競馬で利益を得るには、買い目をうまくコントロールして予想を行うことが大切です。
買い目をあまりにも減らしすぎると当てられたはずのレースを外す場合があります。
逆に、買い目を広げると的中率は高くなりますが、投資資金が必要になるため、回収率向上につなげにくいです。
買い目は減らしすぎず増やしすぎず、きわどいラインで予想することが高いリターンを得る上で大切なのです。
ところで、競馬初心者の方は競馬の買い目がそもそもどういったものなのかいまいち分からない方もいるでしょう。
当記事では競馬の買い目について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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競馬の買い目とは?
競馬に勝つうえで欠かせない買い目の予想。
競馬における買い目とはどういった意味を持つのか、最初に解説していきます。
買い目=購入する馬券の組み合わせ数
買い目とは、投票した馬の番号、もしくはその組み合わせを指す言葉です。
単勝1点買いも、三連単フォーメーションも買い目と呼び、馬券に記された買い方すべてが買い目なのです。
また、購入点数のことを指す場合もあります。
例えば、10点の組み合わせを購入した場合は「買い目は10点」といいますし、テレビ番組で予想家がボードに馬券の組み合わせを公表するのも「買い目の公開」といえます。
総じて、買い目は馬券予想の際に使われる言葉と認識してもらっても良いでしょう。
なお、良く使われる言い方として、馬券予想の際、「買い目が多すぎた」という言葉を使います。
これは、予想の段階で購入点数のことが多いことを指しています。
買い目は券種と出走頭数で決まる
買い目は組み合わせの数だけ存在しています。
この組み合わせの数というのは、各馬券の種類と出走登録馬の数で異なります。
しかしながら、日本競馬は出走数が最大18頭なので、各券種ごとの組み合わせ計算式を用いて、出走頭数を求めることが可能です。
その気になれば、暗記することもできますよ。
券種ごとの計算式については、次の見出しで詳しく解説します。
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【券種別】競馬の買い目計算式一覧
競馬の買い目は計算式を使って求められます。
ところが、日本の競馬は2024年9月時点で9種類の馬券が発売されており、それぞれ計算式が変わります。
券種ごとの買い目計算式を表にまとめたので、買い目の計算に役立ててください。
券種 | 組み合わせ計算式 | 18頭立ての 組み合わせ |
単勝 | 出走頭数が組み合わせの数 | 18通り |
複勝 | 出走頭数が組み合わせの数 | 18通り |
枠連 | 出走頭数 × (出走頭数-1) ÷2 +同枠の数 | 36通り |
馬連 | 出走頭数 × (出走頭数-1) ÷2 | 153通り |
ワイド | 出走頭数 × (出走頭数-1) ÷2 | 153通り |
馬単 | 出走頭数 × (出走頭数-1) | 306通り |
三連複 | 出走頭数 × (出走頭数-1) × (出走頭数-2) ÷6 | 816通り |
三連単 | 出走頭数 × (出走頭数-1) × (出走頭数-2) | 4,896通り |
WIN5 | 1Rの 出走頭数 × 2Rの 出走頭数 × 3Rの 出走頭数 × 4Rの 出走頭数 × 5Rの 出走頭数 | 188万 9,568通り |
単勝と複勝は組み合わせ計算式が存在しません。
出走馬の数が組み合わせの数となります。
WIN5は5つの対象レースをすべて掛けた数が組み合わせ総数になります。
目にすることはありませんが、対象5つのレースがすべて18頭立ての場合の組み合わせは約188万通りです。
1点100円で全通り購入するとなったら1億8,000万円相当の軍資金が必要なのでとんでもない組み合わせ数といえるでしょう。
競馬の買い目点数を計算してくれるサイトのツールやアプリ
競馬の買い目は計算式を使って求めることができます。
しかし、ひとつのレースで複数の馬券種を購入する場合は、計算するのに時間がかかる場合があります。
また、フォーメーションやマルチで予想する場合も計算式が複雑になりがちです。
そこでおすすめしたいのが、競馬の買い目を計算してくれるサイトやアプリです。
ここからは、無料で利用できる計算サイトやアプリを2つ紹介します。
フォーメーション組合わせ数計算
JRAの公式サイト内にあるフォーメーション組合せ数計算は、購入したい馬番をチェックするだけで瞬時に買い目が表示されます。
買いたい番号を選択するだけで面倒な計算を一切省くことができ、また、頭数ごとに選択できるため、複雑なフォーメーションにも対応しています。
公式サイトなので安全に利用できるのも良いですし、会員登録等も一切不要で、誰でも使えるのも長所といえるでしょう。
フォーメーション馬券が好きな方はブックマークする価値があるサイトです。
馬券点数電卓
馬券点数電卓は買い目の計算に特化したアプリです。
スマートフォン向けのアプリで、iPhoneはこちら、Androdはこちらからインストール可能です。
レイアウトも黒と緑を基調としたシンプルなもので分かりやすく、画面も大きいため使い勝手も良いですよ。
また、購入点数はシートとして保存できるので、独自のロジックで予想したい人にも使いやすいアプリとなっています。
競馬の特殊な買い目の計算方法
競馬には特殊な買い方が4つ存在しています。
- ボックス
- フォーメーション
- ながし
- マルチ
競馬場や場外馬券売り場には、専用の赤や青のマークシート(マークカード)があるため、ご存じの方もいるでしょう。
これら4つの買い方は複数の組み合わせを購入する際、最低限のチェックで購入できる便利な買い方です。
しかし、組み合わせ次第では購入点数が膨大になるため、何も考えずにチェックすると思わぬ出費につながりがちです。
しかしながら、この4つの買い方にも買い目を求める計算式が存在しているので、上手く使うことで出費を抑えることができるでしょう。
ここからは、4つの買い方の計算式を紹介します。
ボックスは計算式を頭に入れれば簡単
ボックスは選択した馬の組み合わせを全て購入する買い方です。
例えば、馬連ボックスでA,B,C,D,Eの5頭を選択した場合の組み合わせは下記の通りとなります。
A-BA-CA-DA-EB-CB-DB-EC-DC-ED-E 合計10点 |
ボックスの計算式を求める際は、先ほど紹介した券種ごとの計算式において、選択した馬の数を当てはめるだけで良いです。
券種ごとの計算式は、下記の表を参考にしてください。
券種 | 組み合わせ計算式 |
枠連 | 購入点数 ×(購入点数-1)÷2 |
馬連 | 購入点数 ×(購入点数-1)÷2 |
ワイド | 購入点数 ×(購入点数-1)÷2 |
馬単 | 購入点数 ×(購入点数-1) |
三連複 | 購入点数 ×(購入点数-1) ×(購入点数-2)÷6 |
三連単 | 購入点数 ×(購入点数-1) ×(購入点数-2) |
例えば、馬連の5頭ボックスの場合は、
5×4÷2=10通り |
となります。
なお、枠連は同枠の組み合わせも存在していますが、ボックスにおいては同枠の組み合わせは含まれないので、その点はご注意ください。
ながしは相手の数で買い目が決まる
ながし(流し)は軸となる馬1頭から相手に選択した複数の馬にながす買い方です。
軸となる馬さえ見抜くことができれば最低限の買い目で的中を狙えるため、多くの人が支持しているのです。
ながしにおける買い目の求め方は二通りです。
枠連・馬連・ワイド・馬単など、2頭の馬を選択して予想する券種は相手馬の数が買い目となります。
三連複と三連単は軸馬の数で変わります。
軸馬が2頭の場合は2頭の馬を選択して予想する券種同様、相手の数が買い目です。
軸馬が1頭の場合は下記の計算式を使って買い目を求めることができます。
◆三連複軸1頭ながしの買い目計算式 n×(n-1)÷2=組み合わせ数 |
◆三連単軸1頭ながしの買い目計算式 n×(n-1)=組み合わせ数 |
フォーメーションの買い目は計算サイトを使うのが一番
フォーメーションは着順ごとに自由に買いたい馬を選択できる買い方です。
ながしと違って軸馬が複数いても問題ないですし、もっとも自由度が高い買い方といえるでしょう。
ただし、自由度が高い反面、組み合わせの計算が非常に複雑になりやすいのが欠点です。
フォーメーションの計算は時間がかかるためおすすめしません。
フォーメーションの組み合わせを求める際は、自動計算ツールの利用を推奨します。
当記事で紹介したフォーメーション組合わせ数計算のサイトや馬券点数電卓のアプリなど、わざわざ計算しなくても簡単に点数を求められるツールはたくさんあります。
フォーメーションに関しては自動で計算してくれるサイトやアプリを活用してください。
マルチの買い目の点数は簡単に求められる
馬単と三連単を購入する際に選択できるマルチ買いは、着順を入れ替えた組み合わせもまとめて購入できます。
馬単なら馬連のように、三連単なら三連複のように購入できるので、馬連や三連複を予想するように買い目を選択できます。
逆の組み合わせで決着付いた時の保険となる買い方ですし、予想の際は着順を考えなくて良いので予想しやすくなるでしょう。
ただし、購入点数は一気に増えます。
具体的には、
- 馬単マルチは点数が2倍
- 三連単軸一頭マルチは3倍
- 軸二頭マルチは6倍
になります。
なお、マルチの買い目計算式は下記の通りです。
買い方 | 買い目計算式 |
馬単マルチ | n×2 |
三連単軸1頭ながし | n×(n-1)×3 |
三連単軸2頭ながし | n×(n-1)×6 |
競馬の買い目の見方は?矢印記号の意味を解説
競馬の買い目を見る上で覚えておきたいのが矢印や記号の意味です。
特に矢印には複数の記号があり、馬連や三連単など、2頭以上の組み合わせで予想する際はぜひ覚えてもらいたいです。
各記号について、表にまとめました。
記号 | 意味 |
【⇒】【→】 | 馬単や三連単で使用される記号で、着順ごとの組み合わせを表す |
【-】 | 馬連や三連複などで使用される記号で、逆の組み合わせを表す |
【⇔】【⇄】 | 馬単や三連単などで使用される記号で、逆の組み合わせを表す |
【全】 | 全通り購入を表す |
▼以下の記事では、予想印の意味について解説しています。
競馬の買い目の書き方
競馬新聞やネットの予想を参考にする際、矢印記号はたくさん出てきます。
矢印の中にはややこしく表記しているものもありますが、矢印の意味を知ることで予想も理解できるため、ぜひ覚えましょう。
ここからは、矢印の意味と書き方をいくつか紹介します。
【⇒】【→】の書き方
馬単で1着が①、2着が②の馬で買い目を予想する際は【①⇒②】と書きます。
馬単ながしで1着が①、2着に②③④⑤の4頭ながしで予想する際は【①⇒②③④⑤】と表記します。
三連単の場合【①⇒②③④⑤⇒②③④⑤⑥⑦⑧⑨】と表記したら①の馬から複数にながしているのです。
この場合の買い目は下記の通りとなります。
1着 ①2着 ②③④⑤3着 ②③④⑤⑥⑦⑧⑨ 合計28点 |
【-】の書き方
馬連における①と②の組み合わせは【①-②】と表します。
三連複で使用する際は【①-①②③-①②③④⑤⑥⑦⑧⑨】と表記できます。
この場合の買い目は下記の通りとなります。
1頭目 ①2頭目 ②③④⑤3頭目 ②③④⑤⑥⑦⑧⑨ 合計22点 |
【⇔】【⇄】の書き方
馬単で【①⇔②】と表記されていたら、馬単マルチで①と②の馬を選択しています。
三連単で【①⇔②③④⇒⑤】と表記されている場合は、①と②③④は1着と2着が逆になっても問題ありません。
しかし、3着に指定されている⑤は固定となっているので、この場合は三連単3着ながしとなります。
ちなみに、この場合の買い目は下記の通りとなります。
1着 ①2着 ②③④3着 ⑤ 1着 ②③④2着 ①3着 ⑤ 合計6点 |
【全】の書き方
フルゲート18頭立てのレースにおいて、馬連で【①-全】と表記されていたら、①から馬連総流しをしていることになります。
フルゲートのレースで三連単【①⇒②⇒全】と表記されている場合は三連単2頭軸総流しとなります。
この場合の組み合わせは下記の通りです。
1着 ①2着 ②3着 ③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱ 合計6点 |
競馬の買い目:まとめ
今回は競馬の買い目についてまとめました。
買い目は買いたい馬の組み合わせを表したもので、競馬で利益を得る上で常に意識したいです。
なぜなら、競馬で利益を得るには買い目を抑えながら的中を狙うことが大切だからです。
今回は買い目の基本的な情報から各券種の計算式、便利なツールや矢印などの記号について解説しました。
買い目を意識しながら競馬予想に取り組んでみてください。
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