大井競馬場は東京都品川区にある南関東4競馬場の1つで、帝王賞(Jpn1)などの大きなレースが行われています。
またトゥインクルレースというナイター競馬が有名で、都心からアクセスが良いこともあり仕事帰りの会社員が多い印象です。
そんな大井競馬場はグルメも人気で、お祭りのような雰囲気を楽しみながら美味しい物が食べられます。
場内は多くの店舗が出店していますが、問題はどれを食べていいか迷ってしまうことです。
競馬場は広いので、ある程度目星をつけていないと疲れてしまいますね。
また店舗の営業時間やグルメイベント、ご飯だけで入場できるのかも気になります。
大井競馬場のおすすめグルメを徹底調査しました。
大井競馬場のおすすめ名物グルメ10選

大井競馬場のグルメは2025年1月現在、多くの店舗がG-FRONT・L-WINGの2つのスタンドに集まっています。
しかし店舗は各階に分かれているため、初めて訪れる人はどこに行ったらいいのか迷ってしまうことでしょう。
なるべく効率よく美味しいものを食べたいですよね。
大井競馬場のおすすめ名物グルメを10個に絞り込んで紹介します。

特製旨塩のもつ煮【もつ煮とビールのお店253】

競馬場グルメと言えばもつ煮、と思っている競馬ファンは多いのではないでしょうか。
かつてはおじさん専用のイメージがありましたが、「もつ煮とビールのお店253」はおしゃれで女性でも気軽に立ち寄れます。
ここのもつ煮は女性を意識したためか、ややあっさりした仕上がりになっていて、いい意味で食べやすいもつ煮です。
おすすめは特製旨塩のもつ煮で、さっぱりした中に塩味のコクを感じます。
またクラフトビールが店の売りのようですが、やっぱり生ビールの方が相性が良くおすすめです。
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源ちゃん丼【築地食堂 源ちゃん】

北陸の金沢競馬場では寿司の店舗が人気ですが、大井競馬場でも「築地食堂源ちゃん」の出店で食べられるようになりました。
特に上寿司と熱燗のセットは競馬場にいることを忘れるほどで、馬券が当たった時のご褒美としておすすめです。
でもここでは、店名からとった「源ちゃん丼」が1番人気になります。
まぐろやサーモン、大きなえびと光り物、さらにはいくらまで乗っている豪華な丼です。
これに合わせるのはさっぱりとした緑茶ハイがよく、新鮮な海鮮にお腹も心も満たされますよ。
天ぷらそば【かしわや】

DNAの中に刻み込まれているのか、日本人は誰もが出汁の香りに弱いですよね。
L-WING2階にある「かしわや」の前にいくといい香りが漂ってきて、お腹が減ってなくても自然と店内に吸い込まれていきます。
おすすめのメニューは、おそらく1倍台の圧倒的1番人気と思われる天ぷらそばです。
天ぷらは関東地方の立ち食いそばではおなじみのかき揚げで、お客さんの回転がいいためか揚げ立てに近いものが提供されます。
男性にとって立ち食い蕎麦は別腹ともいえ、レースの合間にさっと食べられるのも嬉しいですね。
ナポリタン【IRIS】

フライドポテトに唐揚げ、メンチカツにコロッケと、ビールやハイボールに合うホットメニューを扱っているのがG-FRONT2階にある「IRIS」です。
指定席フロアですが入口前のため、指定席チケットが無くても利用できます。
ここのおすすめメニューは昔ながらのナポリタンで、濃厚なケチャップの香りが食欲をそそり、食べ進めても飽きません。
粉チーズをたっぷりかけてお召し上がりください。
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100時間カレー【養老乃瀧☓100時間カレー】

「養老乃瀧」といえば全国展開している老舗居酒屋で、おじさんたちの聖地とも言われています。
大井競馬場店も馬勝(うまカツ)など居酒屋メニューが豊富ですが、この店舗はコラボしている「100時間カレー」が人気です。
このカレーは全工程で100時間掛けて丁寧に作られ、神田カレーグランプリで優勝しています。
万人に愛される味ながらコクがあり、ずっと食べ続けたいカレーです。
L-WING2階にあるため、食べながらパドックを見られるのが嬉しいですね。
ヤミツキスタミナ丼【DON94】

丼ものや串揚げなどが楽しめるのが、人の行き来が多いG-FRONT1階にある「DON94」です。
ラーメンや丼ものは、大井競馬のマスコットうまたせくんがプリントされた紙の容器で提供されます。
この容器のビジュアルにおじさんたちは少し怯みますが、それでも「ヤミツキスタミナ丼」はGⅠ級の美味しさです。
豚肉と野菜を特製のタレで炒めてご飯の上に乗っけただけなのですが、スタミナ満点でうまたせくんの容器の見た目以上にパワーを感じます。
パドックとスタンドの中間にあるので、さっと食べたい時におすすめの店舗です。
大穴天丼【大井競馬場食堂】

「大井競馬場食堂」、店名がまず良いですよね。
大井競馬場に通う競馬ファンの胃袋は、自分たちに任せておけという誇りを感じます。
どのメニューも水準以上の美味しさですが、特におすすめなのは大穴天丼です。
穴子の天ぷらが丼からはみ出し、食べづらいところも「大穴」に繋がる感じがします。
サクサクに揚がった天ぷらに甘めのタレがよく絡み、箸が止まらず一気に食べきってしまいますよ。
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ロティサリーチキン【東京ロティサリー】

パドック前のL-WING1階にある「東京ロティサリー」は、大井競馬場に到着したらまずはじめに立ち寄ってみましょう。
名物のロティサリーチキンは外はパリッと香ばしく、中はジューシーさを保っていて何個でも食べられる美味しさです。
1ピース目を生ビールで食べたあとの2ピース目は、うまハイボールと共にいただいてください。
うまハイボールはスコッチウイスキーのホワイトホースを使ったハイボールで、ややスモーキーな味わいがチキンによく合うのです。
店舗脇の小さなテーブルで競馬の予想をしながら味わうと、ほろ酔い気分と共に俗世間から離れ、開放的な気分になりますよ。
たこ焼き【築地銀だこ】

パドックから少し遠回りしてスタンドに向かおうとすると、おなじみの看板が見えてきます。
誰でも知っている「築地銀だこ」はたまに食べたくなり、また美味しいのがわかっているので安心感があるのです。
何にしようか迷ったら、安定の味の銀だこをおすすめします。
みたらし団子【鶴亀庵】

これだと思った馬で勝負して負けた時、気分は一気に下がってどんな美味しいグルメも体は受け付けません。
そんな時は「鶴亀庵」に立ち寄ってみてください。
香ばしく焼かれたしょうゆ団子も見逃せませんが、負けた時はなぜかみたらし団子が一番合うようです。
甘いタレがじんわりと胃に流れ込み、ゆっくりと優しい気分になっていきます。
鶴亀庵のお団子は、負けたあとの気分を切り替える効果があるようです。

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大井競馬場のもうひとつのグルメ「ダイアモンドターン」

第4コーナーを回って、勝負どころを迎えるあたりにひっそりとあるのが4号スタンドです。
昔ながらのスタンドですがそこに大井競馬場の別格グルメ、ダイアモンドターンがあります。
ダイアモンドターンについて詳しく見ていきましょう。
「ダイアモンドターン」は競馬観戦型レストラン
「ダイアモンドターン」は指定席の一つで、海外の競馬場を参考にして作られたと思われる競馬観戦型レストランです。
第4コーナーを回ったところの攻防が見られますが、ゴールまでは遠いためその瞬間はモニターで確認することになります。
そのためここは「競馬も楽しめるレストラン」と割り切って、競馬よりも美味しい料理やお酒を楽しんだ方が良いようです。
またレストラン内は全席指定になっていて一人席もありますが、2〜4人位の気の合う人と行くのが楽しいですね。
ブッフェ料理を楽しめる
ダイアモンドターンは、好きな料理を好きなだけ食べられるブッフェスタイルです。
サラダから前菜、揚げ物やおつまみ類、ご飯物からデザートまであるので、上手く取り寄せればフルコースとして堪能できます。
そして食事はすべて指定席料金に入っているので、お金の心配をせずに食べられていいですよね。
アルコール類は別料金になりますが充実しているので、最終レースまでゆっくりと楽しみましょう。

大井競馬場におけるグルメ系店舗の営業時間

早めに到着してグルメを楽しもうと考えていても、お店がしまっていたらがっかりですよね。
しかし大井競馬場のグルメはその心配は無用で、ほとんどの店舗は開門時間にはすでに営業を開始していて、最終レース終了後も少しの時間やっています。
開門時間はナイター開催時が13時00分から15時00分の間、冬場の昼開催時は10時20分です。
開門と同時に入場して、モノレールや飛行機を見ながらの生ビールは最高ですね。
またダイアモンドターンは14時10分から21時00分が営業時間となるので、その気になれば7時間近くブッフェが食べ放題となります。
2025年1月現在最も安い席は6000円ですが、これだけ滞在できるならかなりお得ですよね。
大井競馬場ではグルメイベントが開催される

大井競馬場は正門と馬場の間に「ウマイルスクエア」という広いスペースがあり、ここで年に数回グルメイベントが行われます。
2024年の年末には、全国の有名ラーメン店が出店してラーメンフェスが実施されました。
冬の競馬場は冷たい風が吹きつけて寒いので、熱いラーメンは体があたたまって嬉しいですね。
その他「帝王賞」のグルメフェスティバルなど、グルメイベントは大きなレースの開催期間に数日行われます。
大きなレースの当日は大混雑なので、グルメがメインならその前後の日に行くようにしましょう。

大井競馬場はご飯だけの入場もOK?

大井競馬場はテレビCMからもわかるようにおしゃれになって、若い人たちも訪れてみたいスポットになっています。
しかし競馬には抵抗がある人も多い印象です。
大井競馬場はご飯だけでも入場できるのかを見ていきましょう。
大井競馬場は100円の入場料で入れる
大井競馬場はモノレールでもバスでも、また京急線なら最寄り駅から歩いても行くことが可能ですが、そんなアクセスの良い競馬場はたったの100円で入場できます。
競馬新聞を買わなくても馬を見なくてもよく、新宿御苑などの公園に入園するような手軽さです。
もちろん馬券を買わないで、美味しいグルメだけを楽しむことができます。
屋外でビールを楽しめるスポーツ観戦の代表としてプロ野球がありますが、球場の入場料はけっこう高いですよね。
それが大井競馬場は、わずか100円の入場料でグルメとビールと競馬が楽しめます。
競馬場は広くて空気もきれいなので、グルメがより美味しく感じますよ。
デートコースとしても人気
夜はイルミネーションがきれいなこともあり、大井競馬場はデートコースとしても人気です。
グルメやお酒をいただいて1〜2レースほど競馬を楽しめば、独特な競馬場の雰囲気がふたりの仲をより良いものにしてくれます。
またダイアモンドターンは目の前に馬場が広がるカップルシートがあり、ワンランク上の競馬場デートが楽しめますよ。

大井競馬場における飲食物の持ち込みについて

競馬場のいろいろなグルメは美味しいですが、飲み物など自分の好きなものを持ち込めたらなお嬉しいですよね。
大井競馬場で飲食物は持ち込めるのかを見ていきます。
指定席エリアは持ち込み禁止
大井競馬場は「お断りしているもの」の一つとして、「指定席エリアへの競馬場以外でご購入された飲食物」を挙げています。
店舗の売上確保が目的だと考えられますが、JRAは禁止ではないので少し厳しいルールですね。
そしてもし持ち込みが見つかった場合は、自分のお金でコインロッカー等に預けることになります。
楽しい競馬に行って嫌な思いはしたくないので、ルールはしっかりと守りましょう。
アルコールの持ち込みがおすすめ
指定席エリアへの持ち込みが禁止されているということは、「指定席エリア以外」は持ち込んでもいいということですよね。
このルールを上手に利用しましょう。
大井競馬場は美味しいグルメがたくさんある一方、アルコール類はお値段が少々高めです。
そこでビールなどのアルコール類を、クーラーボックスに入れて持ち込みます。
G-FRONT前の屋外スタンド席や、その横の芝生エリアは絶好の観戦場所です。
グルメを買ってシェアし、持ち込んだビールで乾杯すれば、ちょっとした屋外パーティになり楽しいですよ。

大井競馬場のグルメ:まとめ

大井競馬場のグルメについて解説しました。
ある調査によると、競馬場に行ってみたい女性や若い人が多くなっているようです。
それは昔の汚いイメージが一掃され、おしゃれなスポットとして注目されている証拠なのでしょう。
オールドファンにとっては肩身の狭い状況になってきていますが、それでも清潔感のある競馬場は気持ちがいいです。
大井競馬場は多くの美味しいグルメがあるので、その時の体調に合わせて選べるのが嬉しいですね。
都心からのアクセスがよく気軽に行ける大井競馬場、気の合う仲間と行って美味しいグルメを満喫しましょう。

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