日本でトップレベルの競馬場はと聞かれて、東京競馬場を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
古くからのファンは「東京競馬場」より、「府中競馬場」と言った方が馴染み深いかもしれませんね。
東京競馬場では日本ダービーや天皇賞(秋)、ジャパンカップなどGⅠの中でも格の高いレースが行われています。
そして長い直線や上り坂、広い幅員などから大きな競馬場というイメージが強いですね。
そんな東京競馬場はどのような特徴があるのでしょうか。
平地競走は芝コースとダートコースに分かれていて、それぞれ様々な距離があります。
また芝の中にはAコース・Bコースなどがありますが、何のことなのか気になりますよね。
東京競馬場の特徴をコース別に徹底調査しました。
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東京競馬場の芝コースの特徴
東京競馬場の特徴を一言で表現するなら、「とにかく広い!」ということになるのではないでしょうか。
芝コースは1周が2083.1m、直線の長さ525.9m、幅員最大41m(共にAコースの数値)と広大です。
そして2つの坂を上り下りするハードさと、コーナーがゆるやかという特徴があります。
そのためレースでは紛れが少なく、実力馬が力を発揮しやすい競馬場です。
芝コースは8つの距離でレースが行われていますが、それぞれの特徴を見てみましょう。
芝1400mはスローになりやすい
芝1400mは向正面中程からスタートし、ワンターンでゴールを目指します。
スタート直後に高低差1.5mの上り坂となるため、スタートダッシュがしづらいです。
そのためスローな展開になることが多く、最後の直線の瞬発力が勝負の決め手になります。
楽に逃げやすいコースのため、逃げ・先行馬を重視するようにしましょう。
芝1600mは先行争いが激しい
安田記念をはじめNHKマイルカップ、ヴィクトリアマイルと3つのGⅠレースが行われるのが芝1600mです。
第2コーナー付近からスタートし、向正面の長い直線を走ります。
スタート後はゆるやかな下り坂なこともあり、逃げ・先行馬の先行争いが激しくなります。
200mほど走ると上り坂で淀みないペースになることが多く、逃げ馬にとっては息を入れにくく厳しいです。
差し馬は前についていくスピードと、最後の直線で抜け出す瞬発力が必要になります。
力と力の勝負になり紛れの少ない距離なので、実力通りに馬券を買うのが良いですね。
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芝1800mは中枠がやや有利
芝1800mは、第2コーナー奥の斜めに作られたポケットが発走地点です。
スタートして約160mで第2コーナーを迎えますが、それほど急では無いのでスムーズに回っていけます。
それでも外枠の馬は距離のロスがあり、内枠の馬は外から被せられる形になって走りづらそうです。
そんなことからこの距離は、3枠4枠の勝率が高いという結果になっています。
外枠に入ってしまった逃げ馬は余程の力が無いならば、馬券の対象から外した方が良さそうです。
芝2000mはスタート後のカーブがきつい
天皇賞(秋)の舞台としておなじみの芝2000mは、第1コーナーのポケット地点から発走します。
スタートして100mもすると第2コーナーのカーブがあり、車が道路を左折するような急な感覚です。
そのため内枠が有利であることは間違いなく、特に逃げ馬が外枠に入った場合は1800m戦の比ではないほどきついです。
どんなGⅠレースでも数日前に行われる枠順抽選会はハラハラしますが、天皇賞(秋)ほど注目されることはないでしょう。
調教師や騎手ががっかりしたコメントを発表するのをみると、いかにこのコースの外枠が不利であるかがわかります。
力のある馬が1〜3枠に入ったら買い、外枠に入ったら評価をひとつ下げることが必要でしょう。
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芝2300mは外枠がやや不利
芝2300mのコースは、2024年現在あまり使用されていません。
スタート後約250mで第1コーナーのカーブがあるため、外枠に入った逃げ・先行馬はやや不利となります。
しかしフルゲート18頭ではなく12頭あたりのレースなら、それほど気にすることもないでしょう。
芝2400mはダービーやジャパンカップで使用
日本ダービーやオークス、ジャパンカップと日本を代表するGⅠレースが行われるのが芝2400mです。
2018年のジャパンカップでアーモンドアイが2分20秒6という衝撃の世界レコードを出しましたが、速い馬場で馬の力がストレートに出し切れるコースと言えます。
昔の日本ダービーは20頭以上の馬で争われていたため、第1コーナーを10番手以内で回らないと勝てないという「ダービーポジション」がありました。
しかし2024年現在はフルゲートでも18頭、また馬の力が格段に上がり差し馬が有利な傾向に変わりました。
アーモンドアイや世界NO.1フォースとなったイクイノックスは、2,3番手に付けて抜け出すという横綱相撲で勝利しています。
「強い馬は強い」という昔からの格言を最も感じられる距離と言えますね。
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芝2500mは上り坂からスタート
芝2500m戦はスタートから上り坂で、ゴールまで3回も坂を上るのでパワーが必要となります。
11月に行われるGⅡアルゼンチン共和国杯では、スピードよりスタミナのある馬が強い印象です。
このレースの勝ち馬が後にGⅠ馬になることも多いので、注目して見てみましょう。
芝3400mはタフさと瞬発力が必要
芝3400mは、広い東京競馬場を1周半もするコースです。
そもそもタフな馬でなければこの距離を走れず、さらに最後の直線で抜け出すための瞬発力も必要になります。
GⅢのダイヤモンドステークスでのみ使用されていますが、騎手の駆け引きがおもしろいレースなのでぜひ見てみてください。
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東京競馬場のダートコースの特徴
東京競馬場のダートコースは、広大な芝コースの内側にあるため小さく感じますが、1周1899m・直線の長さ501.6mは日本一です。
芝コースと同じように2つの坂があるため、とてもハードで力の要る馬場であることは間違いありません。
使用されている5つの距離の特徴を見ていきましょう。
ダート1300mはあまり使用されない
ダート1300mは下級条件のレースが行われ、あまり使用されていません。
中央競馬にしては、中途半端な距離ということもありますね。
向正面の中程からスタートしすぐに上り坂があるので、ペースはスローか平均で速くならず、逃げ・先行馬がペースを作りやすいコースです。
枠による有利不利は考えなくてもいいでしょう。
ダート1400mはスピードと瞬発力が必要
第2コーナーを回ったところからスタートするのがダート1400m戦です。
スタート後は長い直線を走りますが、逃げ・先行馬による先行争いは激しくなる傾向にあります。
そして最後の直線では、力の衰えてきた逃げ・先行馬を差し馬が捉えにいきます。
スタートからゴールまで息の抜けない戦いが続くため、観戦するにはおもしろい距離です。
この距離を勝ち切るには、スピードと瞬発力の両方が必要なようですね。
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ダート1600mは芝コースからスタート
ダート1600mは、第2コーナーの芝コースからスタートし150m走ってダート本線に合流します。
そのためスタートが大事で、芝で滑ってしまう馬もたまに見受けられます。
GⅠのフェブラリーステークスで使用されていて、実力通りの決着になることが多いのが特徴です。
最初のコーナーまでが長くてゆるいカーブ、そして長い最後の直線とダート王決定戦に相応しい舞台ですね。
枠や脚質による有利不利はなく、馬の力の把握と展開の読みが予想する上で大事になります。
ダート2100mは最初のコーナーまで短い
ダート2100mはスタンドの真ん中あたりから発走し、第1コーナーまでが約240mと短くなっています。
そのため内枠に入った逃げ・先行馬がやや有利な印象ですが、ダートにしては長い距離のため差し馬も活躍する余地は十分です。
長距離を使ってきた馬を狙うようにしましょう。
ダート2400mはほぼ使用されていない
ダート2400mは、ほぼ使用されていないコースです。
スタートしていきなり高低差2.4mの上り坂となるため、かなり力のある馬でないと走り切ることが難しいと言えます。
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東京競馬場における4つのコース(A・B・C・D)の違い
東京競馬場は距離とは別に、AコースBコースなど4種類のコース分けがあります。
これは芝コースのみの適用で、内ラチ沿いの荒れた馬場の対策としているものです。
それぞれの違いを見ていきましょう。
Aコース
1周距離 | 幅員 |
2083.1m | 31〜41m |
東京競馬が開幕すると、最初に使用するのが最内に設定されたAコースです。
開幕週は前が止まらないとよく言われますが、きれいに手入れされた芝コースは走りやすそうですよね。
Bコース
1周距離 | 幅員 | 備考 |
2101.9m | 28〜38m | Aコースから3m外 |
開催を重ねるとコースの内が荒れてくるので、内ラチを3mほど外にずらして馬が走りやすくします。
それがBコースで、7日目あたりからこのコースになります。
内ラチが3m外にずれるのに伴って、幅員も3mほど狭くなりますがレースへの影響はありません。
Cコース
1周距離 | 幅員 | 備考 |
2120.8m | 25〜35m | Aコースから6m外 |
Bコースからさらに3m外に作られるのがCコースです。
開催11日目あたりから使用されます。
Dコース
1周距離 | 幅員 | 備考 |
2139.6m | 22〜32m | Aコースから9m外 |
開催の最終盤に作られるのがDコースで、Aコースからは9mも外になります。
このようなコース設定により競走馬は走りやすい状態が続くため、東京競馬場は実力馬が実力を発揮しやすい馬場であると言えるのです。
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東京競馬場の入場料はいくら?
東京競馬場の入場料はいくらなのか気になりますが、実は開催日によって違った料金設定になっています。
一覧にすると以下のようになります。
日程 | 入場料 |
日本ダービー当日など | 1000円 |
安田記念当日など | 500円 |
一般開催日 | 200円 |
パークウインズ時 | 0円 |
このように主要GⅠレースの日は1000円となっており、しかも事前に「入場券ネット予約」で申し込まないと入場できないので注意してください。
一般の開催日はわずか200円で、今どきたったの200円で1日楽しめるなんて嬉しいですよね。
パークウインズは他場開催時に場外馬券場として入場できるもので、馬は走っていませんが入場者が少ないので快適に過ごせますよ。
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東京競馬場の開門は何時?
JRAは10時前から第1レースが発走されますが、東京競馬場の開門は何時なのでしょうか。
東京競馬場は原則として9時に開門し、馬券の発売は9時30分からとなっています。
朝一番の競馬場はすがすがしく気持ちがいいので、ぜひ早めに到着されることをおすすめします。
パークウインズ時の開門は9時10分と、少し遅いので注意してくださいね。
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東京競馬場でWi-Fiは使える?
2024年現在、馬券はインターネットで購入する人が多いのではないでしょうか。
競馬場に居たとしても、自動発券機に並ぶことなく購入できて便利ですよね。
そんなファンのために、東京競馬場では無料Wi-Fiが使えるようになっています。
スマートフォンへの接続は以下のように簡単です。
- 「設定」から「JRA_Wi-Fi」を選択
- 利用規約を読み「同意する」をタップ
- JRAホームページに接続されて使用可能
オッズ情報なども確認できるので便利ですよね。
しかしGⅠレース開催日など混雑している時は、繋がりにくいことがあります。
馬券の購入は余裕をもって済ませるようにしましょう。
▼高知競馬の特徴についても知っておきましょう!
東京競馬場で強い3人の騎手
紛れが少なく馬の能力がそのまま発揮される東京競馬場ですが、その能力を最大限引き出すのは騎手です。
東京競馬場で強い騎手を探せば、馬券購入のヒントになりますね。
ここでは2024年現在、東京競馬場で強い騎手を3人紹介します。
圧倒的な勝数のC.ルメール
全国リーディングでもトップを走るC.ルメール騎手は、9月1日現在全111勝中、東京競馬場で約半数の52勝を挙げています。
これは2位の戸崎騎手の約2倍の勝利数で、東京競馬場では彼を外すわけにはいきません。
ルメール騎手自身も「長い直線が好き」と言っていて、馬の能力を最大限引き出す力は秋競馬でも発揮されることでしょう。
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ダートはお任せ!戸崎圭太
東京競馬場第2位は戸崎圭太騎手で、ルメール騎手に次ぐ29勝を挙げています。
戸崎騎手と言えば南関東競馬出身で、そのためダートに強い印象があります。
29勝の内半数以上の16勝がダート戦で、ダートは戸崎騎手にお任せと言っていいでしょう。
秋競馬はダートで人気薄の馬に騎乗した時がチャンスですね。
脅威の勝率!川田将雅
関西を中心に騎乗している川田将雅騎手ですが、東京競馬場でも大活躍です。
勝利数は18勝で第3位ですが、勝率が37.5%という脅威の数字になっています。
ルメール騎手の勝率が34.7%なので、それを上回っています。
秋に上京した際は、川田騎手の1着固定三連単を狙ってみたいですね。
▼佐賀競馬の特徴もチェック!
東京競馬場の特徴を活かした戦術
強い馬が強い勝ち方をすることが多い東京競馬場ですが、馬券はどのように買ったらいいのでしょうか。
東京競馬場の特徴を活かした戦術を紹介します。
前走同距離のリピーター馬を狙う
東京競馬場と同じ関東にある中山競馬場は、トリッキーなコースとして知られています。
そのため中山競馬では、中山競馬場で良い成績の馬を狙うのが定石です。
しかし東京競馬場も坂や長い直線など、他にはない独特なコースになっています。
そのため東京競馬場をよく知っている馬は、東京競馬場でよく走る可能性が高いと言っていいでしょう。
さらに前走と同距離を走っていれば加点材料になります。
同じ競馬場の同じ距離で再度出走してくるということは、陣営は馬がそこに合っていると判断しているからです。
東京競馬場では、前走同距離のリピーター馬を狙ってみましょう。
上がり3ハロンタイムを重視
紛れが少なく直線が長いということは、東京競馬場では何よりも瞬発力が大事ということです。
そこで芝・ダート・距離に関係なく、東京競馬場では上がり3ハロンタイムを重視してみましょう。
上がり3ハロンタイムはペースや馬場状態によっても変わりますが、何レースか遡ってみていくとその馬の瞬発力がわかってきます。
それを他馬と比べてみて、どっちが強いのかを探るのです。
走破タイムも大事ですが、東京競馬場では上がり3ハロンタイムの方を比べてみてください。
逃げ馬に妙味あり
差し馬が多く目につく東京競馬場ですが、逃げ・先行馬もそこそこの成績を収めています。
特に瞬発力がそれほど強くない下級クラスでは、その傾向が顕著です。
そこで配当の妙味という点から、他場で活躍して東京競馬場にやってきた逃げ馬を狙ってみましょう。
例えば中山で逃げて2着に粘った馬が、同条件で東京競馬場に出走するような場合です。
ファンの多くは東京では逃げ切れないと判断して、人気が落ちることが予想されます。
しかし前述のように下級クラスでは、差し馬の力が弱く逃げ切ってしまうこともあるのです。
ましてやAコースがBコースに替わった直後は、内ラチ沿いが走りやすく前が止まらないことも十分に考えられます。
このようなことから、下級クラスで他場で活躍してきた逃げ馬に注目してみてください。
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東京競馬場の特徴と距離一覧:まとめ
東京競馬場の特徴について解説しました。
あらためて東京競馬場の距離を一覧にしてみましょう。
- 芝コース
1400m | 1600m | 1800m | 2000m |
2300m | 2400m | 2500m | 3400m |
- ダートコース
1300m | 1400m | 1600m | 2100m | 2400m |
それぞれ異なった特徴があって、ファンを飽きさせないレースが展開されています。
距離の特徴と得意な騎手、それを活かした戦術を組み合わせれば、かなり精度の高い予想ができるのではないでしょうか。
そして紛れが少なく王道の予想になるためか、東京競馬場で馬券を当てると他場に比べて嬉しさが大きい気がします。
秋シーズン本番、広大な東京競馬場で競馬を楽しんでくださいね。
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