京都競馬場は、京都市伏見区にある中央競馬の競馬場です。
2020年から2年半かけて大改修を行い、2023年4月にリニューアルオープンしました。
阪神・東京・中山の各競馬場と並んで4大競馬場の一つとされ、菊花賞や天皇賞(春)などのGⅠレースが行われています。
右回りで芝コースは外回りと内回りがあり、そのさらに内側にダートコースという構図です。
そんな京都競馬場では昔から「淀の坂」と呼ばれる第3コーナーの坂が有名ですが、それは一体どのような特徴があるのでしょうか。
また芝やダートの各コース、枠の有利不利やコース替わりなども気になりますね。
京都競馬場の特徴と傾向を徹底調査しました。
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内回り・外回りどっち?京都競馬場(改修後)の特徴
京都競馬場は2023年にリニューアルオープンしましたが、実はこの改修はスタンド部分が大半で、コースそのものは以前とほぼ変わっていません。
それでは、京都競馬場の特徴を見ていきましょう。
最大の特徴は第3コーナーの坂
京都競馬場と聞いて真っ先に思い浮かべるのが、「淀の坂」とも言われる第3コーナーの坂ではないでしょうか。
コース全体の高低差は4.3m(内回りは3.1m)で、その大半が第3コーナーにあります。
つまり京都競馬場は第3コーナーが小高い丘のようになっていますが、それ以外はほぼ平坦なコースであると言えるのです。
昔はこの坂を通過する際は、「ゆっくり上ってゆっくり下りる」のが定石とされていました。
しかし競走馬の能力が向上した現在は、下り坂で一気に加速するのが良いと言われています。
第3コーナーをどう越えていくのかが、勝負の分かれ目になりそうですね。
芝コースは内回りと外回りがある
京都競馬場の芝コースは、第3コーナー手前で内回りと外回りに分かれます。
その後内回りは高低差約3m、外回りは約4mの坂を乗り越え、第4コーナーの出口で再び合流するのです。
距離にして110mほど外回りの方が長くなりますが、それ以上に両コースには違いがあります。
外回りは高低差が大きいためよりパワーが大事ですし、内回りはスムーズにコーナーを回る器用さが必要です。
それぞれの特徴に合った馬を選ぶようにしましょう。
芝コースの幅員が広い
映像で見る京都競馬場は広々として気持ちが良いですよね。
その理由は芝コースの幅員の広さで、最大38mもあります。
そのためレースでゴチャつくようなことが少なく、実力馬が力を発揮しやすいコースと言えるのです。
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京都競馬場のコース替わりの特徴
幅員の広い京都競馬場は、東京競馬場と同じくAコースからDコースまで設定が可能です。
そのため開催後半でも馬場の荒れを最小限に抑えられ、スピード競馬が楽しめるという特徴があります。
それぞれのコースの特徴を見てみましょう。
Aコースの特徴は開幕週使用で前が止まらない
Aコースは、競馬場が当初設置した柵に沿ってレースが行われます。
開幕週の芝生はきれいでどの馬も走りやすく、特に逃げた馬がそのままゴール板を駆け抜けるシーンが多いです。
「前が止まらない」馬場であることから、Aコース使用時は力のある逃げ馬が有利と言えます。
Bコースの特徴は逃げ・先行馬が有利
Bコースは、Aコースから3mほど外に柵を設置したものです。
まだ開幕から間もない頃に設定されるため、前が止まりにくい状態が続いています。
そのため逃げ・先行馬が有利と言えるでしょう。
Cコースの特徴は差し馬も届く
Bコースからさらに3m外に設定されるのがCコースです。
開催中盤から後半にかけて使用されるため、内側の馬場はやや荒れてきています。
そのため、外を回る差し馬も十分に届くようになるので注意しましょう。
Dコースの特徴はフルゲートが16頭
A・B・Cコースのフルゲートは18頭であるのに対し、Dコースは16頭という特徴があります。
これはAコースで最大38mある幅員が、Dコースでは最大29mまで狭くなることが理由です。
第4コーナーではややごチャつく感じがあるので、大外を回れる差し馬に注目してみましょう。
京都競馬場における芝内回りコースの特徴
京都競馬場の芝内回りコースは、1周1782.8m(Aコース)、直線距離328.4m、高低差3.1mです。
第3コーナーの坂以外はほぼ平坦で、スピードが出やすいコースとなっています。
6つの距離で設定がありますが、それぞれの特徴を見ていきましょう。
芝内回り1100mは現在使用されていない
芝内回り1100mは、設定はされているのですが現在は使われていません。
芝内回り1200mはスタートがゆっくり
芝内回り1200m戦は、向正面からスタートします。
すぐに第3コーナーの坂を迎えるため、スタート後は比較的ゆったりした流れです。
坂の頂上からは一気に加速するため、前につけられるスピード馬を狙いましょう。
芝内回り1400mは内枠の逃げ馬が有利
第2コーナー出口付近から発走するのが、芝内回り1400m戦です。
下級条件のレースが多いこともあり、差し馬が届きにくい傾向があります。
スピードを活かしやすい内枠の逃げ馬に注目です。
芝内回り1600mは最初のコーナーまでが長い
芝内回り1600m戦は、第2コーナーの引き込みからスタートします。
最初の直線が約700mもあるため、枠による有利不利は考えなくてもいいでしょう。
1200m・1400mにも対応できるスピードのある馬が、そのまま押し切ることが多いようです。
芝内回り2000mは先行争いが激しい
スタンド前からスタートし、コースを1周するのが芝内回り2000m戦です。
スタート後の最初のカーブまでが短いため、先行争いが激しくなります。
逃げ・先行馬はここで力を使ってしまうこともあり、力を温存した差し馬が活躍する余地があります。
特に開催後半の荒れた馬場では、この傾向は強くなるので注意するようにしましょう。
京都競馬場における芝外回りコースの特徴
京都競馬場の芝外回りコースは、1周1894.3m(Aコース)、直線距離403.7m、高低差4.3mです。
内回りに比べて第3コーナーの坂の高低差が大きいのが特徴で、スピードと共にパワーが必要なコースとなっています。
8つの距離のそれぞれの特徴を見ていきましょう。
芝外回り1400mは重賞レースが多い
芝外回り1400m戦は、スワンステークスなどの重賞レースが多く設定されています。
第2コーナー出口からスタートし直線が長いため、外枠でも走りやすい印象です。
また幅員もあることから紛れが少なく、実力馬が勝ちやすいコースと言えます。
芝外回り1600mはスピード決着になりやすい
GⅠのマイルチャンピオンシップで使用されるのが、芝外回り1600mのコースです。
第2コーナーの引き込みからスタートし、第3コーナーの坂まで距離があるためスピードが出しやすいという特徴があります。
1400m戦同様に紛れが少ないので、過去の実績を重視した予想をしましょう。
芝外回り1800mは枠の有利不利はない
第2コーナーの引き込みをいっぱいに使用するのが、芝外回り1800m戦です。
スタート後最初のカーブまで約900mもあるため、枠による有利不利はなくお互い出方を伺いながらレースが進みます。
実力馬が能力を発揮しやすいコースと言えますね。
芝外回り2000mは1993年以降使われていない
芝外回り2000m戦は設定はあるものの、1993年のローズステークス以降使われていません。
芝外回り2200mはロングスパートが決まりやすい
エリザベス女王杯でおなじみなのが芝外回り2200m戦です。
第4コーナー出口からスタートして、1周と少し走ります。
スタート後は長い直線でお互いが牽制して走るため、平均ペースになることが多いです。
スローの場合は、第3コーナー前で差し馬がロングスパートすることもあります。
ペースを読んで馬券を検討しましょう。
芝外回り2400mは瞬発力のある馬が強い
芝外回り2400m戦は第4コーナーの引き込みからスタートします。
長距離ということもあり、スローペースになることが多いです。
上がりが大事になるので、瞬発力がある馬に注目しましょう。
芝外回り3000mはスタミナ重視
菊花賞のコースである芝外回り3000m戦は、向正面からスタートし1周半します。
2度の坂越えがあるため、距離以上にスタミナが必要です。
パワープラススタミナが豊富な馬を狙うようにしましょう。
芝外回り3200mは騎手の腕が重要
芝外回り3200m戦は、天皇賞(春)の舞台として有名です。
3000m戦と同じく2度の坂越えがあり、長距離ということでペース判断の難しいコースと言えます。
そのため騎手の腕が勝敗に影響することが多く、馬の力が互角の場合は上手な騎手の方を選ぶようにしましょう。
京都競馬場におけるダートコースの特徴
京都競馬場のダートコースは、1周1607.6m、直線距離329.1m、高低差3.0mです。
設定のある7つの距離の特徴を見ていきます。
ダート1000m・1100mは現在使用されていない
ダート1000m・1100m戦は現在設定されていません。
新馬戦や未勝利戦で行えばおもしろそうですが、当面使用されることは無いようです。
ダート1200mはスピード重視
ダート1200m戦は、第2コーナー出口付近からのスタートです。
スピードに乗って一気に坂を駆け上がる印象で、坂の頂上からは下りを利用してさらに加速します。
スタートダッシュが上手で、スピードのある馬が活躍しやすいです。
ダート1400mは芝スタート
第2コーナー引き込みの芝からスタートするのが、ダート1400m戦です。
最初のコーナーまでの距離が長く、外枠でもスピードに乗りやすくなっています。
ワンターンのコースですが、逃げ・先行馬が有利な傾向です。
ダート1800mは内枠の逃げ・先行馬が有利
スタンド前からスタートし、1周するのがダート1800m戦です。
4つのコーナーを回るために、内枠の逃げ・先行馬が有利となっています。
ダート1900mはスピードのある馬が狙い目
ダート1900m戦は、第4コーナー出口からスタートし1周するコースです。
中距離ということもありスタミナ重視かと考えますが、意外にもスピード馬が活躍しています。
1600m戦で好成績の馬が出走してきたら狙い目です。
ダート2600mは現在行われていない
ダート2600m戦は現在行われていません。
平坦なコースでスピードも楽しめる長距離戦が期待できるため、復活してほしい距離の一つです。
京都競馬場の菊花賞は強い馬が勝つのが特徴
京都競馬場の代表的なレースと聞いて、まず思い浮かぶのが菊花賞ではないでしょうか。
菊花賞は1938年に第1回が行われ(菊花賞という呼び名は1948年から)、2024年で85回を数える歴史あるGⅠレースです。
改修工事中の2021年・22年は阪神競馬場に譲りましたが、その他は全て京都競馬場3000mで行われました。
「菊花賞は最も強い馬が勝つ」と言われ、3歳馬でありながら3000mの長距離を走ることから、運などの要素ではなく力と力の勝負になります。
クラシック3冠の3冠目のレースということもあり、皐月賞・ダービーの2冠馬が出走するときは例年以上の盛り上がりをみせます。
長い歴史の中でクラシック3冠馬となったのは、以下の8頭のみです。
年 | 馬名 |
1941年 | セントライト |
1964年 | シンザン |
1983年 | ミスターシービー |
1984年 | シンボリルドルフ |
1994年 | ナリタブライアン |
2005年 | ディープインパクト |
2011年 | オルフェーヴル |
2020年 | コントレイル |
現在の競馬は昔より馬の能力が上がったこともあり、それぞれの距離でスペシャリストがいますよね。
そのため2000m・2400m・3000mと3つの距離全てで勝つことは非常に難しく、今後どのくらいの3冠馬が生まれるかは未知数です。
2度の坂越えに長距離というタフなコースが、様々な名シーンを演出してきました。
今後も3歳王者決定戦にふさわしい、良いレースを見てみたいですね。
おわりに:京都競馬場で有利な枠一覧(距離別)
京都競馬場の特徴について解説しました。
最後に、京都競馬場の距離別の有利な枠についてまとめてみましょう。
コース | 勝率の高い枠 |
1200m内 | 1,7 |
1400m内 | 4,7 |
1600m内 | 3,7 |
2000m内 | 3,4 |
1400m外 | 2,4 |
1600m外 | 4,8 |
1800m外 | 3,4 |
2200m外 | 5,8 |
2400m外 | 4,8 |
3000m外 | 4,7 |
3200m外 | 1,8 |
ダ1200m | 7,8 |
ダ1400m | 1,5 |
ダ1800m | 1,6 |
ダ1900m | 3,6 |
第3コーナー以外は平坦なコース、広い幅員などから、京都競馬場では、どのコースも極端に有利な枠というのは無いようですね。
実力馬が実力通りに勝ちやすいコースであると言えます。
そのため予想する際は枠にこだわらず、過去の実績からレースに出走する馬の力関係を見抜くことが大事です。
京都競馬場の特徴を把握して、回収率アップを目指しましょう。
新しくなったスタンドで声援を送るのも良いですね。
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