盛岡競馬場は盛岡市の郊外、自然豊かなところにある地方競馬場です。
秋に行われるマイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)が有名で、毎年中央のトップレベルの馬が参戦して盛り上がります。
そんな盛岡競馬場はどんな特徴や傾向があるのでしょうか。
コースの特徴や傾向を知っていると、予想の精度が上がり楽しみが増えますよね。
盛岡競馬場は地方競馬ではめずらしく芝コースがありますが、それはどのようなものなのでしょうか。
また地方競馬場に必ずいる上手い騎手は、盛岡競馬場にもいるのか気になります。
盛岡競馬場の特徴と傾向を徹底調査し、攻略法を解説します。
パチンコが24時間スマホで打ち放題!
新クイーンカジノでは、CR機や現行のP機が24時間、ネット経由で現金遊戯可能です。
パチンコ・パチスロは、現在では約300機種以上が設置されており、毎週新台を導入しています。
まずは、会員登録で「入金不要ボーナス88$&フリースピン88回」をゲットしましょう。
パチンコだけでなく、競馬やスポーツに賭けたり、カジノゲームを遊ぶこともできます。
\出玉規制前の爆裂機が遊べる!/
盛岡競馬場の特徴
盛岡競馬場と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
オールドファンの方は馬産地のかつての勢いと、激しい高低差のような感じがします。
盛岡競馬場の特徴を見ていきましょう。
高低差が4m以上もある
1995年までの盛岡競馬場は向正面に急坂があり、高低差はなんと8.8mでまるでアスレチックのようなコースでした。
2024年現在の盛岡競馬場は1996年に移転されたもので、高低差も変更されましたがそれでも4m以上あります。
ダートコースが4.4m、芝コースが4.6mで地方競馬最大の高低差です。
ダートコースを見るとスタートからずっと上り坂で、第3コーナー付近が頂点になります。
そしてそこから第4コーナーにかけて一気に駆け下り、最後にまた急な上り坂があってゴールです。
坂がレースの勝敗を左右するコースとしては、中央競馬の京都競馬場が頭に浮かびます。
ただ京都競馬場の場合は向正面は平坦に進み、第3コーナーで上って下りてその後ゴールまでもまた平坦です。
つまり第3コーナーにちょっとした丘があるという感じですね。
これに対し盛岡競馬場は徐々に上っていってスタミナを奪い、急降下することでさらに脚に負担が掛かります。
そして最後にゴール前の急な上りがあるので、こちらの方が厳しいコースという印象です。
逃げても差しても、最後まで力を残していないと勝てないのが盛岡競馬場と言えますね。
地方競馬唯一の芝コース
盛岡競馬場には1周1600mのダートコースの内側に、1周1400mの芝コースがあります。
これは地方競馬唯一の芝コースで、中央競馬の各競馬場とは逆にダートの内側に作られました。
主役はあくまでもダート、しかし芝もしっかりやりますよと主張しているようです。
1990年代の岩手競馬は名馬メイセイオペラが地方所属のまま、果敢に中央競馬に挑んでいました。
そして1999年に史上初めて、地方競馬所属馬が中央のGⅠフェブラリーステークスに勝利するのです。
岩手競馬関係者やファンの喜びは大変なものでしたが、芝コースの新設はダートだけでなく芝コースでも所属馬のGⅠ制覇を目指していたと想像できます。
それくらい当時の岩手競馬は馬産地としての誇りがあり、南関東競馬と競っていてより良い競馬を実現しようとしていました。
しかしながら2024年10月現在、芝コースは使用されていません。
これは盛岡競馬場の芝が洋芝であることも影響しているようで、昨今の気温上昇が芝の正常な成長を妨げているようなのです。
以前より行われていた芝のレースがダートに変更になっていますが、今後の地方競馬全体のためにもぜひ復活してほしいですね。
\パチンコ・パチスロ・競馬・スポーツ・カジノゲームなど盛りだくさん!/
盛岡競馬場におけるダートコースの特徴
盛岡競馬場のダートコースは1周1600m、幅員25m、フルゲート16頭と地方競馬にしては大きなコースです。
第2コーナーの長い引き込み(400m)が特徴で、それにより様々な距離のレースをワンターンで行うことができます。
最大高低差4.4mを制する馬が勝利に近いのは間違いありませんが、距離別にはどんな特徴があるのでしょうか。
盛岡競馬場におけるダートコースの特徴を距離別に見ていきます。
ダート1000mは逃げるが勝ち
ダート1000m戦は向正面からスタートします。
スタート後上り坂と思ったら第3コーナーですぐに急降下し、最後にもうひと上りするコースです。
距離が短いということもありスタート後の位置取りが大事で、勢いよく逃げられる馬が強い印象です。
少なくとも5番手以内でないと勝つことは難しいため、この距離は先行力の鋭い馬を狙いましょう。
ダート1200mは内枠の逃げ馬が走りにくい
ダート1200m戦は、第2コーナーを回ったところがスタート地点です。
最初のコーナーまで長い距離を走るので、中枠で先行力のある馬が有利になります。
内枠の逃げ馬は外から被せられると走りにくいので、スタートダッシュを決められないと苦戦する印象です。
ダート1400mは外枠がやや有利
第2コーナー引き込みからスタートするのが1400m戦です。
1200m戦よりもさらに最初の直線が長いので、外枠でも先手を取れる可能性が高くなります。
内の馬を見ながらレースを進められるということからも、この距離は外枠がやや有利と言えるのです。
ダート1600mは力のある差し馬が有利
ダート1600m戦は、第2コーナー引き込みをいっぱいに利用して行われます。
スタート後本線に合流するまでに400m、さらに第3コーナーまでも400mあり、計800mの直線を走るのです。
そのため先行馬はペースを上げづらく、差し馬は比較的ゆったりとレースを進められます。
仕掛けどころを判断しやすいため、力のある差し馬が有利です。
ダート1800mはコースを一周する
ダート1800m戦はスタンド前からスタートします。
4つのコーナーを回ることから、距離のロスが少ない内枠がやや有利な印象です。
特に強力な逃げ馬が内枠にいたら、馬券に絡めてみることをおすすめします。
ダート2000mはスローペースになりやすい
ダート2000m戦は第4コーナーからスタートし、馬場を1周するコースです。
スタート後はスタンド前の長い直線を走るため、ペースはあまり速くなりません。
縦長の展開になり全馬とも距離のロスなく走れるので、仕掛けどころが良ければ差し馬でも勝てる可能性が高くなります。
逃げ馬はスローペースを上手く活かして、ロングスパートで逃げ切りたいですね。
ダート2500mは内枠有利
ダート2500mは向正面からスタート、コーナーを6回通ります。
そのため内枠がやや有利で、特に外枠に入った逃げ馬には厳しいコースです。
長距離ということに加え高低差があるので、スタミナが豊富な馬を狙うようにしましょう。
盛岡競馬場における芝コースの特徴
地方競馬唯一の芝コースは1周1400m・幅員25m・フルゲート14頭で、高低差はダートよりも大きい4.6mです。
ダートコースの内側にあるということから肩身が狭い感じもしますが、どのような特徴があるのでしょうか。
盛岡競馬場における芝コースの特徴を距離別に見ていきます。
芝1000mはスタートダッシュが決め手
芝1000m戦は、第2コーナーを回ったところからスタートします。
スタート後は上り坂が続き、第3コーナーから第4コーナーにかけて一気に下降、最後にまた急坂を上ってゴールです。
そんな変化に富んだコースですが、距離が短いだけにスタートダッシュが決め手となります。
先行力があり、パドックでも元気な馬を狙うようにしましょう。
芝1600mは4つのコーナーで内枠有利
芝1600m戦はダートコースのような引き込みがないため、スタンド前から発走し馬場を1周します。
4つのコーナーとダートより内回りコースということで、内枠に入った先行力のある馬が有利です。
芝1700mは外枠の差し馬が走りやすい
芝1700m戦は第4コーナーを回ったところがスタート地点で、ペースが上がりにくいという特徴があります。
そのため外枠の差し馬が前を見て自分のペースで行けるため、仕掛けどころがわかりやすく走りやすい印象です。
芝2400mは枠順の有利不利はない
芝2400m戦は第2コーナー過ぎからスタートし、コーナーを6回通過します。
そのため内枠有利に感じますが、スタート後最初のコーナーまでの距離があるため外枠でも不利にはなりません。
長距離でも折り合える、落ち着きがある馬を狙うと良いですね。
盛岡競馬場における3人の上手い騎手
地方競馬は中央競馬と比べて、騎手の実力がレース結果に大きな影響を与えると言われています。
特に盛岡競馬場は高低差や長い引き込みなど他場と異なるコース形態であることから、その傾向はさらに大きいのではないでしょうか。
盛岡競馬場における3人の上手い騎手を紹介します。
2023年の第1位!村上忍
2023年盛岡競馬場で最も勝ったのは、106勝を記録した村上忍騎手です。
村上騎手は逃げて良し差して良し、特に人気の無い差し馬を上位にもってくる手腕があります。
ペース判断に優れているとも言え、難しい盛岡競馬場を手の内に入れている感じです。
強い逃げ馬では1着固定、人気のあまりない差し馬は3着に設定した三連単をおすすめします。
2・3着が狙い目!高橋悠里
2023年リーディング2位だったのが高橋悠里騎手です。
1着65回、勝率14.6%はそれほど優れた成績ではありません。
高橋騎手に注目する理由は2・3着が多いことで、連対率30.3%・3着以内率40.2%と共に高い数字になっています。
そんなことから高橋騎手の狙い目は1着よりも2・3着で、三連単フォーメーションに適しているのです。
勝率No.1!山本聡哉
2023年村上騎手を上回って、勝率トップだったのが山本聡哉騎手です。
騎手名 | 勝率 | 連対率 | 3着以内率 |
村上忍 | 21.5% | 38.6% | 52.8% |
山本聡哉 | 25.5% | 41.0% | 55.8% |
表のように山本聡哉騎手は連対率と3着以内率もトップで、2024年5月には地方通算2500勝を達成しました。
2024年現在、盛岡競馬場で最も頼りになる騎手と言ってもいいでしょう。
盛岡競馬場で当たらない人はコレ!最強の攻略法5選
複雑なコース形態、芝もダートもある特殊な地方競馬場ということもあり、「盛岡競馬場は当たらない」とよく言われます。
しかしどの競馬場もそうですが、しっかりと研究すれば攻略のヒントが見つかるはずです。
盛岡競馬場の攻略法を5つ紹介します。
1枠の逃げ馬を狙う
地方競馬場のダートコースは、内にいけばいくほど砂が深くなる傾向にあります。
そのため各馬は内ラチから2〜3頭分外を走っているのです。
最内に入った馬は力を使ってしまい、特に逃げ馬は最後でバテてしまいます。
しかし盛岡競馬場のダートは砂が均一に調整されているためか、1枠の勝率が高い傾向にあります。
2023年の1枠勝率は13.2%で、回数の少ない大外を別にすればトップです。
力のある逃げ馬が1枠に入った時は、狙い目であると覚えておきましょう。
1番人気馬を信じる
盛岡競馬場の1番人気馬の2023年の実績は以下の通りです。
勝率 | 連対率 | 3着以内率 |
40.6% | 62.9% | 75.2% |
このように他の地方競馬場と同様に高い数字となっていることから、盛岡競馬場は1番人気は人気通りに扱い、馬券に絡めるようにしましょう。
水沢競馬の成績は参考にしない
岩手県競馬組合は盛岡競馬場と水沢競馬場を運営していて、馬や騎手は2つの競馬場を行き来しています。
そのため南関東競馬のようにそれぞれの競馬場の成績を比較しがちですが、岩手競馬についてはそれはあてはまりません。
水沢競馬場は右回りの平坦なコースで、左回りで高低差の大きい盛岡競馬場とは全くの別物だからです。
そこで盛岡競馬場の必勝法として、新聞の過去成績で水沢競馬場の実績は見ないようにすることをおすすめします。
盛岡競馬場で良い成績を残している馬を中心に予想を組み立てましょう。
実力馬が実力通りに勝ちやすい
盛岡競馬場における主要な距離はダートの1200m・1400m・1600mで、この3距離で全体の70%にもなります。
そしてその特徴は、長い引き込み線によるワンターンの競馬であるということです。
この3つの距離はスタート後の直線が長いため、地方競馬場特有の逃げ・先行馬が圧倒的有利という傾向ではありません。
脚質に関係なく、実力馬が実力通りに勝ちやすいと言えるのです。
盛岡競馬場の予想は、実績上位馬を中心に組み立てましょう。
山本聡哉騎手を信じる
2024年10月5日現在、リーディングジョッキーは山本聡哉騎手です。
勝率・連対率ともトップで、まさにノリに乗ってるという感じがします。
この傾向はここ数年続きそうで、盛岡競馬場の予想は山本聡哉騎手なしでは考えられません。
人気を背負いオッズが低くなるというデメリットはありますが、山本聡哉騎手を頭に入れて馬券を検討しましょう。
盛岡競馬場の特徴と傾向:まとめ
盛岡競馬場の特徴と傾向について解説しました。
盛岡競馬場は、高低差などの難しさから予想がしづらく、馬券が当たらないと言われています。
しかし特徴を一つずつ見ていくと、むしろその反対で、実力馬が実力通りに勝ちやすいということがわかりました。
レースのまぎれが少ないということは、きっちり予想すればきっちり稼げるということでもあります。
競馬ファンからしたらこれは嬉しいことですよね。
盛岡競馬場の特徴をしっかりと把握して、精度の高い予想をしていきましょう。
\パチンコ・パチスロ・競馬・スポーツ・カジノゲームなど盛りだくさん!/