新潟競馬場は新潟県にある中央競馬の競馬場です。
夏のローカル開催の一つとして印象深く、2024年は暑さ対策で昼休みをはさんでレースが行われました。
2001年の大改修によってそれまでの右回りから左回りへと変更され、馬券戦術も大きく変わってきています。
新潟大賞典やアイビスサマーダッシュなどのGⅢが最上位競争ですが、1000mの直線レースなど魅力がいっぱいです。
そんな新潟競馬場はレースが荒れやすいと言われていますが、それはなぜなのでしょうか。
芝・ダートのそれぞれの特徴やコース替わり、得意な騎手を知ることで的中率が上がってきそうです。
また直線1000mについても詳しく知りたいですよね。
新潟競馬場の特徴と傾向を徹底調査しました。
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リニューアルして生まれ変わった!新潟競馬場の特徴
新潟競馬場は2001年にリニューアルオープンしましたが、これは「生まれ変わった」と言えるほどの大改修でした。
新潟競馬場の特徴を見ていきましょう。
1999年まで右回りだった
若いファンの皆さんにはピンとこないかもしれませんが、新潟競馬場は1999年まで右回りでレースが行われていました。
なぜ競馬場に右回りと左回りがあるかについては、諸説ありますが、「どちらにしなさいという決まりがないから」というのが答えのようです。
中央競馬で言えば左回りは東京と中京しかなかったことから、レースをよりおもしろくしたいという意図もあったのでしょう。
いずれにしても右が左になれば、予想も何も全て変わってきますよね。
1999年までと2001年からの新潟競馬場は、全くの別物と捉えるのが正解だと思います。
荒れるレースが多め
新潟競馬場は荒れるレースが多いと言われています。
直線が長いコースなので力通りの結果になりそうですが、特に芝1000m戦と1400m戦は荒れる傾向があるのです。
おそらく坂がなく平坦ということ、長い直線で仕掛けどころが難しいことなどが影響していると思われます。
馬券を買う際は馬の人気に関係なく、自分自身の予想を信じるようにしましょう。
横長で平坦なコース
中央競馬の競馬場は、平面図を見るといろいろな形がありますよね。
中山競馬場の外回りコースのようにおむすび型があるかと思うと、新潟競馬場は横に長い小判のような形です。
各コーナーは通常の競馬場よりも急で、向正面やゴール前の直線が長いという特徴があります。
また芝外回りコースの高低差は2.2m、内回りは0.8mとほぼ平坦なコースです。
新潟競馬場はスピード決着になることが多いと覚えておくといいですね。
外回りの1周距離は日本一
内回りの第3コーナーで分岐する外回りコースは、そこからさらに直線が続きます。
とても長いというのが平面図からもよくわかりますが、新潟競馬場の外回りコースは1周距離が日本一です。
このようにあれだけ長いと感じる、東京競馬場よりも長く作られています。
ちなみに直線距離は東京競馬場の525.9mに対し、新潟競馬場は659.0mです。
こちらは圧倒的な長さと言っていいですね。
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新潟競馬場における芝直線1,000mコースの特徴
新潟競馬場といえば、なんといっても芝直線1,000mコースが思い浮かびます。
夏競馬の代名詞のように言われ、スピードにのって直線を一気に駆け抜けるレースは迫力満点です。
芝直線1,000mの特徴を見ていきましょう。
日本唯一の直線コース
新潟競馬場の芝1,000mは日本で唯一の直線コースで、人で言えば陸上の100m走のような感じです。
外回りコース第4コーナーの引き込みからスタートし、真っ直ぐに走ってゴールとなります。
各馬はカーブが無いためスピードを緩めることなく走れますが、騎手が口を揃えて言うのは「それでもどこかで息を入れる必要がある」ということです。
先行力があって暴走せず、最後も伸びる馬が勝利に近いのだと感じます。
圧倒的な外枠有利
芝直線1,000m戦は圧倒的に外枠有利です。
1枠〜5枠までの複勝率が10%前後で6枠が20%、7枠が30%で8枠は40%にもなります。
これは内側の芝が荒れて、外側の方が走りやすいことが要因です。
映像を見ると、スタート後に各馬とも外に外にと走っていくのがわかります。
たまにそれを逆手にとって1頭だけインを突く馬がいますが、ほとんどは外のきれいな芝を目指すのです。
内枠は外にもっていく距離のロスがあるので、有力馬が内枠に入ったら注意しましょう。
新潟競馬場における芝内回りコースの特徴
新潟競馬場の芝内回りコースは、以下の通りです。
- 1周1,623m(Aコース)
- 直線距離358.7m
- 高低差0.8m
中央競馬の中では標準以上の大きさで、直線距離は中山競馬場(310m)よりも長くなっています。
芝内回りコースの5つの距離の特徴を見ていきましょう。
芝(内)1,200mは差し馬有利
芝(内)1,200m戦は、第2コーナーの出口付近からスタートします。
第3コーナーまで448mあり逃げ・先行馬は様子を伺って走るため、距離の割にハイペースにはなりません。
それを見ながら進められる差し馬が有利で、第3コーナーのスパイラルカーブ、長い直線を活かして先行集団を抜き去る場面が多く見られます。
芝(内)1,400mはどの枠でも良い
第2コーナーの引き込みからスタートするのが芝(内)1,400m戦です。
最初のカーブまで648mあるため、枠順の有利不利はありません。
平坦でスピードが出やすいですが、最後の直線までじっと我慢できる馬が、順調に抜けてくる印象です。
芝(内)2,000mは内枠の逃げ馬が走りやすい
芝(内)2,000m戦は、内枠の逃げ馬が走りやすいコースです。
第4コーナー出口付近から発走し1周するため、コーナーを4回通ります。
直線の長さを考慮しても内枠の方が有利で、うまくペースを落とした逃げ馬がそのままゴールするシーンも多いです。
芝(内)2,200mはスタミナよりスピード重視
第4コーナー前の外回りコースから、芝(内)2,200m戦はスタートします。
2,000mを超えるレースのためスタミナが重要かと考えますが、平坦なコースなのでスピードが大事です。
他場で1,800mや2,000mで活躍している馬も好走しているので、この距離はスピード重視で選んでみましょう。
芝(内)2,400mは瞬発力勝負
芝(内)2,400mは外回りの第4コーナー付近から発走します。
最初の直線がかなり長く、そのためペースは上がりません。
最終コーナーを回ってからの上がりの競馬になりやすいため、瞬発力のある馬を狙いましょう。
新潟競馬場における芝外回りコースの特徴
新潟競馬場の芝外回りコースは、1周2,223m(Aコース)・直線距離658.7m・高低差2.2mです。
とにかく距離が長いのが特徴で、高低差はあまり考えなくてもいいでしょう。
設定されている6つの距離について見ていきます。
芝(外)1,400mは現在は使用されていない
芝(外)1,400m戦は現在使用されていません。
後半の直線勝負となるので、実施されたらおもしろいコースだと思います。
芝(外)1,600mは瞬発力と持久力が大事
芝(外)1,600m戦は向正面中程からのスタートです。
スローペースで進み、各馬は体力を温存しながら第4コーナーを回ります。
直線は仕掛けどころが難しいですが、瞬発力と持久力の差が勝負の分かれ目です。
芝(外)1,800mはスローペースで差し馬有利
1,600m戦のさらに200m後方からスタートするのが、芝(外)1,800m戦です。
スローペースになることが多く、1,600m戦同様に瞬発力が必要になります。
スピード能力のある差し馬がおすすめです。
芝(外)2000mはワンターン
芝(外)2,000m戦は第2コーナーの引き込みからスタートします。
2,000m戦でワンターンの競馬が見られるのは新潟競馬場だけです。
逃げ・先行馬はよほど力がないと押し切るのは難しく、差し馬が有利な距離と言えます。
芝(外)3,000mと3,200mは現在使われていない
芝(外)3,000mと3,200mは現在使われていません。
長い外回りを1周するコースで、長距離王決定戦にふさわしい舞台だと感じます。
GⅢ競走あたりでレースを設定してほしいですね。
新潟競馬場におけるダートコースの特徴
新潟競馬場のダートコースは、以下の通りです。
- 1周1,472.5m
- 直線距離353.9m
- 高低差0.6m
直線距離は全国3位の長さで、ダートだからといって必ずしも逃げ・先行馬が有利とは限りません。
それでは、新潟競馬場におけるダートコースに設定されている、5つの距離の特徴を見ていきましょう。
ダート1,000m・1,700mは現在使われていない
ダート1,000mと1,700mは設定はあるものの、現在は使われていません。
ワンターンの1,000m戦はおもしろそうですが、新潟の1,000mといえば芝直線ということで、そちらに譲った格好になっています。
ダート1,200mは逃げ・先行馬有利
ダート1,200m戦は、第2コーナーからスタートするワンターンのコースです。
外枠の馬が走りやすい印象で、6〜8枠に入った逃げ・先行馬を狙ってみましょう。
ダート1,800mは器用さが大事
第4コーナー出口付近からスタートし、1周するのがダート1,800m戦です。
きついコーナーを4回も通過することから、器用さが大事となります。
どこからでも仕掛けられる自在型の馬がおすすめです。
ダート2,500mは外枠の先行馬が狙い目
ダート2,500m戦は1周半するコースで、コーナーを6回通過します。
ペースはスローになりやすく、きついコーナーを楽に回れる外枠の先行馬が有利です。
新潟競馬場におけるコース替わりの特徴
新潟競馬場は1周距離や直線距離が長い割に、幅員はそれほど広くないという特徴があります。
そのためAコースとBコースの2種類しか設定がありません。
それぞれの特徴を見ていきます。
Aコースの特徴は逃げ・先行馬が走りやすい
Aコースは、競馬場にはじめから設定されているもので、開催の前半に使用されることが多いです。
芝はきれいで荒れていないため、逃げ・先行馬が走りやすい馬場になっています。
前が止まらないとも言われていますが、第4コーナーを回ったあとの直線が長いため、逃げ馬が有利とは限らないので注意しましょう。
Bコースの特徴は幅員が狭い
BコースはAコースの4m外側に仮柵を設置したもので、幅員がAコースよりも狭く21mになっています。
そのためフルゲートはAコースが18頭なのに対し、Bコースは16頭の設定です。
しかし最後の直線が長いためコーナーでゴチャつくことは少なく、レースに支障が出ることはありません。
また開催後半のコース内側は芝が荒れて走りにくいため、外枠の馬が有利な印象です。
新潟競馬場を得意とする騎手
新潟競馬は、夏競馬以外は4大競馬場(東京・中山・阪神・京都)の開催とかぶることが多いため、主力騎手がリーディングを取りづらい印象です。
2023年が菱田裕二騎手、2022年は今村聖奈騎手と活躍する騎手は年によって変わります。
2024年の状況を分析して、新潟競馬場を得意とする騎手の特徴を見ていきましょう。
2024年のリーディングはC.ルメール
2024年は積極的に新潟入りした効果もあり、リーディングはC.ルメール騎手でした。
勝利数 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
21 | 33.9% | 54.8% | 61.3% |
勝利数は2位に5勝差、勝率・連対率・3着内率は全てトップの完全勝利です。
インタビューでは「長い直線が好きなので、(新潟の)外回りは大好きなコースです」と答えています。
600m以上ある新潟外回りの長い直線は、どこで仕掛けるかがとても難しいと言われています。
ルメール騎手はペース・馬の調子・ライバル馬の位置取りなどを把握して、適切なタイミングで追い出しているのです。
トップジョッキーはどこで騎乗しても上手ですね。
横山武史は押さえておこう
新潟リーディングは12位ながら、注目したいのが横山武史騎手です。
勝利数 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
7 | 31.8% | 45.5% | 45.5% |
騎乗数が少ないために7勝にとどまっていますが、勝率以下の数字は高くなっています。
横山騎手の柔軟な乗り方が、新潟競馬場でも活きているのでしょう。
横山騎手が騎乗した際は、3連単で絡めてみると意外と高配当になるのでお試しください。
新潟競馬場の特徴:まとめ
新潟競馬場の特徴について解説しました。
なんといっても1,000mの直線コースが目を惹きますよね。
外枠が有利ですが、積極的に内を突く馬もいて短い距離ながら見どころ満載です。
そして長い直線と平坦なコースのため上がりが速くなり、ゴール前の白熱した攻防が見られます。
3冠牝馬リバティアイランドは、新馬戦で3ハロン31.4秒という脅威の上がりタイムを記録しました。
新潟競馬場の特徴を把握して、スピード競馬を満喫してくださいね。
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