帯広競馬場は馬産地北海道の中東部にあり、世界でも唯一のばんえい競馬が行われています。
ばんえい競馬とは、一般的に行われている平地競走とも障害競走とも違う独特なものです。
最高1トンにもなるソリを曳いてゴールを目指すため、力自慢決定戦のようなレースになっています。
通常の競馬が100m走やマラソンに例えられるのに対し、ばんえい競馬はまるで重量挙げを見ているようです。
そんな帯広競馬場のばんえい競馬はどんな特徴があって、どのように予想すればいいのでしょうか。
ばんえい競馬独特の馬場水分や、有利な枠についても解明する必要がありそうです。
帯広競馬場の特徴と傾向を徹底調査しました。
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帯広競馬場(ばんえい競馬)200mの特徴と傾向
帯広競馬場で行われるばんえい競馬は、直線200mのダートコースです。
たった200mの距離ですが、その間に様々なドラマが展開されていて目が離せません。
帯広競馬場(ばんえい競馬)200mの特徴と傾向を見ていきましょう。
ばんえい競馬は世界唯一のレース
世界では様々なコース形態で競馬が行われていますが、帯広競馬場のばんえい競馬は世界唯一のレースです。
1900年頃の北海道は開拓時代で、馬は農耕の分野で大活躍、まさに人馬一体となって大地を切り開いていきました。
そんな中、農耕馬同士の力試しのようなイベントが行われ、それがソリを曳く今のばんえい
競馬へと姿を変えていったのです。
ばんえい競馬の元の姿は、北海道の農耕生活と密接な関係があったのですね。
大きなばん馬の最高体重と重いソリ
ばんえい競馬が一般的な競馬と大きく違うのは、ばん馬と呼ばれる大きな馬が重いソリを曳いていることではないでしょうか。
騎手は曳かれているソリの方に乗って、馬の後ろからムチを振るいながら操縦しているのです。
ばん馬と呼ばれる馬は脚が太く全体的にがっしりしていて、線が細いサラブレットとは別の生き物のように感じます。
ばん馬は1000kgを超えるものもいて、2020年に現役最強馬といわれたオレノココロ号はなんと1225kgもありました。
サラブレットも大型化してきているとはいえ、500kg前後の馬が多く活躍しています。
これを考えると、通常の競馬とは別次元のレースと言っていいですね。
また曳いているソリの重さ(積載重量)は、480kg(牝馬は460kg)から最大1トンまでです。
そんな重いソリを曳いて走るばんえい競馬は、見ている方も力が入ります。
2つの障害(坂)を越える
ばんえい競馬は重いソリを曳いている上に、2つの障害(坂)を越えなければなりません。
スタート後にあるのは高さ1mの第1障害で、これが最初の山場となり体力を温存しながら越えていく必要があります。
そしてその後に待ち構えているのが、高さ1.6mにもなる第2障害です。
この坂がばんえい競馬最大の山場と言っていいでしょう。
スムーズに乗り越えていくために、第1障害と第2障害の間で一度止まってばん馬を休めるということもします。
そしてさらにゴール前には高さ0.5mの砂障害が待ち受けていて、ここまでトップを走ってきたばん馬がピタっと止まってしまうこともあるのです。
ばんえい競馬はゴールするまで目が離せませんね。
ゴールはソリの全てが通過した時
一般の競馬は、ゴール板に馬の鼻先が入った瞬間がゴールですよね。
ハナ差やアタマ差などの着差が出るのはご存知の通りです。
しかしばんえい競馬は、ソリの後端の全てが入ったところでゴールとなります。
着差はタイム差で表記され、一般の競馬のように3馬身差というようなものはありません。
そして2秒差だと一般競走では大差になりますが、ばんえい競馬では僅差と見られます。
また重賞競走ほどタイムが遅く、2歳戦が速くなる傾向です。
これは2歳戦のソリが比較的軽いためで、スピードよりも「より重いものを運ぶ馬が強い」というばんえい競馬本来の性質によります。
またゴールがソリの後端が入ってからというのは、農耕馬が荷物を運ぶということからきているようです。
荷物を運びきって仕事が終わる、言われてみればわかりやすいですよね。
最大10頭がまっすぐ走る
ばんえい競馬のコースはセパレートになっていて、最大10頭がまっすぐに走ってゴールを目指します。
新潟の直線1000m戦では内枠の馬が外に向かって走っていきますが、ばんえい競馬でそれはありません。
決められたコースをひたすらまっすぐに走るため、どの馬がリードしているのか見ている方もわかりやすいレースです。
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帯広競馬場(ばんえい競馬)の馬場水分の基準
一般の競馬の馬場状態は、良・やや重・重・不良の4段階ですよね。
芝コースだと良の方がタイムが速く、ダートコースは良だと脚をとられて時計が掛かります。
それがばんえい競馬では、0.0%〜9.9%までの水分量で馬場状態を表示するのです。
実際に馬場の砂を採取して水分量を計っているため、一般の競馬のように重よりの良とかいうことはありません。
ばんえい競馬は一般のダートコースのように、水分量が多ければソリが滑りやすくなりタイムも速くなります。
水分量の多い馬場が「軽馬場」で、水分量が少なくてソリの滑りが悪い馬場が「重馬場」です。
力自慢の馬は「重馬場」で力を発揮し、先行してそのまま行きたい馬は「軽馬場」を得意としています。
このようにばんえい競馬は、馬場水分によって予想が大きく変わってくるので、直前の情報をチェックするようにしましょう。
帯広競馬場(ばんえい競馬)の有利な枠
一般の競馬ではコースによって有利な枠というのがありますが、直線セパレートコースのばんえい競馬はどうなのでしょうか。
ばんえい競馬は枠による有利不利は多少ありますが、そんなに気にする必要はありません。
ばん馬がソリを曳いて何度もコースを走っていると、重さで砂が砕け走りやすくなることは確かです。
そうすると、1枠2枠の使用頻度の高そうな枠が有利に感じますね。
しかしばんえい競馬は「内詰め」「外詰め」と言われるものを採用していて、内詰めは1枠から、外詰めは10枠から馬を入れて内外で差がでないようにしているのです。
ずっと使われる中枠がやや有利といえますが、それほど気にすることもありません。
また外枠は観客が近いため馬の気が散ってしまい不利という見解もありますが、それもそれほど影響はないというのが専門家の見方です。
ばんえい競馬は斤量差や馬場状態の方が重要なので、枠の有利不利はあまり考えずに予想しましょう。
帯広競馬場(ばんえい競馬)の馬券の種類
ばんえい競馬は一般の競馬と異なることが多いことを紹介してきましたが、馬券の種類はどうなのでしょうか。
ばんえい競馬の馬券の種類を紹介します。
ばんえい競馬の馬券は8種類
ばんえい競馬の馬券の種類は全部で8種類あり、その券種は以下の通りです。
- 単勝
- 複勝
- 枠複
- 馬複
- 馬単
- ワイド
- 3連複
- 3連単
このように中央競馬や地方競馬の馬券の種類と変わりはなく、これなら日頃から慣れていて買いやすいですよね。
ちなみに、馬券は地方競馬共通のマークカードで購入できます。
場名欄の「帯広」をマークして一般の地方競馬と同様に、レース番号・式別(馬券の種類)・馬番・金額をマークすれば完成です。
また払戻率も一般の地方競馬場と変わりなく、72.5%〜80.0%となっています。
3連単が圧倒的に売れている
中央競馬ではフルゲートが18頭だったりして、高額配当が期待できる代わりに的中率が低くなる傾向です。
ばんえい競馬は最大が10頭なので、配当は低いですが的中率は高くなります。
そんなことも影響してかばんえい競馬は3連単の売上が全体の約45%で、中央競馬の約30%を大きく上回っているのです。
10頭立ての3連単全通りの買い目点数は720、賭ける馬を絞れれば当たりそうな感じがしますよね。
帯広競馬場(ばんえい競馬)で儲かるおすすめの買い方5選
ばんえい競馬は一般的な競馬とは異なりますが、独特なおもしろさがありファンが着実に増えている印象です。
しかし大事なお金を賭けるわけですから、やはり馬券が当たらないとつまらないですよね。
帯広競馬場ではどのように馬券を買ったら儲かるのか、一般の競馬との違いを確認しながら見ていきましょう。
平地の1kgを10kg差と考える
ばんえい競馬で一番難しいのは、積載重量ではないでしょうか。
一般の競馬で負担重量と呼ばれているものが積載重量で、460kgから1000kgの間で決められます。
そして一般の競馬の1kg差は、ばんえい競馬の10kg差とみるのが正解のようです。
例えば2024年11月18日の第11レースオータムカップは、積載重量が735kg〜750kgでの設定でした。
最大と最小の間に15kgの差がありますが、これを一般の競馬に当てはめると1.5kg相当になります。
負担重量55.0kgの馬と、56.5kgの馬が走ると考えればいいわけです。
しかしそれでもばんえい競馬の積載重量は幅が大きいですよね。
750kgとこのレースでは最も重い積載重量であっても、前走を780kgで好走していたらその馬にとっては楽になります。
このようにばんえい競馬の積載重量は過去の実績と照らし合わせて、その馬にとって重いのか軽いのかを判断する必要があるのです。
馬場水分と照らし合わせて予想する
一般の競馬でも馬場状態を把握することは大事ですが、ばんえい競馬では馬場水分がより重要になってきます。
それはばん馬の中でも軽い馬場が得意な馬、重い馬場が得意な馬がいるからです。
軽い馬場が得意な馬は、スタートダッシュを決めてそのままの勢いで押し切ります。
一方重い馬場が得意な馬は後半型が多く、じっくり力をためて第2障害過ぎから逆転を狙うのです。
過去の実績を振り返ると、その馬がどんな馬場水分の時にどんな走りをしたのかが分かります。
そしてそれを他馬と比較し、今日の馬場水分と照らし合わせて予想していくのです。
例えば重い馬場でゴール前で止まってしまって最下位になった逃げ馬が、馬場水分が多く軽い馬場のときに穴をあけることがあります。
このようにばんえい競馬では馬場水分が重要な指標になるので、しっかりと把握するようにしましょう。
細かいクラス分けを考慮
ばんえい競馬は収得賞金によって、オープンからC2まで9つのクラスに分けられています。
さらにクラスの中でも組があり、例えばB2-3(B2クラスの3組)などと表記されるのです。
そのクラスで勝って賞金を得ると、上のクラスに上がり積載重量も増えます。
上のクラスのより強い相手と対戦するだけでなく、ソリも重くなるわけで連戦連勝するにはよほどの力がないと難しいです。
またクラス分けの基準は過去3年プラス今年度の収得賞金なので、3年前に活躍した馬がその後あまり勝っていないと降級の可能性があります。
そうすると上から降りてきた馬、下から上がってきた馬の力関係を把握しなければなりません。
しかし上位のクラスの重い積載重量で戦ってきた馬は、ソリが軽くなるとかつての力を取り戻すことが多くあります。
ばんえい競馬では降級馬に注目してみましょう。
騎手の技量に左右される
ばんえい競馬は騎手の腕が、一般の競馬以上に大事だと言われています。
第1障害と第2障害の間で止まって馬を休ませたり、第2障害を越える際は叱咤激励しながら馬を導くのです。
帯広競馬場所属の鈴木恵介騎手は、2022年に198勝、2023年は200勝して圧倒的な力を示しました。
鈴木騎手は1976年生まれの48歳、2024年7月28日にばんえい競馬史上3人目となる通算3500勝目を挙げましたが、デビューから26年6ヶ月での達成は最速です。
映像を見ると激しく追うことはもちろん馬をなだめるのも上手で、その日のその馬の状態に合わせて馬を走らせています。
2023年は勝率18.2%・連対率29.9%で、他の騎手の追随を許しません。
ばんえい競馬では、迷ったら鈴木騎手と覚えておくといいですね。
またばんえい競馬は騎手によって乗り方がまちまちなため、全く勝てなかった馬が乗り替わって好走する場合があるので注意しましょう。
パドックで状態をチェック
ばんえい競馬は一般の競馬と同じように、パドックで馬の状態をチェックすることが大事です。
力強く踏み込んでパドックを大きく回って歩いている馬は、好調と見て間違いありません。
このあたりは一般の競馬と同じですね。
レース中はソリに乗っている騎手ですが、パドックでは馬にまたがって登場するので、馬と騎手の呼吸が合っているかを見極めるチャンスです。
自分の組み立てた予想が正しいかどうかの最終判断の場として、パドックを有効に活用しましょう。
帯広競馬場(ばんえい競馬)の特徴:まとめ
帯広競馬場(ばんえい競馬)の特徴について解説しました。
積載重量・馬場水分・クラス分け・騎手の巧拙と予想する上で大事な要素が数多くありますね。
それらは過去の実績をみればある程度わかりますが、他馬との比較や全体感を把握するには少し慣れが必要なようです。
ばんえい競馬の魅力のひとつに、200mの距離を馬と共に進めるということがあります。
2024年11月10日の重賞クインカップの勝ちタイムは、1分54秒5でした。
200mをこのタイムで走るのですから、人も十分についていけますよね。
世界で唯一のばんえい競馬、魅力がたくさんあるのでぜひ現地で声援を送ってみてください。
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