、競馬をつまらなくさせる原因ともなり得ます。
開催される全レースを購入している
5つ目の競馬が当たらない人の特徴は、開催される全てのレースを買うことです。
JRAの競馬は、1日2場開催ならば24レース、3場開催ならば36レース開催されます。
さらに、土日で行われるので、2場開催ならば、2日で48レース、3場開催ならば72レースとなります。
競馬が当たらないと嘆いている方の中には、全部のレースを予想し、購入している人もいるのではないでしょうか。
そうなると、1レースに使う予想時間は、10分程度となります。
そんな短い時間では、予想がまとまらず、「なんとなく馬券」を連発させ、当たらない馬券を続出させてしまうでしょう。
短時間の予想による精度の低い予想で、たくさんのレースの馬券を買うことは、当たらなくて当然と言えます。
そもそも適当に馬券を買っている
6つ目の競馬が当たらない人の特徴は、そもそも適当に馬券を購入することです。
そもそもまともに予想すらしておらず、適当に馬券を買っていれば、当然当たりません。
適当に馬券を買う例としては、彼女の誕生日の番号を買う、サイン馬券、その日の日付で買う、サイコロで決めるといったことが挙げられます。
当たらないからといって、そんな買い方をしていれば、当たるものも当たりません。
競馬は宝くじではなく、戦略的に取り組めば、回収率100％も夢ではないのです。
競馬が当たらない人へ7つの当て方を解説【イライラNG】
これまでは、競馬が当たらない人に共通する特徴を紹介してきました。
ここでは、競馬が当たらない人へ、7つの当て方を解説します。
基本的には、競馬が当たらない人の行動の”逆”を行い、メンタルコントロールができるようになることです。
ここで紹介することを実践すれば、ある程度馬券が当たるようになることを実感できるようになることでしょう。
人気馬が人気のある理由を理解する
1つ目は、人気馬が人気である理由を理解することです。
各レースには、必ず1番人気馬が存在します。
その中では、これは人気でも仕方ないという人気馬もいれば、無理矢理押し出された人気馬、血統や騎手の要素だけで人気になっている馬など、様々です。
例えば、2024年の安田記念の1番人気馬は、香港馬のロマンチックウォリアーでした。
日本馬も成績を残している香港を主舞台として、G1を7勝していたこの馬は、国は違えども、1番人気になっても当然の成績だったと言ってよいでしょう。
こういった馬を、「日本初出走なのに人気しているから」という理由で軽視していては、馬券で勝つことは難しいかもしれません。
しかも単勝は3.6倍と、超絶人気とは言えない人気でした。
競馬が上手い人は、こういった絶妙なオッズの1番人気を見極め、勝負するのです。
当たりやすい馬券の種類を買う
2つ目は、当たりやすい券種を買うことです。
先程紹介したように、3連単の当たる確率は0.02％、3連複の当たる確率は0.122％、馬連の当たる確率は0.65％となります。
一方、単勝の当たる確率は5.5％、複勝の当たる確率は16％です。
競馬初心者の方は、単勝や複勝すら当てられないという方もいるのではないでしょうか。
そういった方が、3連単のような難しい券種を買ったことで、当たらないのは当然でしょう。
まずは、当たりやすい馬券の種類、単勝や複勝を確実に当てられるようにすることです。
3連単の当たる確率は、本当に低いため、当たらなくても当然と考えた方が良いでしょう。
予想したレースを見返す
3つ目は、自身が予想したレースを見返すことです。
当たったレースは見返すものの、外れたレースを見返す人は、多くありません。
しかし、競馬は勉強と同じで、復習が大事です。
- 「自分が本命にした馬はなぜ負けたのか」
- 「この馬は今後どの条件で買えるのか」
- 「そもそも自分が当てやすいレースはなんなのか」
レースを見返していくことで、様々なことがわかるようになります。
何となくで馬券を買わない
4つ目は、何となくで馬券を買わないことです。
なんとなくで馬券を買うと、やはり当たらない確率は増えます。
それだけなら良いのですが、馬券が当たらないと、感情が高ぶり、「この負けを取り返さなきゃ！」となんとなく馬券を繰り返し、さらに負け続けてしまいます。
そんな負の連鎖を防ぐには、何となくで馬券を買わず、きちんと予想を立ててから馬券を買うことです。
わからないレースは”ケン”をする
5つ目は、わからないレースは”ケン”をすることです。
これは、先述した「なんとなくで買わない」ことにも共通していますが、わからないレースを購入する必要はありません。
”ケン”とは、レースの馬券を買わず、見学することです。
この”ケン”の一番の効力は、冷静にレースを見ることができることがあります。
馬券を買ってレースを見ると、かなり感情が入ってしまい、冷静にレースを見ることができず、次の予想に繋がらないこともあります。
しかし、”ケン”ならば、自分のお金が減る心配がないため、冷静な分析が可能です。
競馬は、1日36レースあることもありますが、全てのレースを購入しなくてはならないというルールはありません。
わからないレースは買わなくてもいいし、何なら1日全部”ケン”をしたっていいのです。
競馬で当たらないと悩んでいる方は、”ケン”の有効性を知りましょう。
血統や騎手の特徴を知る
6つ目は、血統や騎手の特徴を知ることです。
馬券を当てるには、情報が必須です。
血統や騎手の特徴をある程度知らなければ、馬券を当てることはできません。
例えば、G1レースで、トップであるルメール騎手や川田騎手を買わずに、G1で100回以上乗っても勝てない騎手を買ってしまえば、やはり当たらない可能性が高いです。
血統も、芝の重賞を走りそうもないダート血統の馬を買っていては、やはり勝てる可能性は下がります。
馬券が当たらないと悩んでいる暇があるならば、まずはこういった基礎的な競馬の勉強をする必要があるかもしれません。
当たらなくてもイライラせずストレスを溜めない
7つ目は、イライラせずにストレスを溜めないことです。
冒頭でも申し上げているように、競馬は当たらないのが普通だといえます。
確かに、馬券を外すと、高ぶってしまい、再度無謀な馬券を買ったりしてしまい、さらなるストレスを溜めることにも繋がります。
競馬が当たらなくても、イライラせずにストレスを溜めないことが一番重要です。
もし、競馬が当たらなくて、イライラが止まらないならば、それは賭け金が多すぎるのかもしれません。
1日の購入額をストレスのない額にまで減少させれば、たとえ外れても、強いイライラは起きないことでしょう。
まとめ：競馬が当たらないからといって辞める必要はない
競馬の当たる確率を高くする行動は確かに存在しますが、競馬は基本的に当たらないものです。
だからこそ、当たらないからといって辞める必要はありません。
競馬は、競馬は上手く付き合えば、非常に楽しい娯楽だといえます。
ストレスのない賭け金で、無理のない範囲で競馬を楽しむことが、一番重要であると言えるでしょう。
この記事を読んで、競馬に対して上手くストレスコントロールができるよう努めていただければ、幸いに思います。
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