競馬において、馬の「血統」という言葉をよく耳にしませんか?
血統とは、簡単に言えば馬の家系のことです。
最近のキズナ産駒やロードカナロア産駒といった血統も、実は何十年以上も前から続いている”系統”が存在します。
ただ
「血統なんて競馬の結果と関係ないよ」
という声も未だあるようです。
実際のところ、競馬において血統は馬の走りに関係あるのでしょうか?
この記事では、難しそうに聞こえる血統の世界を、初心者の方にも分かりやすく解説します。
この記事を読んで、競馬の血統や系統について詳しくなり、さらに競馬を楽しむことができれば幸いです。
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競馬の血統とは?見方や系統との違いを解説
まず、競馬の血統の見方や、系統との違いについて解説します。
血統についてよく知らない方は、チェックしてみてください。
血統と系統の違い
競馬における血統とは、馬の血縁関係を示すもの。
競走馬は、父親の特徴や母親の特徴および、その祖先の特徴がその馬に引き継がれることがあり、そういった面でも血統というファクターは重要です。
一方、系統とは、ある特定の祖先からの血筋を示します。
血統…馬の血縁関係を示す
系統…血統の中でも強い影響を与えてきた種牡馬の系統。ある特定の祖先からの血筋を示す
例えば、リバティアイランドはキングカメハメハ系という系統の馬です。
リバティアイランドの父は、 2015年のダービー馬であるドゥラメンテで、その父がキングカメハメハ。
このキングカメハメハという種牡馬は、ドゥラメンテ以外にもロードカナロアやルーラーシップなど、今の競馬で主要な種牡馬を生み出しており、それらの馬はすべてキングカメハメハ系という系統でくくられます。
さらに深掘りすれば、キングカメハメハ系の馬はすべてネイティブダンサー系という系統に属しますが、初心者はそこまで深掘りする必要はないかもしれません。
血統の見方
下記は、レガレイラの3代血統表です。
スワーヴリチャード | ハーツクライ | サンデーサイレンス |
アイリッシュダンス | ||
ピラミマ | Unbridled’s Song | |
キャリアコレクション | ||
マーゴットディド | ハービンジャーl | Dansili |
Penang Pearl | ||
ランズエッジ | ダンスインザダーク | |
ウインドインハーヘア |
一番左の上が父の名前、一番左の下が母の名前です。
そして真ん中は父の祖父と祖母で、右は祖父母の曽祖父と曾祖母になります。
血統表において重要な部分は、一番左上の父名と、真ん中の上から3番目の母父です。
この父と母父は、その馬の走りにおいて重要な遺伝的要素が大きく、予想で血統を使う場合は必ずチェックが必要です。
例えば、レガレイラの父スワーヴリチャードと母父ハービンジャーに共通する特徴は、長距離に強いことだといえます。
そのため、このレガレイラも、高い確率で短距離馬でないことが血統を見ただけでわかるのです。
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競馬における血統の中でも特に有名な系統
ここでは、競馬において主要な系統を紹介します。
ただ、今の競馬において、紹介するロイヤルチャージャーのような先祖的な系統知識はそこまで重要ではありません。
よって、豆知識としてくらいに頭に入れておけばいいと考えます。
ロイヤルチャージャー系からサンデーサイレンス系
1990年初頭、米国から種牡馬として日本に輸入されたサンデーサイレンス。
当馬は、多く名馬を生み出し、日本の競馬の発展に大きく貢献。
現在ではサンデーサイレンス系種牡馬の孫が、種牡馬として台頭してきています。
そんなサンデーサイレンスは、アメリカの名種牡馬であるヘイローの子供です。
そのヘイローの父がヘイルトゥリーズン、その先祖がロイヤルチャージャーであることから、サンデーサイレンスの先祖=ロイヤルチャージャー系であるといえます。
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ネイティヴダンサー系からキングマンボ系
キングマンボは、キングカメハメハの父で、そのキングマンボの父がミスタープロスペクター。
そのミスタープロスペクターの先祖がネイティブダンサーで、現在のキングカメハメハ系種牡馬であるドゥラメンテやロードカナロアの子供も、大系統としてはネイティブダンサーです。
ニアークティック系からサドラーズウェルズ系・ノーザンテースト系
現在、日本のリーディング上位種牡馬は、キングカメハメハ系、サンデーサイレンス系が双璧を成しています。
ただ、サドラーズウェルズ系・ノーザンテースト系も忘れてはなりません。
その系統に属しているハービンジャーは、リーディング上位常連で、ナミュールやブラストワンピースなどを輩出しています。
ノーザンテーストとは、サンデーサイレンスが輸入される前にリーディングを何度も獲得した名種牡馬。
ソダシの父クロフネやハービンジャーが、そのノーザンテーストの子孫です。
また、ノーザンテーストの父であるノーザンダンサーは、世界の競馬全てを変えた大種牡馬。
その子孫に、100勝というG1勝利数を誇る大種牡馬・ガリレオも存在します。
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競馬の血統における各系統の特徴
ここでは、今の日本競馬で覚えておきたい主要な血統・系統を紹介していきます。
サンデーサイレンス系統
先述したとおり、日本の競馬を変えた大種牡馬。
とにかく瞬発力に優れており、日本の軽い馬場に非常に適しています。
このサンデーサイレンスが輩出した名馬の数は非常に多く、現在の日本の主要血統の多くがサンデーサイレンス系です。
下記でも紹介する、ディープインパクト、ハーツクライ、ステイゴールドも皆サンデーサイレンスの産駒です。
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ディープインパクト系統
サンデーサイレンスのサンデー最高傑作ディープインパクトは、サンデーサイレンスの通算勝利数を上回り、日本一の種牡馬といえる存在となりました。
ただ、ディープインパクトの強い産駒はジェンティルドンナやグランアレグリアなど牝馬が多く、ディープインパクトの後継で成功しているのはキズナくらいです。
それでも、今後三冠馬のコントレイル産駒がデビューするので、今後情勢が変わるかもしれません。
また、ディープインパクト産駒自体はダートを全然走りませんでしたが、リアルスティールというディープインパクト系の馬がフォーエバーヤングというダートの大物を出しました。
つまり、ディープインパクト系=ダート×ではないので注意しましょう。
キズナ産駒の活躍馬も、意外とダートが多いです。
ハーツクライ系統
有馬記念でディープインパクトを負かしたハーツクライは、今でも現役で走るドウデュースなど、瞬発力に優れた馬を多く輩出しています。
ハーツクライの主な後継種牡馬は、ジャスタウェイとスワーヴリチャード。
特にスワーヴリチャードは、種付け料が1500円に大幅アップするなど、今後非常に注目の種牡馬です。
また、ジャスタウェイがG1馬であるダノンザキッドを出したため、今後もハーツクライ系が途切れることはないでしょう。
今後、ドウデュースも種牡馬デビューが濃厚なため、さらなる大物が期待できます。
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ステイゴールド系統
多くの個性的な馬を輩出したステイゴールド。
その中の二大巨頭が、オルフェーヴルとゴールドシップです。
オルフェーヴル産駒は、当たりとハズレの差が大きく、走らない馬は徹底的に走らず、走る馬はウシュバテソーロのような世界レベルの大物となります。
一方ゴールドシップ産駒は、小回りが利く北海道での活躍が目立ち、意外にも牝馬の方がよく走ります。
キングカメハメハ系統
2020年頃までディープインパクトと双璧を成していたキングカメハメハ。
キングカメハメハ産駒は、ディープインパクトよりも牡馬の大物を多く出しており、そのキングカメハメハの後継種牡馬が、今の競馬の中心的存在となっています。
その中でも、ロードカナロアとルーラーシップは、今後も安定した活躍を見せるでしょう。
それだけに、ドゥラメンテの早世が残念で仕方ありません。
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グラスワンダー系統
地味な活躍を見せているのがグラスワンダー系です。
あまり期待されていなかったスクリーンヒーローが、モーリスというマイルのチャンピオンを出し、脚光を浴びました。
モーリス産駒は、ピクシーナイトやジャックドールというG1馬を出していますが、クラシックに縁のある馬は出ていません。
その点では、スクリーンヒーロー産駒に近いかもしれません。
ハービンジャー産駒(デインヒル系)
ディープインパクト系、キングカメハメハ系、サンデーサイレンス系に唯一対抗している海外からの輸入種牡馬といえばハービンジャーです。
京都の重馬場と洋芝に非常に強く、ブラストワンピースという後継種牡馬も輩出しました。
ただ、ハービンジャーの強い馬は牝馬に偏っており、後継はブラストワンピースくらいなのは気がかりです。
エピファネイア産駒(ロベルト系)
2024年の競馬で一番の活躍を見せているのがエピファネイア産駒です。
ダノンデサイル、テンハッピーローズ、ステレンボッシュ、ブローザホーンとG1を4勝。
スタミナのある馬が多い印象で、走る馬と走らない馬の差が激しい印象もあります。
3歳時は無双していたエフフォーリアやデアリングタクトのように、ピークを過ぎるとパタッと走らなくなることもあるので、ダノンデサイルとステレンボッシュがどうなるかは注目です。
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競馬に血統は関係ないの?
人によっては「競馬の血統は重要」だという人もいれば、「競馬に血統は重要でない」という人もいます。
実際のところ、どうなのでしょうか?
こちらで解説していきます。
血統によって強いレース・走れる条件が違う
競走馬は、血糖によって強いレースや走る条件が異なります。
人間でも、繊細な人とそうでない人がいるように、馬にも個体差は存在します。
一番分かりやすいのはダイワメジャー産駒で、 短距離とマイルしか走らず、2000mの勝ち馬はゼロ。
この情報だけで、ダイワメジャー産駒が 2000メートル以上に出てきたら即消し可能です。
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重賞やG1だと血統は関係ある
血統によって走るレースと走らないレースはありますが、特に重賞やG1だとそれが顕著になります。
ジョッキーでもG1に強い騎手、弱い騎手がいるように、種牡馬にもG1に強い馬、弱い馬が存在します。
今年のG1では、エピファネイア産駒の単勝をずっと買っておけばプラスになったという驚きの結果をもたらしました。
未勝利や地方競馬では血統の重要性が薄れる
このように血統は、競馬において重要なファクターではありますが、レベルの低い未勝利や地方競馬においては血統の重要性は薄れます。
未勝利戦では、特段強い馬がいなければダイワメジャー産駒が2200mなどを勝ってしまうこともあります。
そのため、未勝利や地方競馬では、そこまで血統を気にしなくてもよいでしょう。
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競馬の血統を勉強できるおすすめの本
競馬の血統を勉強できるおすすめ本は、血統評論家である亀谷敬正氏の名著「勝ち馬がわかる 血統の教科書」の続編である以下の本です。
勝ち馬がわかる 血統の教科書2.0(亀谷敬正)
前作も名著でしたが、種牡馬情勢は常々変わっていくもの。
本書では、ディープインパクトとキングカメハメハという種牡馬界の2大巨星の後継馬に焦点を当て、今後注目される新しい種牡馬を徹底的に分析しています。
競馬初心者が見るものとして非常にわかりやすく、血統入門としてはおすすめの一冊です。
血統に興味を持った方は、ぜひ読んでほしいと思います。
▼血統以外について書かれた競馬の本に関しては、以下の記事で紹介しています!
競馬の血統:まとめ
ここまで血統の話をしてきましたが、血統の特徴を無視した例外馬も存在します。
例えば、地方出身のオグリキャップの父は、ダンシングキャップという三流種牡馬でした。
それでも、オグリキャップは競馬の歴史を変えるような活躍を見せました。
また、キタサンブラックに関してもそうです。
ディープインパクトの兄・ブラックタイドという種牡馬は、これまでG1馬を輩出したことはありませんでした。
さらに、キタサンブラックの母父は、短距離専門種牡馬であるサクラバクシンオー。
それでも、キタサンブラックは3000m以上のG1を3つ勝利しているように、歴代最強クラスのステイヤーです。
このように、血統の常識を無視した例外馬も存在します。
そういった例外馬を見るのも、競馬の楽しみの一つかもしれませんね。
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