園田競馬場は兵庫県競馬組合が運営している地方競馬場の一つで、関西地方の代表格と言っていいほど質の高いレースが行われています。
2024年8月にはJRAに移籍して活躍した小牧太騎手が再び園田に戻って、復帰後初勝利を挙げ話題になりました。
そんな園田競馬場で爆破予告事件があったのをご存知でしょうか。
これは昔の焼き討ち事件のように古いものではなく、2024年に起こった新しい事件です。
どんな経緯で行われたのか、犯人は誰でなぜそんなことをしたのか、気になることはたくさんありますね。
SNS全盛の時代ならではのことなのですが、園田競馬場の爆破予告事件の真相を徹底調査しました。
また、「園田競馬場の治安がヤバい」という噂や、園田競馬場の治安についても解説します。
ぜひ最後までお読みください。
深田えいみが公式アンバサダー!
\登録後はスポーツベット→Premierから賭けられるよ!/
園田競馬場の爆破予告事件の真相
2024年6月1日の午後5時半ごろ、「園田競馬場を爆破する」という主旨の投稿がありました。
通常なら厳戒態勢を敷くような内容ですが、その経緯はどのようなものだったのでしょうか。
園田競馬場の爆破予告事件の真相を追います。
SNSへの投稿がきっかけで発覚
6月1日にあった投稿は、X(Twitter)のアカウントからでした。
園田競馬場に脅迫文が送られたとかではなく、Xなので「つぶやき」と言っていいものですね。
その内容は次の通りでした。
「大外とか最内だったら横転して園田爆破します。これは陰謀(アルミホイル巻き巻き)」
なんだかよくわからない内容ですが、「横転して」は衝撃的で驚くような状況を表現するネットスラングらしいです。
「アルミホイル巻き巻き」も同様にネットスラングで、これはどうみても冗談としか思えません。
しかし園田競馬場はこれを見逃さず、調査に乗り出しました。
爆破予告のマニアックな動機
爆破予告の動機というか、文の内容はかなりマニアックです。
「自分の推し馬が大外か最内だったら爆破して、レースをやらせない」と言っていることになります。
後日判明するのですが、その推し馬は6歳牡馬のラッキードリームと推測され、爆破予告したレースは6月6日の六甲盃(重賞)です。
距離は1870mで、犯人はそのレースの大外と最内はだめだと言っています。
園田競馬場をよく知っているファンが犯人であると推測できますね。
威力業務妨害の疑いで逮捕
6月6日の午前11時ごろ、競馬場を訪れた犯人が警備員に声をかけられ、その後、警察に逮捕されました。
容疑は威力業務妨害で、これは刑法234条に定められていて3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金となります。
ネットでは、冗談のような発信での逮捕に驚きの声が上がりました。
\カジノゲームが遊べる安心安全のオンラインカジノ!/
園田競馬場に爆破予告を出した犯人は21歳の女子大生
園田競馬場爆破予告事件の犯人が、21歳の女子大生ということも注目を集めました。
そもそも年配の男性が多い園田競馬場に、女子大生がなぜ頻繁に出入りしていたのでしょうか。
彼女はウマ娘をきっかけに競馬に目覚め、通常の投稿では熱心な競馬ファンの一人というネットの証言もあります。
園田競馬を見ているうちにラッキードリームが好きになり、追いかけてカメラで撮影していたようです。
大井競馬場などでもカメラを下げた女子が、騎手だけをひたすら追いかけているようなことがあります。
それから比べると爆破予告の彼女は、競馬自体にも精通しているようですね。
しかし競馬を安全に運営しようと多くの人たちが努力していることを考えると、冗談だとしても爆破予告の発信を許すわけにはいきません。
私たちファンはずっと長く競馬を楽しむために、運営側に協力する姿勢が大事なのだと感じます。
園田競馬場爆破の動機「大内・最内」の真偽を検証
園田競馬場の爆破予告の動機となった「大外・最内」の発言は本当なのでしょうか。
競馬ファンとしてはぜひ検証しておきたいですね。
大外と最内に入った馬は不利なのか、実績を調べてみました。
大外はやっぱり勝てなかった
2024年1月から9月までの実績で、六甲盃が行われた1870m戦の馬番別勝利数を調べてみました。
その結果全41レース中、大外の12番が使われたのは8回で、1着回数は0でした。
やはり大外は勝てなかったということになり、この発信は当たっていたことになります。
園田競馬場の1870m戦は第2コーナーを回ったところがスタートで、最初のコーナーまで313mあるため外枠でも問題ないように感じます。
しかしコーナーを6回通るコースということもあり、大外は距離のロスの影響があるのかもしれませんね。
最内は砂が深く勝率が悪い
最内の1番の勝率は7.3%、41回のうち3回しか1着になっていません。
これはあきらかに砂厚が影響していると考えられます。
2024年3月14日の園田競馬・馬場整備状況によると、内ラチから10m地点の砂厚が10cmなのに対し、内ラチから1mでは13cmもあるのです。
これでは1番に入った逃げ馬は力を使い果たし最後に失速する可能性が高く、差し馬は外に回す距離のロスがあります。
このようなことから、犯人の言う「大外・最内」説は実績上は正しいと言えるのです。
この分析を、馬券予想に使えばいいのにと思ってしまいますね。
\ 即PATはもう古い!世界中のマイナーなレースに賭けられる!/
園田競馬場の爆破を未然に防げた理由
園田競馬場では遠い昔、「焼き討ち事件」という忘れられない出来事がありました。
これは「カンパイ」を発端としたものだったのですが、火が付けられて売上金が強奪されるという悲惨なものでした。
また治安の問題から近隣住民との軋轢は2024年現在も続いていて、園田競馬場側はそこにも神経を使っていることが伺えます。
そんな過去や現在の状況もあり、園田競馬場はこの爆破予告に敏感に反応したのでしょう。
大事になる前に解決できたのは園田競馬場の努力の成果と言えますね。
それにしてもXの投稿だけで犯人を特定できたのですから、事件解決へのすごい執念を感じます。
園田競馬場で起きた最近のトラブル
過去には暗い歴史のある園田競馬場ですが、昔の地方競馬は治安が悪く、どの競馬場でも多かれ少なかれ問題がありました。
では現在の園田競馬場は大丈夫なのでしょうか。
園田競馬場で起きた、最近のトラブルについて見ていきましょう。
ウマ娘が原因?徒歩来場NGに対するネットの反応
2024年5月、園田競馬場売店のX公式アカウントが来場の注意事項として次の発信をしました。
「駅から競馬場まで徒歩での移動は絶対NG」
これは6月に行われる予定のウマ娘コラボイベントの注意事項なのですが、あまりにも配慮を欠いた発信ですよね。
これに対してネットでは
- 「近隣対策に気を使ってるとは聞いてたけど」
- 「大勢来てもらいたくないならイベントやるな」
など批判が多いですが、もっともな意見ですよね。
こんなことからも近隣住民と競馬場の関係性は、あまり良好ではないと思われます。
近隣住民とのトラブルは薄暮開催が原因
夜の治安の不安から、近隣住民と園田競馬はナイターは週1回と決めていました。
ところが住民に相談することなく、園田競馬は2020年に薄暮開催を実施します。
これにより午後5時には終了していたものが午後7時までとなり、近隣住民はこれではナイターと同じではないかと訴えました。
2024年現在は「サマー競馬」と名を変えて実施しています。
音や光の問題、治安の不安など近隣住民の理解を得ながら運営してほしいですね。
\ 現金でパチンコ・パチスロが24時間打てる /
園田競馬場の現在の治安
近隣住民との若干のトラブルはありますが、2024年現在園田競馬場周辺の治安は、おおむね良好なようです。
不動産住宅情報サイトの口コミにも、「尼崎にしては治安が良く住みやすい」という声がありました。
一方で「園田競馬の開催日は街がごった返していて嫌だ」というものもあります。
しかし昔のようにゴミが散乱したり、住民が不安になるようなことは少なくなったようです。
園田競馬場の爆破予告事件:まとめ
園田競馬場の爆破予告事件について解説しました。
犯人としてはなんてことのない冗談のつもりの発信が、逮捕という結果になった事件です。
SNS全盛の今、私たちは他人の誹謗中傷も含めて注意しないといけないですね。
大外と最内はやはり勝率が悪いという結果でしたが、それも含めての競馬であって予想の醍醐味でもあります。
まだまだ園田競馬場の特徴はいろいろありそうなので、調べて馬券の予想に役立てていきましょう。
\カジノゲームが遊べる安心安全のオンラインカジノ!/